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今まさにウイスキーラヴァーの間で話題沸騰中の、ラフロイグ蒸留所200周年記念ボトル、通称バイセン。
ウイスキー仲間のご好意で、Friends of Laphroaig向けと同一ロットのモノを飲ませてもらうことが出来ました。
  
LAPHROAIG
15 years old
200th Anniversary
43% 700ml
評価:★★★★★★★(7)
 
"エステリーで柑橘系のアロマが広がる香り立ち、ラフロイグらしさともいえるバニラを思わせる甘いヨード香や、ナッティーなピート香もある。
口当たりはパイナップルやレモンピールを思わせる酸味と微かな渋みを伴うフルーティーさ、コクのあるボディに微かな潮気とスパイスを感じる。
フィニッシュはスモーキーで、ヨードの甘みの中にフルーツが戻ってくる。"
 

ラフロイグの200周年記念リリースのうちの1本。
近年のラフロイグはフルーツ系に振ってるなぁと思うボトルが結構ありますが、このボトルも例に漏れずフルーツ系でした。
しかし流石記念ボトルだけあって、ただフルーティーなのではなく、全体構成をしっかり考えてボトリングしている印象を受けます。
加水なので色々意見はあると思いますが、むしろ加水だからこそのバランス。加えて、それでもやっぱりラフロイグという個性もしっかりあるので、高い完成度を感じさせる要因にも繋がっているように思います。
 
個人的にラフロイグは、スコッチのオフィシャルで今現在最も安定している蒸留所のひとつ。
このバイセンは今後数万本単位でリリースがあるとのことですが、同じ味であるか、あるいはさらに良い味だったら良いなと期待しています。