洛山 25年 サントリーブレンデッドウイスキー 43%

RAKUZAN
Aged 25 years
Suntory Blended Whisky
700ml 43%
グラス:ハイランドパークテイスティング
量:30ml程度
場所:自宅(持ち寄り会@NYさん)
時期:不明
暫定評価:★★★★★★★★(8ー9)
香り:華やかでウッディーな香り立ち。アプリコット、サルタナレーズン、干し柿の甘み、非常にリッチで充実している甘いドライフルーツの果実香。グラスの残りがはお香や白檀を思わせる日本家屋的な落ち着いたアロマ。
味:リッチでまろやかな口当たり、干し柿やドライマンゴー、メープルシロップ、舌の上で盛り上がるような甘みから、徐々に香木系の木の香りが鼻に抜けていく。ジャパニーズの長期熟成らしくウッディーさは強いが非常にバランスが良い。後半はオーキーな華やかさ、フルーティーでドライな余韻が長く続く。
リカーマウンテンが創業25周年を記念して2015年に発売したオリジナルボトル。
当時サントリーがそうした高級ブレンデッドの注文を受け付けており(おそらく受注はマッサン放送前後か)、ビックカメラ、信濃屋、キンコー、そしてリカーマウンテンがそれぞれキャラクターの違うブレンドをリリースしました。
信濃屋とキンコーのブレンド、和響と鳳雅は、前者がミズナラ、後者がシェリー樽原酒の個性を際立たせていたのに対し、ビックカメラとリカーマウンテンのブレンデッドは長期熟成原酒がバランスよく使われ、サントリーのブレンド技術の粋を見るようなバランス、奥行き、複雑さが堪能できる。
これぞジャパニーズブレンデッドウイスキーの理想系の一つ!という、素晴らしい1本に仕上がっています。
なんというか、これをリカマンがリリースしたというのは、若干悔しくもあるような気持ちさえ感じてしまいます。
華やかなサントリーらしいミズナラ香に加え、ボディはシェリーやホワイトオークのとした香味、余韻がウッディネスタイプで個人的な好みを言えばほんのひとさじピートが欲しいとも思ってしまうのですが、ミズナラ原酒を使うならブレンドの形はこの方向性以外ないだろうなとさえ思います。
ちなみに同日センチュリー21年をこのボトルを飲み比べましたが、どちらも同じベクトルにあり素晴らしい味わいで、センチュリー21年がミズナラ寄り、洛山は複雑さと奥行きが強いかなという印象でした。
このボトルはウイスキー愛好家のNYさんが「くりりんさん、この前ブログでこれ飲んでないって言ってましたよね?」と持ち寄り会に持ってきてくださいました。
価格もさることながら、その美味しさに「配給制だ!そこに並べ!」と参加者に緊急統制を強いてしまったほどです(笑)。
素晴らしい経験をありがとうございました!
これぞジャパニーズブレンデッドウイスキーの理想系の一つ!という、素晴らしい1本に仕上がっています。
なんというか、これをリカマンがリリースしたというのは、若干悔しくもあるような気持ちさえ感じてしまいます。
華やかなサントリーらしいミズナラ香に加え、ボディはシェリーやホワイトオークのとした香味、余韻がウッディネスタイプで個人的な好みを言えばほんのひとさじピートが欲しいとも思ってしまうのですが、ミズナラ原酒を使うならブレンドの形はこの方向性以外ないだろうなとさえ思います。
ちなみに同日センチュリー21年をこのボトルを飲み比べましたが、どちらも同じベクトルにあり素晴らしい味わいで、センチュリー21年がミズナラ寄り、洛山は複雑さと奥行きが強いかなという印象でした。
このボトルはウイスキー愛好家のNYさんが「くりりんさん、この前ブログでこれ飲んでないって言ってましたよね?」と持ち寄り会に持ってきてくださいました。
価格もさることながら、その美味しさに「配給制だ!そこに並べ!」と参加者に緊急統制を強いてしまったほどです(笑)。
素晴らしい経験をありがとうございました!