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VIA DIAGONALIS
SELECTED RED
CASTRA RUBRA 2009
750ml 14.5%

熟成されたワインに漂う落ち着いた酸味、スワリングすると微かにハーブを思わせるアロマ。どっしりとして重みのある香り立ち。蜜っぽさのあるカシスやブルーベリーの甘酸っぱさ、濃厚でふくよかな口当たり。ほのかな土気から、徐々に樽香、タンニンが程よい酸味と共に口の中をキュっと引き締めていく。

温度は18〜20度程度に戻して。2009年ビンテージだけあり、既に熟成された要素も感じられ、濃厚でありながらまろやか、そして余韻の酸味とタンニンまで全体の繋がりが良く、余韻も長い。バキュバン保存で2日目は少し酸味が強いものの、少し時間をかけると甘みが戻り、充分楽しめる。




カルディコーヒーファームで扱っている(2018年2月現在)、ブルガリアの赤"カストラ ルブラ ヴィア ディアゴ ナリス セレクテッドレッド2009"。先日、コメント欄でオススメ頂いたので買ってみたんですが、確かにこれは安うまです。(ヨシダーさん、ありがとうございました!)

ぶどう品種はメルロー、カベルネソーヴィニョン、ルビン、マヴルッド。後半2種類はよくわかりませんが、メルロー、カベルネと言われると納得の濃厚さがあります。
そして瓶詰め直後はもっとタンニンや酸味がバキバキだったと思うのですが、熟成を経て全体のバランスが整ったのか、開けてすぐ飲めてしまう手軽さも魅力。「赤ワインは酸味が強くてどうも・・・」というウイスキードリンカーにもオススメ出来るまとまり具合です。

作り手は「ハイクオリティなワインをリーズナブルな価格で」という方針で作っているそうで、価格は嬉しい1500円〜1700円のデイリー枠。FBのタイムラインに投稿したところ、ウイスキー仲間が宅飲みワインに常備しているという話や、知らない人に飲ませると大抵驚くという話ももあり、知る人ぞ知るコスパ良好ワインなんだなと実感しました。 

なお、どれくらいかを同じような濃厚コスパ系有名どころと比較すると、モンペラやカサーレベッキオより、自分は好みでした。これは良い銘柄教えて貰いました。まさに今が飲み頃と言える味わいですし、もう何本か買っておこうかな。。。



先日、ウイスキー仲間と集まってウイスキー&ワイン会(シメはシェリー酒とバニラアイス)を開催。4人で5本持ち寄って、「醸造酒こんなに飲めねーよ!死ぬ気か!」なんて言いつつ結局ほぼ全部空けてしまい・・・サイコーに楽しめました。 

同じ赤でも地域や国が違うと全然風味も違うので、普通に飲めてしまいますね。
最近、同じような話が別グループで立ち上がり始めたり、今回のようにオススメ銘柄を勧めていただいたり。ウイスキーの繋がりから、新しい世界の広がりを感じています。