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ブラックニッカ・ディープブレンドの味は1週間で変わる?

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ディープブレンドは開けたては甘い香りで濃い味わいだが、1週間もすれば香りが飛んでしまう。 
なんて話をネット上で見かけました。 
なるほど、それを聞いたらテイスティングをUPした身分としては経過を見てみないといけません。今日でちょうど一週間なのですから。 

ただ結論から言うと、変わりますよ、そりゃ。 
開封して外気が入り込むわけですから、酸化による"変化"は少なからず起こっています。後はこうした変化が「ネガティブ(劣化)」なのか、「ポジティブ(開いた)」なのかは飲み手の感じ方次第だと思います。 

・元のテイスティングはこちらから。 
ブラックニッカ・ディープブレンド 2015年ニューリリース 

自分の意見はどうかと言うと、これは「開いた」ですね。 
当初感じられたカラメル系の甘さから、原酒の特徴(えぐみ、バニラ系の甘さ)がメインで感じられるようになっていました。木香も当初より感じます。 今回のテイスティングではアルコール感も若干強く感じられましたが、ここは気温や湿度の違いもあるかもしれません。 余韻で感じるウッディーな苦味は健在で、樽材由来の甘みもあり、ここは相変わらず値段以上に良い出来だと思います。 

開封後に少しこもったようなはっきりとしない感覚があり、数日後にそこが晴れて裏にある香味が感じられるようになることは、比較的よくある変化の一つ。特にオールドボトルなんかでは、はっきりと香りが立ってこないレベルのものもあります。
今回は原酒由来のフレーバーの一部が開いていなかったので、その他のフレーバーが濃い甘いカラメル系の香りとなって感じられたのかなと思います。

しかし若い原酒を連想させるえぐみが出てしまったので、劣化と感じる人も居るかもしれません。
自分もこの部分は、なんかなぁという印象もあります。復刻版ブラックニッカも似たような印象ありましたし。ディープ、お前もか…と。実際若い原酒使ってますから仕方ないんでしょうけど。
まあロックやハイボールにすると消えるので、そういう飲み方なら問題なしじゃないでしょうか。
この価格帯に多くを求めるのは酷ってモノです。

ちなみになんか添加してるんじゃないかとか、疑りの声もありましたが、添加っていうのは最近のダンカンt…とかケイデンh…みたいn…

おや? 誰だこんな時間に…。

ブラックニッカ・ディープブレンド 2015年ニューリリース

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ジャパニーズが続きますが、 この数ヶ月間はジャパニーズウイスキー変革の時期でもあるため、 集中的に取り上げていこうと思います。
さて、本日6月2日リリースとなりました、 ブラックニッカ・ディープブレンドです。
このボトルに関してはBARで飲むのも1本買うのも、 たいして値段が変わらないのでご購入です。
まぁ余ったら会社の飲み会に提供して飲んで貰えばいいわけだし。

ニッカ新時代の先鋒を担う一本。
見せて貰おうか、ディープの実力とやらを・・・ということで、 テイスティングです。

BLACK NIKKA
DEEP BLEND
45% 700ml

評価:★★★★☆(4-5)

"ツンとしたアルコール感、カラメルソースの苦味と甘さ、メンソール、注ぎたては平坦な印象であまり香りが立たないが、時間と共に木材、そしてモルティーな麦芽香、微かなスモーキーさが感じられる。
口当たりは確かに濃い目でしっかりしている。カラメルの甘さ、樽香、粘性がある。フィニッシュはさらりとした舌触りとピリッとしたスパイス。ピーナッツバターを思わせる香味と麦芽や樽由来の心地よい苦味。杯を重ねると口の奥に渋みとカラメルの甘みが蓄積する。"

その他の飲み方として、少量加水では特筆する変化は無いが、ロックでは甘みが引き立つ、特に冷えた状態が良い。ロックで飲むなら☆5評価。
ハイボールはスッキリした飲み口で、飲んだ後に樽の香りが鼻に抜けていく。序盤にカラメル系の甘さが残るので、レモンを絞っても良いかもしれない。


余韻が良い味を出しているな、というのが第一印象です。
余市NAや復刻ブラックニッカのほうが個性的ですが、トータルの完成度はディープブレンドのほうに軍配。
全体的にも安ウイスキーらしくない、ウイスキーらしさが感じられます。
香りの段階では弱いと感じたものの、口に含むと度数の高さは伊達じゃない、しっかりしたボディ、若い原酒の嫌味な感じが少なく、何より良いのが余韻で感じられる心地よい苦味。この余韻が良い仕事をしています。 

一方で、このブレンドはどこまで行っても、どう飲んでもブラックニッカの枠の中にあるとも感じます。
昔は高級酒の時代もありましたが、現在のブラックニッカは良くも悪くも大衆酒です。
大衆酒だからって貧乏臭いとか、そういう悪い意味でこの話をしているわけではありません。
シングルモルトのように個性豊かでもなく、響のように重厚できらびやかなドレスのようなモノでもない。いわば普段着、求められているものがそもそも違うという意味です。
それは大衆の中に溶け込む平均値。肩肘張らない、普及価格帯だからこその凡庸さ。その中で、ちょっと違う個性を出しているのがリッチブレンドであり、ディープブレンドなのだと思います。



実売1500円前後のブレンドが、竹鶴17年を食うような過度な期待は厳禁ですが、なるほどと思わせる工夫がある味わい。 というか値段で考えたら充分良い仕事しています。
ストレート、ハイボール、ロック、どの飲み方でもこういうことかというイメージを感じるはず。
名前とイメージがリンクするって、商品開発では基本であり大切なこと。
ニッカさん、中々良いモノを出してきましたね。次のリリースも期待しています。

ニッカウイスキーの9月1日以降のラインナップ考察(値上げ・終売情報まとめ)

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昨日5月26日、ニッカディープブレンドの販売が正式に告知されました。
告知といっても4月上旬にはアマゾンに商品が掲示されるなど、業界側に動きはありましたので若干今更感はありますが。
気になっていたのはこの公式発表と合わせて終売の告知がされるかどうか。
結局この点は触れられてませんでしたので、やはり余市、宮城峡のニューリリース発表と合わせてになるのでしょうか。

ブラックニッカ・ディープブレンド新発売
http://www.asahibeer.co.jp/news/2015/0526_2.html

値上げ、終売については情報が出そろいましたし、ここでちょっとした考察をしたいと思います。
まずはじめに今回発表・通達された2つの情報に、新発売のディープブレンドを加えて、現時点での2015年9月1日時点のニッカウヰスキーラインナップを作成しました。


いやーこうしてみると圧巻ですね。
箱船に乗れたのは飲食店などに販売量の多い一部のブラックニッカだけという状況。
ニッカがどの銘柄と戦略に重きを置いているのか、一目瞭然です。

続いては、今後のリリース・展開を予想するため、このリストから9月1日以降も販売を継続するモノを抜き出し、価格別に他社との横並びを見てみます。
本来他社との横並びだけでは考察材料としては足りない部分もあるのですが、とりあえず作成したところ思った以上に面白いリストになりました


※価格はメーカー希望小売価格(税別)です。一部オープン価格のものについてはネットショップの実売価格を参考にしています。
※こちらで決めた価格帯で線引きをしていますが、対象の価格によって位置をずらしてあります。
※本リストの価格、ラインナップは2015年5月26日時点で発表されている物になります。今後の各社の動き次第では変動があります。

まずサントリー、見事な分布だと思います。
シングルモルトもブレンデットもハイエンドをきっちりおいて、価格帯にほぼ抜けが無い。
低価格帯は多様な購買層にあわせてキャラクターの違う商品が揃っている。
価格帯の線引きは何か裏付けがあるものではないんですが、ここまでバランス良く配置されるとは思いませんでした。
これだけの布陣が整っているのですから定番商品の開発は不要で、後は原酒との関係で出荷量を調整しつつ、たまに限定品をリリースして話題にしていけば良いような印象を受けます。

キリンはドリンクスでの販売品も配置していますが、店頭販売品のみにすると悲惨なことになります(笑)
富士山麓18年も終売になっちゃいましたし、今後新商品発表がないと店頭品が3000円以下の商品のみという事態に。まぁコアな銘柄はドリンクスで展開するという戦略なのかもしれませんが・・・それにしても寂しい陣容です。

そしてニッカ、大規模な終売があったとはいえ、3000円未満の低価格帯はブラックニッカを軸にしているだけあって充分サントリーと戦っていける布陣だと思います。
500ml仕様ですが、ピュアモルトシリーズがあるのも個性的で良い感じ。まぁ昔の充実具合からすれば明らかに減ってしまいましたが、これも選択と集中の一環ということで・・・。

そしてここから、次のリリースがどこに落ちてくるかを考察します。
サントリーとニッカの3000円以上では、それぞれの価格帯で、価格面でサントリー>ニッカの構図ができています。
(例えば山崎12年 8500円に対して竹鶴17年7000円というように。)
この関係で見て行くと、発売予定のシングルモルトの大本命は灰色で示した3001~5000円の間、山崎、 白州のNAと競合する形。
価格は傾向通りなら同じかそれ以下、4000円くらいで新製品の余市NA、 宮城峡NAを出してくるんじゃないでしょうか。ここは比較的購買層も多いと考えられるため、ニッカ、サントリー両社の競争が加熱しそうです。
あとはブレンデット。鶴17年が終売となったことで、ブレンデットのハイエンドが12年になっています。
今や知名度最高潮、マッサン効果ですっかり時の人な"竹鶴"に力を入れていくとはいえ、流石にブレンデットが12年のみというのは寂しい話。
ニッカは日本のグレーンウイスキー史においても先駆者なのですから、竹鶴21年と横並び、10000~15000円くらいで、例えばザ・ニッカの20年前後をリリースしてラインナップに厚みや高級感を持たせてほしいところです。
何気に30000円から上も色々空白なんですが、まぁここは定番品というより限定品ゾーンかなぁ。


長くなってしまったのでまとめますと
・サントリーの分布はお見事。出来ればこのまま値上げ無くいってください(笑)。
・ニッカは4000円前後と10000~15000円でニューリリースを出してくるんじゃないか。っていうか出してください。
・キリンさん、氷結ばっか作ってないでがんばれマジで!

ということで、現時点での考察はここまでとします。


参考:サントリー値上げ情報
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1022184268.html

参考:ニッカ値上げ情報詳細
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1027880331.html

参考:ニッカ終売情報詳細
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1028374754.html

参考:キリン終売情報(富士山麓18年)
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1028435132.html


【6月12日追記】
9月1日以降のニューリリースについて情報を記事にしました。価格はとりあえず予想通りで(笑)

【速報】 9月1日新発売の「余市」と「宮城峡」の詳細について(6月12日更新)
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1030603271.html


9月1日発売の新余市・宮城峡のテイスティングと評価は以下をご参照ください。

シングルモルト余市(45%)  

ニッカウイスキー缶ハイボール 4月7日発売3種

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先日紹介した、ニッカウイスキーの缶ハイボール新商品3種。
光陰矢のごとしで4月7日を向かえ、気が付けば店頭に並んでいました。

参照記事:ニッカウヰスキー4月7日発売の新ラインナップについて
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1023254423.html

記事で紹介もしましたし、責任取ってUPします(笑)。

写真左:ニッカハイボール 7%
写真中央:竹鶴プレミアムハイボール 7%
写真右:ブラックニッカ クリアハイボール 9%
(全て2015年4月7日発売)

個人的に一番の注目株であるクリアハイボールは、成分表示の通りの味というか、本当にブラックニッカクリアブレンドのハイボール(笑)。
原材料、モルト、グレーン・・・以上。ハイボール缶なんですから本来コレですよね。

そのまま飲むとそこそこというか、やっぱりクリアブレンドだなと思う味です。これがかなり食事に合う味で、塩味とも辛味とも相性が良く、スイスイ飲めました。(晩飯替わりの砂肝炒めとキムチ納豆、生活感丸出しのメニューで実証w)
デザートに食べたパイナップルとも中々で、切ってそのまま中に入れるのもアリかもしれません。
これは夏にかけてお世話になりそうです。

IMG_1743

竹鶴プレミアムハイボールは、前回の限定発売のものと、ブレンドは変わっていない感じです。
モルティーでビター、クリアな飲み口。若い原酒由来のえぐみを感じるため、あまり冷やしすぎないほうがいいかもしれません。
自分の好みとしては・・・正直ちょっとがっかりしました。今の状況では熟成感出すのが難しいのかもしれませんが、ニッカ味以上にベンネヴィ・・・(おや、誰だこんな時間に。)・・・なので、もう一歩踏み込んでほしかった。
これも食中酒向きという印象ですが、単体で飲むなら氷を入れないハイボールで、エールビールのようにゆっくり飲んでいくのが良いと思います。

そしてニッカハイボールは・・・まぁ香取君がPRしてるから、イインジャナイカナーなんてごめんなさい侮ってました。これ、ライバルの角ハイ缶より断然良いです。
「ちゃんとウイスキーの味がする?」 いやいやウイスキーの味じゃなくてチューハイチックというか、レモン香料の味。
ウイスキーハイボールとして評価するならアレですが、こういう飲み物として割り切るならアリな味で、これは食中っていうか下町飲み屋的な味です。
ウイスキーベースとあってアルコール感が穏やかで呑みやすく、変なギスギス感が無いのがポイント。後味が人工香味料的にもっさりしてますが、食中なら問題ないかな。缶のままぐびぐびいきたいですね。


ニッカハイボール

今回のニューリリース、くりりん的オススメ順位は、
①クリアハイボール
②ニッカハイボール
③竹鶴ハイボール です。

竹鶴ハイボールは、竹鶴17年や長熟原酒をフロートして飲むと良くなります。
プレミアムなのにヒト手間必要とは、まったく手間のかかるやつですよ。

しかし炭酸系のアルコール飲料は飲んでると楽しい気分になってきますね。今夜はもう少し飲んで寝ることにします。

そういえば次のニッカのリリースは、ブラックニッカのディープブレンド、700ml 45%。
新樽熟成原酒をキーモルトとしたブレンデットらしいです。
新樽といえばジャパニーズではニッカなワケですが、よりニッカ色を出してきたブレンデット。次のリリースも期待しています。

ブラックニッカディープブレンド 6月2日発売
http://www.amazon.co.jp/dp/B00V9YRXI8/ref=cm_sw_r_fa_dp_4wtjvb12CCFMF

では、今夜はこの辺で。
にっか~(´∀`*)

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