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カフェウォッカと冷凍フルーツの組み合わせは至高である

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カフェウォッカ

カフェウォッカ+フローズンフルーツ=アルティメット・ストロングスタイル
ちょっと色々調べたり聞いたりしないと書けない記事を準備しているのですが、時間がかかっているので息抜きに雑多な更新をします(笑)。

数年前から家飲みにちょっといいレモンサワーを作ることに拘っていて、ベースはウォッカの中でも特にお気に入りであるカフェウォッカを、ボトルごと冷凍庫で保管していました。
ある時、カフェウォッカの隣に置いてあった冷凍イチゴが目に入り、何の気なしに冷凍イチゴを氷替わりにして飲んでみたのです。ようするに、ウォッカのロック、氷が冷凍フルーツに置き換わったと思ってください。

結論から言うと、このカフェウォッカ&冷凍フルーツ(フローズンフルーツ)の飲み方が、めちゃくちゃツボってしまったのです。
ウォッカと言えば、フルーツを漬けた果実酒ならイメージがあるかもしれませんが、今回の飲み方は漬けないタイプです。香味の品が良いと言いますか。強すぎない自然なイチゴの香り、徐々に染み出てくる果実味、上質なウォッカ特有のクリアで柔らかい甘み。喉に滑り落ちていく冷涼感と、それが体温で加熱されてジワリと熱を帯びる感覚。。。

飲み終わったときにグラスに残った冷凍フルーツを口に含むと、半解凍となったそれがしゃりしゃりと冷たく、心地よく、程よい酸味と合わせて口の中をリセットしてくれるのです。だから次の杯に手が伸びてしまうわけですが、途中でちょっとソーダアップしても爽やかに楽しめる。
気が付いたら、カフェウォッカは1週間持たずに昇天していました。夏場の今なんて、もう最高に美味しい飲み方の一つだと断言できます。

どちらが良いとか悪いとかではなく、その日の気分の問題なのですが、ウイスキーばかり飲んでいると強めの樽感が煩わしく感じることもあります。
家飲みするお酒のローテーションとして、これは良いジャンルを見つけたと。ここからコンビニやスーパーでフローズンフルーツを探しては、あるいは近所の八百屋で旬のフルーツを買ってきては、様々な組み合わせを試していくこととなります。※勿論、レモンサワーの探求も続けています。

フローズンフルーツ&カフェウォッカ

近年、冷凍フルーツはコンビニでの取り扱いが増え、特にセブンイレブンやローソンなら大概。その他、トップバリューや西友、ハナマサなどでは1年を通じて購入できます。
ということで、ウォッカの銘柄も探索しつつ、様々なフローズンフルーツの組み合わせを試した結果…

ウォッカはカフェウォッカ一択です。
5000円未満で、これ以上のウォッカを見つけることは出来ませんでした。
ウォッカなんてただのアルコールじゃんと思われるかもしれません。実際、普通の1000~2000円のウォッカでも、そこそこ美味しくなります。
しかし、口当たりの柔らかさ、広がる原料由来の甘みは銘柄毎に違いがあり。特に余韻部分は安価なウォッカだとドライで刺激も強い、苦みが出るような感じで、使い方によってはアリだと思いますが、なるほどこういうことかと。カフェウォッカは、ほのかにフルーティーな要素が感じられるだけでなく、余韻のクリアさと自然なキレが特徴で、どう使っても美味いのです。

続いてお薦めの冷凍フルーツは、
・イチゴ
・マンゴー(コンビニ製品のは、アップルマンゴー)
・桃(白、黄)
・メロン(青肉、赤肉)

です。
今の時期は、売っている桃を買ってきて冷凍しておくと幸せになれます。熟れてお勤め品になっちゃってるやつとか良いですね。どうせカットして冷凍するので多少見栄えが悪くてもOK。
とにかくこうして色々試してみるのも楽しいんです。

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逆に、合いそうで合わなかったのが冷凍葡萄。後は意外にも冷凍パイナップル。
冷凍葡萄は最初悪くなかったんですが、皮の部分から青っぽさというか苦みが出てしまい、香りも思ったほどよくならず。食べた際にも皮が口に引っ掛かる、半解凍状態の口当たりの悪さも手伝って、残念な組み合わせとなりました。
葡萄を原料としたウォッカであるシロックと、冷凍葡萄の組み合わせなんてオシャレじゃんと思ってたんですが。。。美味しそうなものと、美味しいものは必ずしもイコールじゃないってことですね。

また、パイナップルなんてド本命だと思っていたんですが、某711で購入してきたものは思ったよりも甘みが出ず、逆に芯に近い部分に当たると残念な結果に…。ただこれはシロップ漬けの缶詰パイナップルを使って、自分で冷凍パイナップルを自作したりすると美味しく仕上がるものもあるので、モノによりけりと言うことになります。

カフェウォッカレモンサワー
(オマケ:爽やかな香りが特徴の瀬戸内レモン。この皮の部分をカフェウォッカに沈め、フレーバーウォッカを自作。更に蜂蜜レモンを作り、これを隠し味に造る自家製レモンサワーが最高!)

ということで、あれ?良いウォッカが家にある生活、面白いんじゃない?となって、一時期家飲みはこればっかりになっていました。途中からヤバいと思って消費を抑えましたが、去年1年間で5~6本飲んだと思います。

世間一般ではストロング系チューハイ、アルコール飲料が流行っており、酒カス御用達飲料なんて言われたりしています。ストロング系飲料のベースは甲類アルコール、ウォッカ等で、そこにフレーバーを後付けして炭酸で割っているわけですが、冷静に考えると自分のハマってるこの飲み方、言わばストロング原液なのではないかと。(コスト、質とも全く違いますが)
つまり、カフェウォッカ+フローズンフルーツ=更なるストロングスタイル…アルティメットストロングスタイル!?

まだ暑い日々が続いていますが、そんな時に楽しむ爽やかなお酒を探している方、こんな飲み方は如何でしょうか。めちゃくちゃ飲みやすいので、くれぐれも飲みすぎには注意です!!

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オマケ2:ちょうど飲み切ってしまっていてカフェウォッカは使ってないですが、アイスボックスを使って、ジンやレモンで少しフレーバーを整えてからソーダで割っても…美味いんですよねぇ(酒カス)

新型コロナウイルス ワクチン2回目の接種を終えたので経過をまとめてみた

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covid19

東京都の新規感染者数がついに4000人越え。緊急事態宣言は効果があるのかと疑問視され、その一方で政府から手詰まりであるとするコメントまでている昨今。。。
これまでと決定的に違うことは、東京都だけでなく周辺3県でも感染者が過去最大となっていること。東京都は日中、3県からの人の移動で人口が増える街です。感染力の高いデルタ型にウイルスが置き換わりはじめ、人の移動によってウイルスが媒介、拡散されることで、今までのように1つの地域だけで考えることが難しくなってきているように感じます。

こうした状況下において、ワクチンは希望の光であり、最後の砦であると言えます。
真偽含めてあれこれ言われていますが、現在の感染分布をみると、接種を終えた世代に対して、接種をしていない20~50代を中心に感染が増えていること等から、私は一定の効果があるものとみています。
先日、くりりんは自衛隊の大規模接種で無事2回目のワクチン接種を終え、もはや通過儀礼、あるいは対価と言える副反応(副作用)も経験しました。特に2回目の副反応は、アナフィラキシーショック等重篤なものを除けば、重たい部類に入るモノだったと思います。

ウイスキー愛好家の皆様は、これから打たれるという方。あるいは打つかどうか悩んでいる方もいらっしゃると思います。
以下に自分がワクチン接種にあたって参考にした情報、経験した副反応と対策をまとめますので、参考にしていただければと思います。なお、接種ワクチンはモデルナ社製です。

※ワクチンやコロナウイルスに関する情報は、以下のサイトを一番参照しました。信頼できるソースに基づく見解がまとめられており、大変参考になります。
新型コロナのワクチン、打った方が良い?~mRNAワクチンの効果と安全性、よくある誤解 | お薬Q&A 〜Fizz Drug Information〜 (fizz-di.jp)


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ワクチン接種1回目:6月24日
副反応:筋肉痛、微熱。
・注射した側の腕(三角筋、上腕筋)に強めの筋肉痛。筋トレで追い込んだ後みたいな感じが2日程度。
・接種から24時間後あたりで37℃の微熱が半日程度。

ワクチン接種2回目:7月26日
副反応:高熱、熱によるだるさ、頭痛、筋肉痛。
・接種3~6時間後。37℃の微熱。軽く節々の痛み、動作が緩慢になり始める。
・接種9時間後。体温が38℃台に。倦怠感、注射した側の腕に筋肉痛。
・接種12時間後。体温が39℃台。
・接種15時間後。体温が40℃台。筋肉痛が消える。ただ体温が高いだけで比較的意識ははっきりしていたが、倦怠感はあり、体力をごっそり持っていかれる。
・接種24時間後。体温39℃台。頭痛がひどい。筋肉痛は軽め。
・接種36時間後。体温38℃台。頭痛、筋肉痛は変わらず。
・接種48時間後。体温37℃台。38℃台に一度上がるが、平熱に戻る。注射箇所が赤く腫れ、熱を持つ。筋肉痛は軽めだが残っている。
・接種60時間後。平熱。注射箇所の赤い腫れは、翌日にほとんど消えた。
※12時間~48時間にかけ、解熱剤(カロナール)を摂取すると、1℃程度体温が下がるが、効果時間が切れると元に戻った。

補足情報:
・副反応は人によって異なる。自分の周囲では、妻は37℃台の発熱で済み、かなり軽度だった。
・自分とほぼ同じタイミングで接種したウイスキー繋がりの知人Y氏もまた微熱程度で済み、その日から普通に仕事していた。
・もう一人の知人S氏は、自分同様に高熱が発生。その後は吐き気が残っている模様。


対応策:
・血栓のリスク低減のため、接種30分程度前に、麦茶600mlを飲んでおいた。
・1回目については何も対応に必要なし。
・2回目は、例えばインフルエンザを想定した準備を推奨。(水やスポーツ飲料、ゼリー飲料、カロナール等のアセトアミノフェン系の解熱剤、冷えピタ、厚手の寝具(パジャマ、布団))


ということで、2回目の副反応では人生初の40度越えを経験。熱が39℃台から中々下がりませんでした。免疫力の強い人ほど反応が強く出ると言われていますが、自分は一部抗生剤銘柄へのアレルギーを持っているので、それも影響したのかもしれません。
〇ぬかもしれんと、HDDデータ削除を真剣に考えましたね(笑)。

対応策として色々準備はしていましたが、盲点だったのが寝具です。なんせ今は真夏です。厚手のパジャマも、布団も、普通は衣替えでしまっていると思います。しかし39℃、40℃出た状態で薄手の掛布団、パジャマでは寒気を覚えて辛さ倍増です。
手間かもしれませんが、どちらかは用意しておくことを推奨します。

まとめ:
こうした情報は、私の記事に限らず多くのメディアでも語られています。副反応への恐怖から接種に後ろ向きとなる方もいらっしゃると思います。
これだけの高熱に、高い確率で苦しめられる可能性があるならば、いっそ摂取しないほうが良いのではないかと考え方もあるでしょう。

他方で、これらの副反応について共通しているのが、息苦しさ、咳、胸の痛みといった、呼吸器に関する症状は出ていないことです。
勿論人によって副反応は異なる部分もあるため、ゼロとは言い切れませんが、ワクチン供給側が発表している想定される症状としては、熱、筋肉痛、頭痛、吐き気、等です。コロナにかかった場合の呼吸器への影響は、過去の症例から後の人生に影響を及ぼすレベルのものがザラにあります。何より、死亡率という点では比較になりません。
そして研究結果、検証結果から、ワクチンを接種した人のほうが、重症化率が低く、発症率も低い、と言うことも明らかとなっています。

こうした情報や経験をもって、絶対に打つべきだと、強制するつもりはありません。
要するに、自分と、周囲の人間と、そして発症によるリスクを含めてどうとるかの問題です。デマ信じ、周囲を巻き込むように発信するのは問題外ですが、正しい情報をもったうえで判断するのは個人ですから。

そんなわけで接種から1週間近く経過し、予定通りなら抗体が付いているはず。よっしゃ、これで自分は大丈夫だ、夜の街へ遊びに行くぜ!という話ではなく、あくまでコロナウイルスという銃弾が飛び交う街中で生きていくうえでの防弾ベストを着ることが出来た、位の認識ですね。
我が家はワクチン未接種の子供もいるので、当面はマスク&自粛生活です。
ですが、接種者が増え、重傷者が減り、コロナウイルスの脅威を社会全体で低下させることが出来たならば、感染者数が増えようとも、以前に近い生活も戻ってくるのでしょう。実際は同様に怖いウイルスであるインフルエンザが毎年感染拡大しても、社会は普通に回ってましたよね。
ウイスキーで言えば、BARの営業再開だけでなく、イベント等の再開も待ち遠しいです。

以上ワクチン接種に関するくりりんの体験談でした。参考になりましたら幸いです。

2019年を振り返る ~印象に残ったボトルや出来事など~

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1年があっという間に過ぎ去ってしまった・・・なんてことを毎年呟いている気がしますが。(もう歳だなぁ・・・とも)
日々こうしてブログを更新していると、過ぎ去ってしまった時間の存在を実感出来る、日記的な感覚があったりします。

2019年に更新したレビュー数は270程度、総数は1500を越えました。うち投稿していない銘柄もあったりで、何だかんだ500銘柄は飲んでいると思います。
また、今年はブログ活動をしてきた中でも、最も繋がりの広がった年で、楽しいことも多かったですし、考えさせられる事柄も少なからずありました。
2019年最終日の更新では、これら1年で経験したことの中から、印象に残っている出来事やボトルをまとめて振り返っていきます。

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■Liqulの執筆開始&グレンマッスルのリリース
最も印象的だった出来事は、勿論この2つ。
まずひとつ目が、酒育の会の代表である谷島さんからお声がけいただき、Liqulでオフィシャルボトルレビューの執筆を開始したこと。
同紙がWEB媒体へと移行する来年からが本番なので、今年は準備運動的な意味合いもありましたが、業界で活躍されている皆様と一緒に活動することができたのは、大きな刺激になりました。

また、執筆にあたりアイコンを新垣先生に描いて貰えたのも、ウイスキーの縁で実現した出来事のひとつです。
某海賊漫画風くりりん似顔絵。個人的にはすごく気に入っているものの、仲間内から「こんな悪い表情出来てない」と言われておりますがw
2020年最初の記事は既に入稿済みで、先日リニューアルが発表されたアランの新旧飲み比べが掲載される予定です。

そしてもうひとつの出来事は、オリジナルリリース「グレンマッスル18年ブレンデッドモルト」が実現したことですね。
宅飲みした際の酔った勢いで始まった計画でしたが、愛好家にとってのロマンをこうして形に出来たことは、ブログ活動というか人生の記念になったといっても過言ではありません。
実現に当たってご協力頂いた笹の川酒造、ならびに福島県南酒販の皆様、本当にお世話になりました。。。

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グレンマッソー18年は、国内で3年以上貯蔵されていたものとはいえ、輸入原酒(バルク)を使ったブレンデッドモルトウイスキーです。
突き抜けて旨いリリースとは言えませんが、キーモルトを探るミステリアスな面白さに、嗜好品として楽しんでもらえるバックストーリー。加えて香味にも流行りの系統のフルーティーさがあり、一定レベルのクオリティには仕上がっていたと思います。

何の思い入れもなくとりあえずサンプルだけ手配して、複数のなかから比較的まともなものを選んで・・・というような選定方法では、我々愛好家側の色は出せないと思っての”ブレンド”というジャンルでしたが。SNS等で「今年印象に残ったウイスキーのひとつ」と、何人かに言って貰えていたのが嬉しかったですね。
そして第一歩が踏み出せたことで、それに続く新しい動きもあり、来年はそのいくつかを発表出来ると思います。我々の作った味がどんな感想をいただけるのか、今から楽しみです。

※参照記事

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■ジャパニーズウイスキーの定義とワールドブレンデッド
さて、輸入原酒と言えば、2019年は輸入原酒を使いつつ「ジャパニーズ的な名称を用いたリリース(疑似ジャパニーズ)」が、前年以上に見られたのも印象的でした。
一部銘柄に端を発し、ウイスキーの成分表記についても少なからず話題となりました。こうした話は、すべて情報を開示したり、事細かに整理したからといってプラスに働くものとは限りませんが、法律上の整理と一般的なユーザーが求める情報量が、解離してきているのは間違いありません。
今の日本は、昭和のウイスキー黎明期ではないんですよね。

一方で、大手の動きとしてはサントリーが「ワールドブレンデッドウイスキー AO 碧」を新たにリリースしたこともまた、2019年の印象的な出来事のひとつだったと感じています。
ワールドブレンデッド表記は、自分の記憶ではイチローズモルト(ベンチャーウイスキー)が2017年頃から自社リリースに用い始めた表記。ジャパニーズウイスキーブームのなかで、それとは逆行するブランドを業界最大手であるサントリーが立ち上げたのは驚きでした。

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ウイスキー文化研究所ではジャパニーズウイスキーの定義作りが進み、既に素案が公開されている状況にあります。
来年のTWSCはその定義に基づいてカテゴリーの整理が行われていますし、4月にはジャパニーズウイスキーフェスティバルが開催される予定であると聞きます。

シングルモルトウイスキーでは、産地が重要な要素となるため基準に基づく産地呼称等の整理が必要ですが、ブレンデッドはジャパニーズだけでなく、広い視点で考えなければならないとも思います。
他産業ではMade in Japanブランドが世界的に強みと言っても、日本製のパーツや材料が評価されている部分もあれば、国内外問わず作られたそれらを、日本の技術や品質追求の考えの下で組むことで形成されている部分もあります。
サントリーの碧を始め、ワールドブレンデッド区分のウイスキーは、日本の環境だけでなくブレンド技術という日本の技をブランドに出来る可能性を秘めたジャンルと言えます。

つまり輸入原酒(バルクウイスキー)もまた、使い方次第で立派なブランドとなるのですが、問題なのは酒ではなく”売り方”。どこのメーカーとは言いませんが、海外市場をターゲットに、紛らわしいを通り越したえげつない商品をリリースしている事例もあります。
現在作られている基準をきっかけに、そうした整理にもスポットライトが当たり、業界を巻き込んだ議論に繋がっていくことを期待したいです。

※参照記事

■2019年印象に残ったウイスキー5選
小難しい話はこれくらいにして、行く年来る年的投稿ではお決まりとも言える、今年印象に残ったウイスキーです。
まず前置きですが、今年は冒頭触れたとおり、500銘柄くらいはテイスティングをさせていただきました。
中には、サンプル、持ち寄り会等でご厚意により頂いたものもあります。皆様、本当にありがとうございました。

オールドの素晴らしいものは相変わらず素晴らしく、そうでないものはそれなりで。一方ニューリリースでは原酒の個性が弱くなり、ボトラーズは特にどれをとってもホグスヘッド味。。。のような傾向があるなかで、それを何かしらとタイアップして売るような、ラベル売り的傾向も目立ちました。
市場に溢れる中身の似たり寄ったりなリリースに、食傷気味になる愛好家も少なくなかったのではないかと推察します。

その中で、今年印象的だったボトルを年始から思い返すと、オフィシャルリリースや、作り手や選び手の想いが込められたものほど、そのバックストーリーの厚みから印象に残りやすかったように思います。
個人的な好みというか、その時その時の美味しさだけで選ぶなら、カテゴリーから上位を見てもらえれば良いので、面白味がありません。味以外の要素として、そのリリースに込められた情報、背景、個人的な思い入れ等も加味し、”印象に残ったウイスキー”を選んでいきます。
なお先の項目で触れている、グレンマッスルやサントリー碧も該当するボトルなのですが、二度紹介しても仕方ないので、ここでは除外します。(ニューポット、ニューボーンについても、来年まとめるため対象外とします。)

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チャーしたスパニッシュオークの新樽で熟成された山崎。味は若い原酒を濃い樽感で整えたような粗さはあるが、その樽感がシェリー樽、あるいはシーズニングという概念を大きく変えた。味以外の"情報"で、これ以上のインパクトはない。是非飲んで欲しい1本。

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最高の白州のひとつ。白州蒸留所シングルモルトで初の30年熟成という点も印象的だが、15本と極少数生産故、樽から全量払い出されなかったことがもたらした、アメリカンオーク由来の淀みのないフルーティーさ、良いとこ取りのような熟成感が素晴らしい。

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アメリカで多くのシェアを獲得していた、全盛期とも言える時代のオールドクロウ。
100年を越える瓶熟を経てなお濁らずくすまず、艶のある甘味と熟成ワインのように整ったウッディネスが素晴らしい。また味もさることながら、ボトルそのものが有するバックストーリーも申し分なし。記憶に刻まれた、文化財級の1本。

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新しい蒸留所が示した新時代への可能性。樽由来のフルーティーさ、麦芽由来の甘味とフロアモルティングに由来する厚みのあるスモーキーフレーバーが合わさり、短熟らしからぬ仕上がりが評判となった。来年の10周年、そしてこれから先のリリースにも期待したい。

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マイ余市を選ぶつもりが、年末の持ち寄り会で滑り込んだ特別なウイスキー。2014年に天寿を全うされた、故竹鶴威氏に敬意を表した記念ボトル。ニッカが蒸留所を再稼働させた1990年の、最初の原酒をリメードホグスヘッド樽で熟成させたシングルカスクで、ニッカらしいウッディさにオークフレーバーと、ベンネヴィスらしいフルーティーさが合わさった、ファン垂涎の1本。

※その他候補に上がったボトル
・グレンファークラス 29年 1989-2019 ブラックジョージ
・リトルミル40年 1977-2018 セレスティアルエディション
・アラン 18年 オフィシャル
・アードベッグ 19年 トリーバン
・余市10年 2009-2019 マイウイスキー作り#411127

ちなみに、2019年はウイスキーだけでなく、ワインも色々飲んだ1年でした。
いくつか個別の記事を書いてみて、まだワインについては1本まとめて記事に出来るだけの経験が足りないと、オマケ程度でふれるにとどめましたが、ウイスキー好きに勧められるボトルもある程度固まったように思います。
ウイスキー愛好家のなかでも、ワインを嗜みはじめたメンバーがちらほら出てきていますし、来年はウイスキー×ワインの交流も進めていきたいですね。

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■以下、雑談(年末のご挨拶)
さて、本更新をもって2019年の投稿は最後となります。
まとめ記事ということで長くなりましたが、最後に来年の話を少し。。。

来年3月で本ブログは5周年を迎えます。
ブログ活動を再開した当時はどれだけ続くかなんて考えてませんでしたが、これも本当にあっという間でした。
ブログを通じて色々と繋がりも増え、執筆活動以外の動きもあり。先に記載した通り、来年は新たに発表出来ることもいくつかあると思います。

他方で、ブログ外のところでは息子が小学校に上がるなどの家庭環境の変化や、仕事のほうも任されている事業で管理職的な立ち回りが求められるようになってきて、公私とも変化の大きな年になりそうです。
自分にとってブログ活動は趣味であるため、継続はしていくつもりですが、今年から暫定的に行っている週休二日ルールを定着させるなど、時間の使い方を考えなければならなくなると思います。こうして、環境が変わっていくなかで何かを継続することは、本当に難しいんですよね。

楽しみである気持ちが半分と、不安のような複雑な気持ちが半分。。。というのが今の心境。そんな中でも、細々とでも活動は継続していくつもりですので、皆様来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください。

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オススメ飲酒対策サプリの紹介 ~お問い合わせ回答~

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今日の更新はお休みの予定でしたが、普段と趣向を変えて当方宛に届いていた質問の回答をします。

一応このブログには、PC表示だとページ左下に、スマホ表示だとホーム画面の最下部に、メッセージボックスを設置しています。
記事と関係ないような質問やブログへの要望、あるいは執筆依頼などで使ってもらっていますが、質問というか要望的なものをこの場をお借りして回答していこうというものです。
ラジオのハガキ紹介みたいな感じですね。


Hさんからのメッセージ
「くりりんさんは週4日以上飲まれているようですが、肝臓などの健康面で意識していることなどはありますか?
飲酒をする上での自分ルールや、摂取しているサプリメントなどがあれば記事にして教えてもらえると嬉しいです。」

確かに・・・5~6日は飲んでます。1日も休肝日がない週も珍しくありません。ブログを始めて5年以上、だいたいそんな感じですね。
一応去年12月の健康診断結果は飲酒関連項目だとγGTP:15、尿酸値:5.9、他の数値も基準値以内(血圧だけ低い)でしたので、目立った異常はありません。
ただ、この手の異常は段階的に現れるものではないので、そのうちドカンと来るのかもしれません(汗)。

飲酒に関してこれといった自分ルールはないのですが、健康面では簡単な運動は心がけてます。
勤め先があるのが約30F建てのビルなので、業務時間外に非常階段を最上階まで上ったりとかですね(夏場はサウナになるのでやりませんw)。
あとサプリは、イベント時など酒量が多くなる日は事前事後で以下を服用していることが多いです。

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・レバウルソ
・ハイチオールC
・森永ラムネ(ブドウ糖90%)

レバウルソはヘパリーゼと同じ肝臓水解物を含む医薬品です。
自分はこっちのほうが効きが良いのと、アマゾンで購入するとヘパリーゼの半値以下と安価なので愛用しています。日常的に飲んでも体調改善にかなり効果があると、友人が絶賛していました。
続いて、ハイチオールCは代謝促進効果がある薬なので、アルコール分解によって生まれる不純物を分解し、体外に排出するのを助ける効果が期待できます。肝機能を強化しても不純物は体内に溜まりますからね。
実際この2つがキマってると、本当になかなか酔えないですw

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そしてサプリではないですが、これらの医薬品の働きに必要なエネルギーとなるのが、森永ラムネ(ブドウ糖)です。
例えば、肝臓でアセトアルデヒドを分解するためにはエネルギーが当然必要で、体内への吸収が早いぶどう糖を効率良く接種でき、かつコンビニなどで手軽に買えるので重宝しています。
飲んだ後にラムネを食べると二日酔いにならないなんて話もあるくらいですが、実は利にかなっている対応策でもあります。

ちょうど今月の16日、17日はウイスキーフェスティバルです。会場で酔いつぶれてしまうことの無いように、そして翌日の仕事に影響が出ないように、サプリの力を借りてみるのも一案。
なお、森永ラムネはともかく、これら薬品の効果は個人差があるのと、人によってはアレルギー反応等が出る場合もありますので、あくまでも自己責任ないし医師の判断をもって服用することを推奨します。。。

とまあ、こんな感じで記事で回答するような質問や要望があれば、休みの日に更新したいと思います。
何かありましたらメッセージください。

ハイボールとの相性は悪魔的! ポテトチップスのハギス味

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今回はウイスキーではなく、そのツマミにオススメしたいお菓子の紹介。
都光酒販さんが輸入している、スコットランドのポテトチップス。
マッキーズ・オブ・スコットランド 
ハギス&ブラックペッパー味です。


ハギスと言えば、ウイスキー好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、 スコットランドの伝統料理ですね。
スタンダードなレシピは、羊の内臓のミンチと大麦、刻んだタマネギを、ハーブや胡椒で香味付けして羊の胃袋に詰め込み、加熱したもの。付け合わせは大概じゃがいも系の何か。所謂不毛の大地の地産物代表が詰まったような料理でもあるわけです。

しかし"胃袋"という見た目の悪さに加え、味も内臓系独特のクセが強いため、イギリス料理を警戒する際のジョークに使われてしまう不名誉な実績もあるほど。。。
そのため、日本のPUBなどで提供されるハギスは、内臓だけでなくひき肉が多少使われていたりするなど、安心して楽しめる味に調整されていることも少なくありません。

(盛り付け前のハギスと、盛り付け後の一般的な構図。。。引用:ロイヤルスコッツマン

そんな好みの分かれる料理のフレーバーを、ポテトチップスに使ったなんてマジかよと。以前イギリスで食べたクセの強いブツの記憶が蘇り、一瞬身構えてしまいます。(鮒寿司味とか作った国の人間が言う話じゃないかもですがw)。

チップスそのものは、日本で一般的に流通しているものより厚めにスライスされた、やや硬揚げタイプ。パリッというよりパキッという食感は、原料の馬鈴薯の特徴でもあるようです。
味は・・・ハギス感は正直あまりなく、ああなんか牛肉・豚肉のエキスが使われてるんかな?くらい。
むしろ強いのは黒胡椒、そしてオニオン系のフレーバー。いわば日本向けハギスを付け合わせのマッシュポテトに混ぜて、挽きたて黒胡椒をぶっかけた、スパイシーな濃い味といった感じ。単品で食べていると、大味な海外のお菓子という意外の何物でもありません。

しかしこれがピーティーなアイラモルトのハイボールと合わせると・・・独特のスモーキーさ、炭酸のさっぱり感と合わさってもう止まらない。
この日はラフロイグを使いましたが、アードベッグ10年、カリラ12年、キルホーマンあたりのスタンダードなアイラモルトとは、間違いなくマッチすると思います。
明らかに体に悪い味!しかし悪魔的・・・本能に一直線で訴えかけるようなダイレクトな旨さに抗えないw。
なんちゅうもんを・・・、なんちゅうもんを食わせてくれたんや・・・。
(くっ、こんなもん食いながら夜飲んでたら、間違いなく太ってしまう!)


元々ハギスにはアイラモルトを少量かける楽しみ方があるくらいで、ピーティーな香味との相性は悪くありません。その関連する要素がポテトチップスにプラスαされた結果でしょうか。普通のポテトチップスでここまであとを引く旨さは未体験。
マッキーズ・オブ・スコットランド・ポテトチップスは、都光さんと取引のある、コストコ、信濃屋、リカーマウンテンさんあたりで取り扱いがあるようです。
味の濃さ故これを食べながらウイスキーをテイスティングとはいきませんが、ハイボールに合わせるおつまみとしては是非オススメしたいですね。

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