シンングルモルト 余市 12年 1990年代流通 43%

YOICHI
Nikka Whisky
Aged 12 Years
1990's
750ml 43%
グラス:SK2
量:30ml
場所:自宅(持ち寄り会@Xさん)
時期:不明
暫定評価:★★★★★★ (6)
香り:エステリーでややナッティーなニュアンスがも伴う香り立ち。蜂蜜、時間とともにこなれた麦芽香。ドライフルーツ、ほのかに樽の焦げたようなニュアンスも感じられる。
味:ピーティーでパワフルな口当たり、香り同様にこなれた麦芽風味。土っぽいニュアンスもある。スパイシーで余韻にかけて強く主張がある。
鼻抜けには華やかな熟成感。余韻はドライでスパイシー、焦げたような木のニュアンスが残る。
ニッカウイスキーから1990年代を中心にリリースされていた、余市の旧ボトル。
リリース期間は10年くらいとそこそこ長かったのですが、最近のブームもあってかあまり見かけませんね。
初期の頃は木箱入りで発売されていたのも特徴です。
時系列的には1987年にピュアモルト北海道12年が発売され、1989年に余市12年に切り替わり、1999年にリニューアル対象となるまでの流通品。その後は先日終売となった45%仕様のオフィシャルシリーズとなります。
またオフィシャルの通常販売品としては初めて余市の名を冠したシングルモルトとされていますが、限定品を含めると1987年の大丸デパート創業270周年記念で余市12年がリリースされています。
味わいはほぼ同時期にリリースされていた旧ボトルの余市10年に比べて樽感がバランス寄りで、エステリーで香ばしい麦芽風味を思わせる、樽の系統から明らかに違うと感じる構成です。
酒質は強く、じわじわとくるピートフレーバーは悪くは・・・ないんだけど、自分は無骨な10年のほうが好みかなー。
しかし現在の余市NAよりは、断然こちらのほうが個性と奥深さを感じます。
時系列的には1987年にピュアモルト北海道12年が発売され、1989年に余市12年に切り替わり、1999年にリニューアル対象となるまでの流通品。その後は先日終売となった45%仕様のオフィシャルシリーズとなります。
またオフィシャルの通常販売品としては初めて余市の名を冠したシングルモルトとされていますが、限定品を含めると1987年の大丸デパート創業270周年記念で余市12年がリリースされています。
味わいはほぼ同時期にリリースされていた旧ボトルの余市10年に比べて樽感がバランス寄りで、エステリーで香ばしい麦芽風味を思わせる、樽の系統から明らかに違うと感じる構成です。
酒質は強く、じわじわとくるピートフレーバーは悪くは・・・ないんだけど、自分は無骨な10年のほうが好みかなー。
しかし現在の余市NAよりは、断然こちらのほうが個性と奥深さを感じます。