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岩井トラディション シェリーカスク 40% マルスウイスキー

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MARS WHISKY 
IWAI TRADITIONS 
Sherry Cask Finish 
Blended Whisky 
Bottled in 2021
700ml 40% 

評価:★★★★★(5-6)

甘く柔らかい香り立ち。レーズンバターサンドのようなドライフルーツとクリームを連想するシーズニングシェリーの甘さとほのかな酸味に、焦げた焼き芋のようなビターで甘い穀物感、微かに油絵の具を思わせるチャーした樽材のエキスに由来する要素も感じられる。
口当たりは40%の加水らしい緩さ、少し水っぽくもある。奥行きもあまりないが、香り同様にダークフルーツやブラウンシュガーを思わせる甘みが含み香として優しく広がり、シェリーオークのビターなウッディネスが適度に余韻を引き締めていく。

ベースは岩井トラディション。複雑さ、スケール、どちらも目立ったところはない、内陸系モルトとグレーン主体のブレンデッド。ただ一つ、シェリー樽由来の香味が全面にあり、それを楽しむという1点に特化した見方をすれば、この価格帯でこの味わいは出物。前述のブレンドの傾向も樽感の引き立て役として、プラス要素に作用している。
香味ともアルコール感は目立たず、若さも感じない調整された状態であるため、ストレートでじっくり楽しむことをお勧めしたい。加水すると甘みよりもビターなウッディさが前に出てくるだけでなく、シェリー感が薄れるためか、時間経過で若い原酒のニュアンスも顔を出す。
少なくとも、シェリー樽に特化したスペイサイド地域の某有名蒸留所のスタンダード12年クラス以上の満足感がある。

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マルスウイスキーが2021年3月26日にリリースした、ブレンデッドウイスキー、岩井トラディションシリーズのシェリー樽フィニッシュ。
3000円台までのウイスキーで、デイリーに楽しめるジャパニーズブレンデッドと言えば、もうサントリーの御三家しかないという話をしていたところ。知人から「JWの基準には合致していませんが、岩井のシェリーは良いですよ。ちょっと飲んでみてください」とサンプルを頂きました。(いつも有り難うございます!)

マルスのフィニッシュ系リリースは久々に飲みましたが、これはいい出来です。
ロット単位で限定リリースとなるのは、クラフト故仕方ないところですが、価格も手頃でデイリーに使えるタイプです。何より日本の温暖な環境下での追熟に由来し、しっかりシェリー感、樽感が出ています。甘く柔らかいシェリー樽由来の香味がわかりやすく、これは愛好家から広く好まれそうな味ですよ。

昔のリリースに例えるなら、サントリーリザーブのシェリー樽仕立てですね。シェリー感の傾向は若干違いますが、樽とその“中身”と、そして環境をうまく使ったリリースだと思います。

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所謂輸入原酒、バルクウイスキーを使ったクラフトリリースは、日本産というメッキを剥がしてしまうと、中身は外国産ウイスキー100%というリリースが少なからずあります。

目指す香味をつくるためのパーツとして、バルクを使うのはアリだと思います。ですが、国内で追加熟成もしておらず、買ってきたバルクのまま、果てはブレンドアルコールを添加したものや、売りは日本の美味しい水(割り水)だけというモノまである中で、わざわざ輸送コストと人件費が追加でかかった、なんの美学も拘りもない割高リリースを前にすると、だったらスコッチでいいじゃん、フィディックとかマレイとかでいいじゃんと思えてきます。

今回テイスティングしたマルスのブレンド、岩井トラディションも、100%とは言わずともバルクウイスキーが相当量使われていると思われます。
味わいはプレーンで、ライトなブレンドですが、そこにシェリー感がうまく溶け込み、こういう要素に特化したリリースなんですと考えれば、作り手の狙い含めて楽しめます。レビューの通り、シェリー感なら某有名蒸留所のスタンダードよりわかりやすく、満足感もある出来です。
そう言えば、以前リリースされていたワインカスクやラッキーキャットとかも、こんな感じでわかりやすく濃厚な味に仕上がってたなと思い出しました。


ちなみに、今回のフィニッシュに使われた樽は、ペドロヒメネス(PX)シェリーカスクであるとされています。ただ、実際にスコッチモルトで熟成を経て出てくるPX樽の熟成感とは異なるタイプで、どちらかと言えばオロロソのシーズニングに近い香味が感じられる、甘いクリーミーさもあるシェリー感です。
恐らく樽に染み込んでいたものか、一部中に入っていた保湿用シェリーが、フィニッシュの短い期間に溶け出ているのではないかと推察します。(以前、他のクラフト蒸留所で飲んだシーズニングPX樽の2年熟成品とかも、こういう味がしていました。)いい意味で、アク抜きとして使えていますね。

現在、大手メーカーによるシェリー樽の調達は、シーズニングのものを何千樽と一度に調達して品質の安定を図る一方、ボデガ払い出しの長熟シェリーカスクは数が出ないため、メーカーが購入せずクラフトメーカーに回ってくることが少なくないそうです。
そうしてシーズニングではないシェリー樽を使ったと銘打ったリリースは、大手では小ロット過ぎて中々出せないですし、出来るとしたらクラフトやボトラーズだからこその取り組みと言えます。

それを今回考察したように、フィニッシュで2回、3回使った上で本格的に熟成に使うなら、価格も抑えられますし短期間で売り上げにもなる。あくまで個人的な予想ですが、岩井のようなフィニッシュリリースは、クラフトらしさと品質を両立出来る、現実的な提案なのだと思います。

サントリー スペシャルリザーブ 40% 2021年流通品

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SUNTORY 
SPECIAL RESERVE 
Luscious Elegant Aroma 
700ml 40% 

評価:★★★★★(5)

香り:穏やかな香り立ち。トップノートは華やかでややドライ、オーク香と薄めたメープルシロップを思わせる甘み、微かにシェリー香に由来する甘酸っぱさも混じる。全体的に適度な熟成感がるが、奥には少し鼻腔を刺激する若さ、やや表面的な印象も受ける。

味:口当たりはスムーズでゆるい甘さ。香りで感じられる甘酸っぱいウッディさと華やかなオーク感が、グレーンのコクや柔らかい口当たりから鼻腔に抜けていく。余韻にかけては樽由来のフレーバーがまとまっていき、ほろ苦く、香り同様に少しピリピリとした刺激を伴いつつ残滓として口内に残る。

主軸となる原酒構成は決して若すぎず、体感で5~12年といった熟成感。白州のバーボン樽原酒を思わせる個性をキーモルトに、シェリー樽系のフレーバーが隠し味となって香味の幅に繋がっている。値段なりの部分はあるが、ストレートでもそれなりに飲め、ロックや水割りに合わせやすい。何より、個人的にはハイボールをお勧めしたい。香味の軸となっているオーク香が伸び、さっぱりとした飲み口から鼻腔に抜けるようにふわりと香る、甘やかで華やかなアロマが特徴と言える。
肩肘張らずデイリーに楽しめる、白州味メインなブレンデッド。目立たないが仕事はきっちり、もっと評価されるべき”いぶし銀”なヤツ。

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2021年4月1日に施行されるジャパニーズウイスキーの新基準。
自主基準ではありますが、この基準に合致する3000円台までのジャパニーズウイスキーは、オールド、リザーブ、ローヤルしかなく。ウイスキーにおける一般的なデイリーユースを同価格帯までとすれば、この3本はまさに、デイリー・ブレンデッドジャパニーズ御三家と言える存在となっています。

先日オールドを飲んでそのクオリティに驚かされ、じゃあリザーブとローヤルはどうだろうと、会社帰りに近所のカクヤスでご購入。
ノーマルなリザーブは、特級時代のものを除けば10年前に12年表記のものを飲んで以来久しぶりであり(新幹線で水割り缶は飲みましたが)、これだけ期間が開いたとあっては、実質初テイスティングとも言えます。

その日はリザーブをロックとハイボールでやりながら、クラブハウスで「JWの新基準を読み解く」を放送したわけですが・・・。お、こいつもええやんかと、放送しながら軽く4~5杯くらい飲んだと思います(笑)。
ブレンドの軸となる10~12年程度熟成したモルト原酒の香味を、若い原酒(特にグレーン)で伸ばしたような方向性はオールドとも同じなのですが、全体的に熟成年数が上がっているのか若さは目立たない。また、白州原酒由来の華やかなオーク香にシェリー系の樽感やグレーンのコク、甘みがアクセントとなって、バランスの取れた仕上がりです。

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あくまで個人的な印象ですが、上述の”御三家”(三本柱とか、呼び方は何でも良いですが、全て半世紀以上の歴史を持つロングセラーなので、敬意を評して)の中で、リザーブは目立たないというか、だったらローヤルでええやんとも思ってしまう位置づけでした。度数もリザーブだけ40%ですし。
ただ、改めて飲んでみるとそれぞれキーモルトとなっている原酒の違いが分かりやすく。ストレートはあまり響かないかもしれませんが、飲み方次第ではなかなかどうして、多くの愛好家が納得できるだろう味わいに仕上がっていると感じます。

リザーブの軸となっている、白州原酒由来の華やかなオークフレーバーは、実は角瓶にも構成要素の一つとして備わっているキャラクターです。ただ、これはハイボールにすると消えてしまう。一方で、リザーブはハイボールにしてもそうした香味が適度に残り、含み香で華やかに香りつつ、余韻はすっきりさっぱり、ブレンデッドらしく飲みやすいバランスの良さが印象的です。

オークフレーバーの強さだけでいえば、スコッチモルトのバーボン樽熟成など、もっと強く、主体的に感じられるものはあります。ですが、そうした銘柄はオークフレーバーが強すぎて、単体では良いのですが、特に食中で使うにはくどいと感じることもしばしば。。。和食、というか白米と味噌汁が出てくるような日常的な食事にはなかなか合いません。
オールドの水割りでも感じた、フードペアリングと言うほどには対象を定めない、まさに日常的な使いやすさ。特定条件下での計算されたバランスの良さが、リザーブにもあるのです。



サントリー・リザーブは、かつて佐治敬三社長の「海外から来たお客さんから見ても、見劣りしないウイスキーを」という号令の下で開発され、1969年に発売されました。
これは1970年の大阪万博を見据えた方針でしたが、1971年には洋酒輸入自由化が始まり、ライバルとなるスコッチウイスキーが自由に輸入・販売されるようになること。
さらに歴史を遡ると、1962年の酒税法改正(雑酒扱いだったウイスキーに、ウイスキー区分が新設される)を受け、国内でも各社の競争が過熱していたことから、サントリーとしてウイスキー区分のブランドを確立するための1手でもありました。

一方で、視点を現代に向けると、国内外で加熱するジャパニーズウイスキーブーム、新たに施行されるジャパニーズウイスキーの基準。そこに適合し、新時代におけるブランド確立に向けて、虎視眈々と準備を進めていたサントリーの戦略。。。
これらの動きが、リザーブ発売当時の状況とも重なって見えて、興味深くあります。

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リザーブの軸となるオークフレーバーは、スコッチモルトに多く見られる王道的キャラクターの一つであり、香味だけでいえばライバルは多数。また製品自体も、価格帯でブレンデッドスコッチ有名銘柄12年クラスとモロかぶりという、まさに激戦区に投入されたブランドです。
ですが、飲み比べて特段見劣りするという感じはなく。ジャパニーズウイスキーらしさを、複数タイプの原酒の掛け合わせ、多彩な樽香が織りなす重厚さとするならば、同じようにオークフレーバーが軸にあっても、淡麗寄りのバランタインやシーバスリーガル12年に無い複雑さを感じることが出来ますし、味の面でも優れていると思います。

1969年発売当時、リザーブのキャッチコピーは「国産品と呼ばず、国際品と呼んでください」でした。
このリザーブの戦略が、どのような結果に繋がったかは定かではありません。すぐにオールドが市場を席巻しましたし、品質面で当時のグレーンは怪しいところもありました。ですが、現代においては文字通りの国産品であり、国際品と呼ぶにもふさわしいクオリティを身に着けたと言えます。

サントリー・リザーブが、今後どのように愛好家に受け入れられていくのか。脚光を浴びる時が来るのか。御三家としてリザーブを残したサントリーの戦略が、現代の市場にどのようにハマるのかはわかりません。
ただ個人的なことを言えば、今まではこうした銘柄は率先して飲んできませんでしたが、改めて飲むと気づく点が多いというか、本当にしっかりと考えられて造られていることが見えてきます。1周まわってデイリーユース。これもまた、ウイスキーの楽しみ方なのかもしれませんね。

サントリー オールド 43% 2021年現行品

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SUNTORY OLD WHISKY 
A TASTE OF
The Japanese Tradition 
700ml 43% 

評価:★★★★★(4-5)(!)
※ストレートの評価。ロック、濃いめの水割りで食中酒として楽しむべき。その場合は+★1

香り立ちは穏やか、甘い熟成した原酒のウッディなアロマが一瞬感じられ、シリアルのような穀物香、サトウキビ、踏み込むとそれを突き破るようにツンと刺すような刺激がある。
口当たりは少々あざとくもあるとろりとした甘さの中に、若干ピリピリとした刺激、若さが感じられる。一方で、シェリーやバーボンオークの熟成した山崎原酒の甘み、ウッディさがふわりと鼻腔に届き、ブレンドの方向性を示している。余韻はビターでやや単調。少し口内に張り付くように残る。

感覚的には10年程度熟成した原酒を軸に、それを若いグレーン原酒で引き延ばしたという構成。
そのため、香味ともトップノートに山崎蒸留所の原酒を思わせる甘やかなウッディさがあって「おっ」と思わせる一方で、該当する熟成原酒を構成の1~2割とすると、8~9割が若い原酒とも感じられる構成であり、グレーン系の風味や、香味の粗さも目立つ。キーモルトの主張はプラス要素であるが、ストレートではやはり安価なウイスキーであることも認識出来てしまう。

ところがこれをロック、水割りにすると、上述の悪い部分が薄まり、熟成原酒由来のフレーバーが伸びて一気にバランスが良くなる。安心感すら感じる味わいだ。特に日常的な食中酒としての使いやすさは特筆もので、特別なシーンのための1本ではない、だからこそ長く親しめる。そんな作り手の意図が感じられるリリースである。

水割り

最近SNS、クラブハウス、いろんなところでプッシュしていますが、個人的に評価急上昇中の1本が、サントリーオールドです。
先日発表されたジャパニーズウイスキーの基準、これと合わせて日経新聞の報道※では、サントリーのブレンデッドで「ジャパニーズウイスキー」に該当するのは響、季、ローヤル、リザーブ、オールドとされており。特にオールドはジャパニーズウイスキーの中で最も長い歴史があり、最も安価なリリースとなります(1950年発売、現行価格1880円)。せっかくだからこの辺をちゃんと飲んでみるかと、購入してみたわけです。※参考記事

正直、びっくりしましたね。あれ?こんなに美味しかったかなと。(驚きついでにLiqulにもコラムを寄稿したので、近日中に掲載されると思います。)
以前飲んだものは、華やかだけど結構ペラいという印象で、ハイボールなのかロックなのか、どちらで飲んでも半端な感じでしたし、そもそも80年代以前のオールドボトルはお察しレベルでした。
原酒の多様性か、あるいは基準に合わせてレシピを変えてきたのか、間違いなく現行品が進化しており、キーモルトの良さに加え、楽しめる飲み方があるウイスキーになっているのです。


補足すると、ストレートでは粗さというか、あざとい感じが、値段相応という部分に感じられます。なので、飲み方によって評価は変わるかもしれません。美味しさの質もちょっと違いますし。
ですが、トップノートに感じられる熟成した山崎蒸留所の原酒を思わせる香味が、水や氷を加えることで、若い原酒の刺激、濃いめの甘さ、香味の粗い部分と混ざり合って平均化され、綺麗に伸びてくれる。非常によく考えられているウイスキーだと思います。

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価格帯で前後のラインナップと比較すると、この山崎の熟成原酒由来と思える甘やかなウッディネスは角やトリスには感じられず、リザーブともキーモルトのキャラクターが異なります。これらは白州のバーボン樽原酒のキャラクターである華やかさ、爽やかなオーク香を感じるんですよね。

構成の違いは、サントリーが各銘柄をどのように飲んで欲しいと考えているかで変わっていると推察します。
上述の通りオールドは水割りで甘み、熟成した原酒の香味が伸びて、ゆったりと楽しめる。柔らかく甘い含み香がまさに和食に合うような、落ち着きのある味わいです。
一方、角やリザーブはハイボールでさっぱりと、オーク香と炭酸の刺激で爽やかに楽しめる。それこそ揚げ物などの居酒屋メニューに合いそうなのがこちらの飲み方です。オールドのハイボールは、悪くないけどそこまでという感じで、線引きされているようにも感じます。


歴史を振り返ると、オールドは和食に合うウイスキーという位置付けでリリースされた系譜があります。
想定された飲み方はまさに水割りやロックといった、日本の酒文化に根付いた飲み方。ラベルにThe Japanese  Traditionと書かれているように、狙いの違いが感じられるだけでなく、これをジャパニーズウイスキーの基準に合致させてきた点にも驚かされました。

それこそ、このクオリティのものを2000円未満という価格で大量生産しているのですから、改めてサントリーの凄さを感じます。
それは原酒の質、種類もそうですが、ブレンド技術ですね。理想的な状況で美味しいモノを作れるのは当たり前で、限られた状況で如何に優れたものを作れるかがプロの技。例えば響21年ならハイボールも水割りもロックも、すべからく美味しくなるでしょう。ローヤル、リザーブも原酒のレベルがオールドより上なので、ストレートでもそこそこ飲めます。
一方このオールドは、原酒に加え、コスト面も制限が強くある中で、シーンを限定することでおいしさを発揮する点にそれを見ます。また、味わいに感じる熟成した原酒の香味から、コスト面はギリギリ、可能な限りを尽くした薄利なリリースではないでしょうか。

オールドは、昭和の一時期、世界トップクラスのセールスを記録した銘柄でしたが、その反動からか色々言われた銘柄でした。光が強ければ影も強くなる。ただ、当時のものを飲むと、その主張にもなんとなく納得してしまう味でもありました。

ジャパニーズウイスキーの基準に照らすと、冒頭述べたように最古にして最安値のジャパニーズウイスキーと位置付けられるのがオールドであり、ここまで紹介したように品質も文句のないレベルです。
それこそ同じ市場を狙うクラフトウイスキーメーカーはリリースの方向性、打ち込み方を考えないと真正面からでは太刀打ちできないとも思ってしまうクオリティ。
迫るジャパニーズウイスキー新時代。約30年の時を経て、昭和の大エースに改めて光が当たる時がきたのかもしれません。

厚岸蒸留所 雨水

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THE AKKESHI 
”USUI” 
2nd. Season in the 24 Sekki 
Blended Whisky 
Bottled 2021 
700ml 48% 

評価:★★★★★(5)

香:甘くウッディな香り立ち。カカオ多めのチョコレートのようなビターなアロマに、若い原酒のクリアな酸も伴うフレッシュさ。梅ジャム、和柑橘の皮、シリアルの香ばしさと、焦げ感を伴うスモーキーフレーバーが穏やかに香る。もう少し熟成を経ると丸みを帯びて一体感も増していくのだろう。

味:粘性のある口当たりから、熟していない果実を思わせる酸味と、ワインやシェリー樽由来と思しきウッディなフレーバー。若さは多少あるが、グレーンと加水が全体のバランスを整えて、コクのある味わい。後半に樽のエキス由来の要素から若干の椎茸っぽさ、フィニッシュはビターで土っぽいピート。青さの残るウッディさと共に、原酒由来の酸味が染み込むように残る。

バランス仕様のブレンデッド。香味とも序盤はシェリー樽やワイン樽由来と思しきフレーバーから、奥にバーボンオーク由来のバニラの甘さ、グレーンのコク、ピートフレーバーと言う流れ。約4年熟成ということもあってストレートでは樽感や酒質に若さ、粗さも残る点は否めないが、少量追加加水することで軽減され、酒質の伸びも良い。ハイボール等の割った飲み方で食中酒にも向くなど、ブレンデッドらしい特性もしっかり備わっている。個人的にはロックがオススメ。
なおこのウイスキーは作り手の想い、こだわりと言う点で、情報量は他のクラフト銘柄以上のものがある。現実と将来の可能性、どちらに重きを置くかでこのウイスキーの見え方は変わるかもしれない。

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北海道・厚岸蒸留所から2021年2月28日リリースされた、24節気シリーズ第2弾、雨水(うすい)。同蒸留所としては、2019年にリリースされたニューボーンシリーズ第4弾に次ぐ、ブレンデッドウイスキーです。

構成原酒は厚岸蒸留所で蒸留・熟成したピーテッド、ノンピートモルト原酒に加え、グレーンは海外からニューメイクとして輸入したものを、厚岸蒸留所内で3年以上熟成して使用。ニューボーンと比較して、味に厚みが出ている一方、クラフトとして現時点で可能な限り”厚岸産のウイスキー”を作ったという1本でもあり、今後さらに理想へと近づいていく、そのマイルストーンであると言えます。
今回のレビューでは、このウイスキーの味と情報それぞれの側面から、ブレンドレシピの考察と、蒸溜所の目指す理想のウイスキーについてをまとめていきます。


■雨水ブレンドレシピ考察
第一印象は、シェリー樽とワイン樽。レビューの通り「ど」が付くほどではないのですが、比較的しっかりと双方の樽感が主張してきます。
ただ、それだけではなく、2つの主張を繋ぐ樽感の存在として、バーボン樽原酒が2つの樽感を慣らし、グレーンウイスキーの働きも口当たりの質感まで感じられます。ブレンド比率としてはモルトとグレーンで半々か、モルトがちょっと多い6:4くらいのクラシックな比率※に近い構成のようです。(※補足:現在、スコッチにおいてスタンダードなブレンド比率はモルト3:グレーン7であるとされているが、古くはモルトが60~70%使われていた。一部銘柄ではこれをクラシックブレンドと呼んでいる)

また、上述3つの樽以外に和的な柑橘感、甘酸っぱさを後押ししているような樽感の存在も微かにあることから、ミズナラ樽も隠し味として使われているのでしょう。モルトの樽構成比率はシェリー4:ワイン2:バーボン3:ミズナラ1とか、そんな感じでしょうか。
一方で、厚岸モルトとして愛好家に期待されるピートフレーバーは控えめで、昨年24節気シリーズ第一弾としてリリースされた「寒露」よりも穏やかにまとめられています。

ピートは百難隠す。ピートを強くすれば若さや未熟感も隠せてそれらしくまとまる一方で、その蒸溜所のベースとなる味わいも隠されてしまいます。どこに線を引いてどのような狙いを込めるのか、特にバランス型のブレンドを造る難しさでありますが、今回のブレンドではピートを穏やかに仕上げたことで、加水やハイボール等、ブレンデッドとして普段楽しまれる飲み方をした時の酒質の伸び、変化がわかりやすかったのはポイントです。

レシピでグレーンが半分くらいと書くと、ボディが薄いのではと感じる方が居るかもしれませんが、このブレンドはそんなことはなく。ハーフロックでも水に負けず、食事とも合わせやすくてよかったですね。食中酒としては和食、意外なところで焼き魚系のアテとも合うんじゃないかと思います。

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■厚岸蒸留所が目指すウイスキー造り

一方で、このウイスキーからは、香味以外に注目すべき情報があります。
それが冒頭述べた”理想へのマイルストーン”。良く知られているに目標に、厚岸蒸留所のウイスキーが目指すのは「アイラモルト」という話がありますが、これは実は少し違っていて、実際はアイラモルトの伝統や精神を受け継いだ、「原材料のすべてを厚岸から調達して造るウイスキー(厚岸オールスター)」を目指しています。

今回のブレンドに使われているモルトは、自社で仕込み、蒸溜を行ったものですが、グレーンは未熟成の状態で輸入したグレーンスピリッツを、厚岸蒸留所で輸入して使用しています。
先日、日本洋酒酒造組合から公開された、ジャパニーズウイスキーの基準に関する記事で、「国産グレーン原酒の問題」について当ブログでも触れさせてもらいましたが、一口にグレーン原酒の設備導入といっても、容易なことではありません。

雨水の原酒構成は基準を意識したものではなく、あくまで厚岸オールスターという理想に近づけるため。まず現段階ではグレーンの熟成から自前で行おうと。ただ、厚岸3年熟成のグレーンではなく、例えば10~20年熟成の輸入バルクグレーン原酒を使えば、手間も少なく、味の点ではさらにまとまりが良くなるような、違うキャラクターになった可能性もあります。あえてそれをしなかった点に、蒸溜所としてのこだわりの強さを感じるのです。

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※北海道・厚岸で栽培したウイスキー用麦芽の収穫風景(厚岸蒸留所 Facebookから引用)

あくまでも個人的な予想と前置きしますが、厚岸蒸留所なら、近い将来グレーンウイスキーの蒸溜も自前で始めてしまうのではないかと思います。それこそ小麦やトウモロコシ等の北海道産の穀物を使ってです。
実際、モルトウイスキーでは、厚岸オールスターの実現に向けた動きとして、北海道の地ビール用大麦麦芽品種「りょうふう」を厚岸で栽培し、一部仕込みもおこなっているだけでなく。湿原で取れる地場のピートを使った仕込みのために、蒸溜所内にドラム式モルティング設備を導入する計画も進められており、それは今年2021年にも完成するとされています。

目指すのは今一時の産物か、あるいは10年、100年先を見据えた理想へのステップか。”厚岸ウイスキー”を作り手がどのように考えているのか。そうした視点で見ると、美味しさだけでは測れない、嗜好品ならではの情報を飲む楽しみが、本ウイスキーには備わっていると言えます。
そうした作り手の想い、今できるベストを尽くしたと言えるチャレンジングスピリット、そしてニューボーン第4弾からの原酒の成長と、ブレンドに関するノウハウの蓄積。雨水の節気が表すように、冬から春へ。厚岸蒸留所が目指すウイスキーの芽吹きは、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

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津貫 ザ・ファースト 3年 59% & ピーテッド 3年 50% マルスウイスキー

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TSUNUKI 
”THE FIRST” 
Single Malt Japanese Whisky 
Aged 3 years 
Distilled 2016-2017 
Bottled 2020 
700ml 59% 

評価:★★★★★(5)

トップノートは熟してない青いバナナのような、硬さと酸を伴うアロマ。グラスをそのままにしていると、麦芽由来の甘みに加え、品の良いフルーティーさがとひっそりと立ち上ってくる。一方で、スワリングすると若い樽感が強めの刺激と共に解き放たれて、荒々しい要素が全体を支配する。複数種類の樽を使っていることでの変化だろう。味はスワリング後の香りの傾向で、パワフルで若い酸味を伴う麦芽風味、そして粗さの残るウッディさ。余韻はハイトーンで、微かにえぐみ、ハッカや和生姜のようなハーブ系のニュアンスを残す。

全体的にまだ若いため、大器の片りんを見せる一方で、それ以上に粗さ、強さが目立つ。ただし粗さといっても、オフフレーバーが強いわけではない。加水することで温暖な環境下で短期間に付与されたウッディさが軽減され、熟成した駒ケ岳に通じるリフィルシェリー樽由来と思しき品の良いフルーティーさと麦芽の甘みが開く。まさに原石という表現がぴったりくるウイスキーである。
近年、クリアで穏やか、度数を感じさせない若い原酒がクラフトシーンに多く見られる中で、津貫は真逆の強さの中に、麦感に粥的な甘みや淀みのある、クラシカルな原酒という印象を受ける。


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TSUNUKI 
"Peated" 
Single Malt Japanese Whisky 
Aged 3 years 
Distilled 2016-2017 
Bottled 2020 
700ml 50% 

評価:★★★★★(4ー5)

スモーキーでウッディな香り立ち。スモーキーさは柔らかく内陸系、ライト~ミディアムレベルの効き。ほのかに梅干しを思わせる酸味、奥にはエステリーな要素もあるが、それ以上に焦げたような樽感、カカオパウダーのような苦みを連想する要素が主体的。口当たりも柔らかくスムーズでスモーキー、出汁っぽい樽感があり、そこを支える麦芽風味と言う流れだが、全体的に骨格が弱い。
余韻は穏やかで落ち着いている。樽酒のようなウッディネスの中に若い原酒由来のえぐみのようなフレーバー、ピートと共に染みこむように消えていく。

バーボンバレル主体と思われるが、華やかでフルーティーな効き方ではなく、短期間でエキス分、チャー部分の焦げ感が効いている。馴染んでいくのはこれからというような、和的な材質の影響や、温暖な環境下での短期間熟成を思わせる仕上がり。ピートは内陸系で、ヘビーピートからライトピートまでいくつかの原酒を混ぜて調整しているのか、あまり強く主張しない。
THE ファーストと比較すると加水調整が強い分、粗さもまとめられているが、その影響か奥行きやフレーバーの骨格が弱い印象も受けた。もう少し様子を見ていきたい。

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長濱、三郎丸、安積、静岡ときて、津貫のレビューを掲載していませんでした。なので今回の更新では2020年に発売された津貫のファーストと、ピーテッド、同時テイスティングです。
どちらもBARのテイクアウト品となります。特に津貫ピーテッドは緊急事態宣言下での発売となり、しばらく飲めないと思っていましたがウイスキー仲間経由で手配いただけました。いつもありがとうございます!

津貫蒸留所はマルスウイスキー(本坊酒造)が2016年に鹿児島・津貫にある同社の焼酎蒸留所に併設する形で整備した、新しい蒸留所です。
マルスと言えば信州蒸留所ですが、これで冷涼な気候である長野・信州と、温暖な気候である鹿児島・津貫という2か所に製造拠点を持つことになりました。また、原酒の仕上がりを決める熟成環境としては、信州、津貫だけでなく、さらに温暖な環境となる屋久島エイジングセラーも整備しており、大手3社とは異なる原酒の仕上がりの幅、変化を実現できる環境が整っています。

マルスウイスキーの歴史を紐解くと、日本のウイスキー産業の黎明期から中心に近い立ち位置にあったにも関わらず、以下に例示するように時代や業界の流れに翻弄されてきた印象があります。結果論で見通しが甘かったと言ってしまえばそこまでですが、不運の連鎖の中にあるようにも。
一方、現代においては、2011年の信州蒸留所再稼働を皮切りに、この連鎖をたちきって事業が軌道に乗ってきているのではないかと思います。

例1:旧摂津酒造時代。竹鶴政孝をスコットランドに留学させ、日本初となる本格ウイスキー事業をに取り組むものの、不況により計画を断念。竹鶴政孝は1923年に寿屋(現・サントリー)で山崎蒸留所に関わる。
例2:ウイスキーブームを受けて自社でのウイスキー生産を再開※させるべく、1980年に信州蒸留所を竣工。1985年から操業を開始するも、日本のウイスキー消費量は1983年をピークに下降、ウイスキーブームは終焉に向かっており、熟成した原酒が揃う1990年代は酒税法改正等から冬の時代が訪れていた。1992年、信州蒸留所稼働休止。
※1960年に山梨にウイスキー工場を竣工。しかし販売不振から1969年に操業休止。当時はスコッチの税率が極めて高く、大衆ウイスキーとしてサントリーのトリス、ニッカのハイニッカ、ブラックニッカ等が主流だったが牙城を崩せなかった。例1から見れば、敵に塩を送った形とも・・・。

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(ウイスキー仲間のAさん経由で頂いた、津貫蒸留所で販売されている3年熟成のシングルカスクリリース。ノンピートタイプ(左)とピーテッドタイプ(右)。製品としての仕上がり、総合的な完成度は通常リリースに表れるが、酒質を見るなら、足し引きしない単一樽のカスクストレングスは欠かせない。)

今回のテイスティングアイテムである2種類のオフィシャルリリースですが、どちらも津貫蒸留所におけるノンピートタイプ、ピーテッドタイプのファーストリリースでありながら、その位置づけ、キャラクターの仕上がりは異なる点が興味深いです。

■津貫THE FIRST について
全体として荒々しさの残る、パワフルな仕上がり。近年、クラフトジャパニーズでは、若くても度数を感じさせない仕上がりが多く見られるなか、この津貫The First は蒸留所のコメントを引用すれば、"エネルギッシュな酒質"が特徴と言えます。

日本におけるウイスキー造りは、スコットランドをルーツとする一方で、北から南まで、例外なく温暖な時期がある環境は、スコッチタイプとは異なる仕上がりの原酒を産み出して来ました。特にその違いは、熟成期間とピークの関係となって現れます。
近年では、スコットランドに倣う、言わばクラシックな造りのニューメイクから、短期間の熟成を想定したクリアで未熟感の少ない、フルーティーさや柔らかさのあるニューメイクが造られるようになり、ひとつのトレンドとなりつつあります。

ところが津貫蒸留所で興味深いのは、確かに未熟香、雑味を減らしてはいるものの、力強い酒質を産み出そうとしている点です。
これはどちらかと言えば長期熟成を想定するスコットランド寄りのスタイルです。温暖で樽感が強く出るからクリアで飲みやすい酒質で短熟で仕上げようという、例えるなら台湾のカヴァラン的発想ではなく、逆に強い酒質で受け止めようという点は、他のクラフトジャパニーズとは異なるアプローチであると感じます。

また、その強さのなかには、ただ粗いだけではない、ハイランドモルトのキャラクターと言える粥のような麦の甘味が微かに感じられ、今後熟成を経ていくことで丸みを帯びて来るのではと予想される点や、フルーティーさも際立つだろう、大器の片鱗も見え隠れします。バーボンバレルも良いですが、アメリカンオークのリフィルシェリーカスクで、フルーティーさを後押しする樽使いもマッチしそうです。
熟成環境故に今後は総じて樽が強くなるとは思いますが、その成長曲線を上手くコントロール出来れば、他にはない個性的な原酒の仕上がりが期待でると予想しています。

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(津貫蒸留所の熟成庫。石蔵樽貯蔵庫の内部。津貫は信州に比べて温暖であり、エンジェルズシェアも信州が3%なのに対し、津貫は5~6%と2倍近い。流石九州、天使も酒好きか。)


■津貫Peatedについて
一方で、この津貫ピーテッドはどうしたのかと首を傾げてしまいました。
酒質はノンピート同様に雑味が少ないタイプ。ライトピートからヘビーピートまで、幅広くバッティングしたためか、ピート香もライト寄りに仕上がって柔らかく穏やか、ポジティブに捉えると飲みやすい。。。のですが、50%にしては緩い。全体的にパワーが足りないと感じてしまいます。
あれ、エネルギッシュな酒質は?序盤に記載したTHE FIRSTとのキャラクターの違いは、この点にあります。

ここで上記のシングルカスクリリースで酒質を比較すると、ピートタイプもしっかり強め。特段違いがあるようには感じられません。
実際、ノンピートとピーテッドで仕込みの仕様に違いはないとのこと。シングルカスクのほうは、ベースは同じく力強い酒質に、しっかりとピート。三郎丸等と同様に、ピート感がクリアではっきりと主張してきます。そこに樽のエキスが入り、ダシっぽいウッディさに梅を思わせる酸味も主張してくる。全体的に若く強い仕上がりです。

となると、ピーテッドリリースに感じた弱さは、バッティングの樽数に加え、加水の影響でしょうか。このファーストとピーテッドでの仕上げの違いについては、なぜどちらも同じ加水率、度数59%にしなかったのか、どんな狙いがあったのか、機会があれば質問してみたいですね。

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■最後に
津貫蒸留所では、津貫でのウイスキー造りに適した酒質を模索している最中にあります。
創業時からの変化としては、糖化工程でお湯の投入回数を増やし、3番麦汁まで取れるよう設備を増設しただけでなく、発酵工程ではディスティラリー酵母とエール酵母の混合発酵を行う中で、それぞれの酵母の強さ、種類(2020年度は7種類を試したとのこと)を模索したり、ピートレベルもノンピートから50PPMのヘビーピートまで、様々な仕込みを実施しています。
そのため、創業初期に比べて現在は酒質も変化してきているとの話も聞きます。

九州地方は、元々蒸留酒として焼酎文化の本場であるためか、昨今はウイスキー蒸留所の計画が複数あり。津貫、嘉之助に加えて宝山の西酒造も本格的に動き出すようです。
そんな中で、今回のリリースや、蒸留所限定のシングルカスクを飲んだ印象としては、他のクラフトにはない個性、パワフルな味わいに繋がるチャレンジだと感じました。個人的に、温暖な地域はキレイで柔らかめが向いていると思い込んでいたところに、津貫のリリースは「なるほど、こういうアプローチもあるのか」と。

津貫蒸留所の生み出すウイスキーには、まさに九州男児と言えるような、力強く、それでいて樽感や他の原酒を受け入れるおおらかさをもつ、太陽と青空の似合うウイスキーに仕上がっていくことを期待したいです。

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※本記事の蒸留所関連写真は、ウイスキー仲間のAさんに提供頂きました。サンプルの手配含め、本当にありがとうございました!

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