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2018年07月

BAR LIVET発祥 ウィスクテイル(Whisktail)で新しいスタイルのカクテルを楽しむ

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いつもお世話になっている新宿3丁目のウイスキーバー、BAR LIVET。
あれは確か1年前の8月。マスターである静谷さんから是非飲んでみて欲しいと勧められたのが、「ウィスクテイル(Whisktail)」として試作中のウイスキーカクテルでした。

その直前、静谷さんは京都まで研修に出ており、何か思うところというかインスピレーションを得るものがあった模様。
「ウイスキーをもっと広めるために、ウイスキーベースのカクテルレシピを100種類開発しようと思うんです。」
僕は覚悟を決めましたと、真剣そのものの静谷さん。
100種類ってマジか、なんて思っているうちに出てきたカクテルは、タリスカーストームを使ったフローズンカクテル。
ほのかにスモーキーで柑橘系のニュアンスを伴う爽やかな味わいですが、「バランスは良いけど、らしさというかイメージ的にはストームよりスカイですよね。」なんて偉そうにもダメだししてしまったのを覚えています。 

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ですが試みは面白く、そのグラスは可能性に満ちていると感じました。
ウイスキーというのは基本的に度数が高く飲みにくいものです。 いくらウイスキー業界的には飲みやすいと言われるブレンデッドや長期熟成のウイスキーでも、慣れない人にはどうしても抵抗感があり、数字だけで敬遠されるケースもあります。
市場では、ソーダやコーラ、ジンジャーエールなどで割って度数を落として飲むという方法が、今まさにブームの一つを作り出したわけですが・・・それはウイスキー全般が受け入れられた訳ではないとも言えます。

ウイスキー本来の魅力は、その豊かな香味と個性にあります。
真の意味でウイスキーが普及していくためには、ハイボールとウイスキー単体の間にもうワンステップあってもいい。静谷さんはBARならではのツールとしてカクテルを用いてイメージを払拭し、ベースとなるウイスキーが持つ香味や個性を判りやすく、あるいは親しみやすくすることでウイスキーそのものにも関心を持って貰えるのではないかと考えたのだそうです。
また、これはバーマンがウイスキーに対して持っているイメージの発展系として味が作られる訳ですから、既にウイスキー好きを自認する方々にとっても、「成る程こういう理解なのか」と、新しい楽しみ方になるのではないかと感じました。

そしてあれから1年。。。試作を重ねて静谷さんは本当に100種類のウィスクテイルを開発。次いでBar Private pod 、エソラデザイニングとの業務提携により、それぞれが得意分野を活かす形でWhisktail.tokyoを立ち上げ、レシピの順次公開にも着手。当時考えていた自らの理想に向けてまい進しています。 



今回、上記動画として公開されたのがWhisktail.tokyo第一弾、グレンリベット12年をベースとしたレシピ「GREEN QUIET」。早速BAR LIVETで飲んできました。 

グレンリベット12年に感じられる個性といえば、林檎を思わせる品の良いフルーティーさ、バーボンオーク由来のオークフレーバーとほのかに乾いた植物のようなニュアンス。。。あたりが上げられるわけですが、このレシピはカクテルとしてベースのそれらの香味を強調したような、クリーミーな林檎系のフルーティーさがしっかりと感じられる。作り上げようとした味わいが、メッセージが明確に伝わってきます。


自分はこの1年でウィスクテイルをだいたい10レシピ弱くらいしか試せてないのですが、GREEN QUITEのように穏やかで飲みやすいレシピもあれば、バーボンベースの王道的なものや、中には下の写真のようにスモークチップで燻香を上乗せし、スパイスなどで共通する香味を増した実に個性的なレシピも有ります。
これは。。。中々衝撃的な味わいでした(笑)。
これら全てのレシピは今後専門サイトを開設して公開されていくとのことで、それこそ全国展開、あるいはさらなるアレンジが加わることも。今後どのような広がりを見せてくれるのか楽しみです。

さて、このウィスクテイルですが、先日は新宿ビックロでのイベントで提供されるなど、メーカーからも注目されて徐々に認知度が上がってきているところ。今週末7月28日(土)には、京都で開催されるリカマン主催のウイビアメッセ in Kyoto 2018においても、Whisktail.tokyoとしてブース出展があります。 
京都研修でインスピレーションを得た活動の凱旋、と言うのは過剰でしょうか。
当日は、上記動画にもあるGREEN QUITEに加え、計3種類のウィスクテイルが提供されるそうです。

リカマン ウイビアメッセ in Kyoto 2018

Whisktail.tokyo ブース紹介

Whisktail.tokyoに関する公式発表

ちなみに、イベントには自分も一般枠で参加する予定です。
普段中々遠方のイベントには参加できないのですが、前日夜にたまたま福井の友人宅に居るので「あれ?いけるんじゃね?これ」と、急遽参加決定(笑)。
当日はブースの様子と、バーマンとしての活躍をしっかり見てこようと思います!

マクダフ 19年 1963 GM コニッサーズチョイス 40%

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MACDUFF
Gordon & Macphail
Connoisseurs Choice
Aged 19 years
Distilled 1963
750ml 40%

グラス:木村硝子テイスティンググラス
場所:BAR Black Heart @KuMC
時期:開封後1週間程度
暫定評価:★★★★★★★(7)

香り:濃厚な香り立ち。ベリーや熟した葡萄、デラウェアのような果実香を思わせる妖艶なシェリー香。古いウェアハウス、カラメルソースや腐葉土が混じるウッディネスのほろ苦さ。

味:まろやかだがややベタつきがある口当たり。ベリーシロップ、キャラメルラテ、中間からは濃く入れた紅茶を思わせるほろ苦いタンニンを伴うウッディネス。奥からはおしろいっぽい麦芽風味も感じられる。余韻はビターでドライ、張り付くように長く続く。

今やウイスキーの絶滅危惧種とも言えるオールド系のシェリー香。しかし加水の影響か味は少々ゆるく、濃厚だが平坦で起伏が少ないまま余韻へと繋がるコシの足りない味わい。
香りだけならさらにもうワンランク上の評価をつけたいボトルだが。。。


マクダフ蒸留所における、おそらく最初期のビンテージである1963年蒸留の1本。飲んでる時は気づいてませんでしたが、中々飲むことが出来ないマクダフのビンテージを経験させて貰いました。
1962年設立と解説される本蒸留所ですが、同年蒸留のボトルは確認できておらず。1962年建設完了、1963年蒸留開始というのが実際の流れかなと。海外サイトによってはそのように解説するケースも見られます。

ブレンデッドがまだ全盛だった80年代。日本において各蒸留所のモルトを飲もうとするためには、オフィシャルがないもの、流通の少ないものはGMのコニッサーズチョイス、蒸留所シリーズを頼るしかなかったと聞きます。
このマクダフも同様で、基本はブレンド向け路線。1972年に蒸留所を買収したウィリアムローソン社がシングルモルト・グレンデヴェロンをリリースしましたが、数が出回っていたとは言えない銘柄だったようです。

今回のボトルはまさにその時期の流通。
GMらしいゆるい加水シェリーで、シェリー香には熟したベリーや葡萄の果実香を含むオールド系統の一つがあり、香りは文句なく素晴らしいのですが味はそのゆるさがもどかしくもあります。
であれば家で杯を重ねて楽しめそうなタイプかと言うと、余韻にかけては割とウッディなタンニン、苦味が残り、1ショットをゆったりと飲むとちょうどいいくらいのように感じます。

おそらくカスクストレングスでは、とんでもないくらいのタンニン丸な樽が混じっていたのでしょう。19年熟成の40%加水にしては色合いもかなり濃厚で、樽感と加水が酒質由来の香味を圧殺気味。。。ですが、味の奥にはグレンデヴェロン時代のマクダフに通じる麦感があり、ギリギリ個性があると言えるのも印象的でした。

タリスカー 10年 マップラベル 45.8%  ブラインド

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TALISKER
Aged 10 years
1980-1990's
750ml 45.8%

【ブラインドテイスティング】
地域:島系地域中心
蒸留所:アードベッグ、ラガヴーリン、タリスカーあたりが使われてそう。 
年数:10〜25年程度あるいはごく少量それ以上を含む
度数:45%程度 
樽:複数樽、リフィルシェリー樽を含む 仕様:加水、バッテッドモルト

グラス:木村硝子テイスティンググラス
時期:不明
場所:自宅@ドーノックH氏出題
暫定評価:★★★★★★★(7)

香り:しっかりとスモーキー、フレッシュな塩気と少し焦げたようなピート香。合わせて色の濃い蜂蜜、ほのかに洋梨のタルトを思わせる甘いアロマと熟成感。古酒っぽいニュアンスが混じる。

味:とろりと粘性のある口当たりは、ピーティーでナッツや乾いた麦芽を思わせる軽い香ばしさ、塩気に通じるピリピリとした刺激も伴う。香り同様の島系モルトのニュアンスや、黒土系のピートフレーバー。余韻はスモーキーだがマイルド、ほのかに粘性とヨード伴って長く続く。

ベースとなる島系のニュアンスとオールドの熟成感、こなれた味わいが混在する熟成の広いレンジを使用している印象。ピートと塩気が強く、多彩で主張のしっかりした良質なウイスキー。


クラシックモルトシリーズのタリスカー10年、1990年代に流通したと思われる通称マップラベルをブラインドテイスティング。
第一印象は「若さとこなれた感じを併せ持つ」「島系のスモーキーさ」「複数タイプの樽が混じっている」で、塩気やヨードもしっかり感じられたことから、タリスカーやアードベッグなどの古酒を候補としてイメージしていました。

ただ次第に、これは熟成感なのか、経年と加水によって角が取れた香味なのか、考えすぎてその区別がつかなくなってきて、下は10年くらいだが上は20年を超える原酒まで含まれている、複数蒸留所のバッテッドモルトなのではないかという結論に。。。
白状すると、過去に今回の出題者から出題されたボトルが、8〜9割ブレンデッドやバッテッドだったことから、邪推してしまった感も否定できません(汗)。

今改めてコメントや内容を見ると、経年変化のあった、タリスカー10年のオフィシャルボトルという結論にもたどり着けたであろう片鱗が残っているのが非常に悔しいですね。
香味以外の要素を条件にして、深読みすると迷走する、ブラインドのお約束に見事ハマってしまいました。


クラシックモルトシリーズのタリスカーマップラベルは、親会社がUD社に切り替わった1980年代後半(1988年説有力)にリリース。初期はグリーンカラーでしたが、1990年代に入ってブラウンカラーボトルに変わったようです。
蒸留所の時期としては、モルティングをグレンオードに移行した頃からの仕込みで、原酒としては1970年台後半から1980年あたりが中心だと思われます。

マップラベルは最近ご無沙汰で久々に飲みましたが、しっかりした香味と個性のあるボトルだなと、改めて実感できました。
それもただ強いだけではなく、厚みと存在感がある香味の広がり方が印象的。TDやジョニーウォーカーラベル時代に比べると、島系の個性に対してモルトそのものの香味が少し弱い印象もありますが、70年代あたりはピーティーな原酒が不足気味だったという説もあり、個性の強い仕上がりはその当時の影響もあるのかもしれません。


今回のブラインドは、いつもお世話になっている酒販ショップ・ドーノックの店長Hさんから頂きました。
先日同店でサンプルをいくつか購入したところ、ついでにと小瓶が同封されてきたわけです。昨年はブラインドサンプルを定期的に発注していたものの、今年はサボっておりました(汗)。
絞りきれないだけでなく、雑な結果に反省です・・・。

シングルカスクウイスキーをアイドル化するのは止めるべきという意見

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FBタイムラインで、ウイスキー仲間がシェアしていた以下の記事。本件についてはこれまで自分も多かれ少なかれ考えていた内容でもあったので、ここで紹介すると共に自論をまとめたいと思います。 


STOP IDOLISING SINGLE CASK WHISKIES
Scotch Whisky .com(2018/7/10)

https://scotchwhisky.com/magazine/opinion-debate/the-way-i-see-it/19800/stop-idolising-single-cask-whiskies/

書かれている内容は、端的に言えば「シングルカスクウイスキーを過剰に評価してませんか?」という話。
シングルカスクウイスキーは樽や蒸留所などの情報は明確だし、原酒一つ一つを限りなくそのままの香味で楽しむことは出来るが、それらは決して味の良さや原酒の品質を保障するものではないということ。高品質なウイスキーの条件はシングルカスク縛りではなく、あくまで1つのジャンルであって、ブレンドウイスキーなどと平等に評価されるべきというのが記事を通しての著者の意見です。 

この記事については自分もほぼ同意見で、考察のポイント含めてよくまとめられた内容だと思います。確かにそういう傾向あるよねと。ただ、少々ワンサイド気味な主張にも感じてしまうのが、時系列と経験に伴う消費者サイドの趣向の変化を考慮していない点にあると思うのです。


自分もそうだったのですが、ウイスキーに興味を持つきっかけは個人個々としても、ある一時から
・飲む前から40%や43%の加水リリースのウイスキーを残念に感じる。(特にGMの蒸留所ラベルとか)
・ハイグレードのブレンデッドウイスキーは、なぜこの原酒を混ぜてしまったのかと感じる。
・同じ価格ならブレンドやシングルモルトよりもシングルカスクのほうを購入してしまう。 
などなど、ある種のシングルカスク・カスクストレングス至上主義的な感覚を持つ場合が多いのではないでしょうか。

前置きすると、あくまで自分の主観的な分析であって、全ての愛好家が必ずそうとは思いません。また仮にそうであっても、それを否定するものでもありません。
ただ、そうした趣向を持った上で様々なリリースを経験した結果、最終的にその道を貫く方も居れば、「加水には加水のよさがある」「ブレンドの面白さに気が付く」という趣向の変化を経験する人も居るという点が、シングルカスクの位置付けを考える意味で重要なポイントだと思います。


ブレンド全盛だった1980年代に比べ、近年のウイスキー市場は多様さを増し、バッテッド、シングルモルト、シングルカスクなど様々なリリースが増えて勢力図が変わりつつあります。
では、シングルカスクウイスキーを一つのジャンルとして捉えた場合、シングルカスクウイスキーは、混ざっていない単一の原酒であるが故に蒸留所や樽の個性を認識しやすく、ウイスキーを学ぶ上で重要な経験がわかりやすく得られることが強みであると考えます。

例えば、オーケストラやコーラスを普段聴かない人に、CDを聞かせてあの楽器が良かったとか、あの人の声が良かったとか、ある特定の要素を切り出して感想を求めても答えづらいのではないかと思います。これは不慣れ故に音の聞き分けが追いつかないためで、指揮者の役割についても同様です。

しかしソロパートについてならどうかというと、これなら明確に認識できます。
そして様々な楽器について学んだ上でオーケストラを聞くとどうか・・・。当然それぞれの音にピントが合いやすくなり、全体の中で指揮者の意図にも気が付きやすくなると期待出来ます。
この話をウイスキーにそのまま当てはめると、シングルカスクはまさに上記のソロであり、ウイスキーを学ぶ上では最初のステップに位置づけられると思うのです。
(実際、ブラインドテイスティングでも、シングルカスクを中心に飲んでる方は予想が的確な印象がありますね。)


なお、認識のし易さは逆にごまかしが効きづらく、荒さも目だってしまうというデメリットと言えるかもしれません。
総合的な完成度と言う点では、ブレンド、バッティング、加水と手を加えるほうが上がりやすくなるのも事実。 その為、シングルカスクリリースは必ずしも美味しさが保障されるものではないのですが、稀に単独で完成度の高い突き抜けたリリースもあります。
ブレンドとは異なる香味の広がり方は快活にして明瞭であり、そしてその存在を知ってしまうと、熟成の神秘という大きな謎に触れるが如く次の邂逅を求めて沼にハマってしまうわけです。
そういう突き抜け系のウイスキーを飲んだことがある身としては、シングルカスクをアイドル化してしまう心も非常によくわかります。

何だかとりとめなくなってしまいましたが、時代が変わった今、シングルカスクにはシングルカスクで活かすべき要素があり、シングルカスクもシングルモルトもブレンドも、全部飲んで今の市場を楽しむような飲み方を推奨したいのが自論であります。
また、そのためにはリリース側のみならず販売側も、そのボトルの個性をわかりやすくPRしてほしい。なんか結論はあまり変わってない気もしますが、シングルカスクを無条件で迎合する必要はないとしても、それがどんな特徴を持っているかを正しく発信出来る。製造元を含めた売り手側のスキルが求められているようにも思うのです。

グレンモーレンジ シグネット 46%

カテゴリ:
GLENMORANGIE
SIGNET
700ml 46%

グラス:テイスティンググラス
場所:BAR飲み@アポロニア
時期:不明
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:ビターで焦げたようなアロマ、コーヒーチョコレート、ビターオレンジ、チャーオーク。やや溶剤的な刺激もあるが、スワリングしているとバニラやモンブランのような甘いアロマも感じられる。

味:とろりと粘性のある口当たり。ローストアーモンドやリンゴのカラメル煮、干草に通じるオークのウッディネス。じわじわとりんごの蜜の甘みが変化して積み重なるように広がる。
余韻はビターで香ばしい。ややスパイシーなウッディネスを伴い長く続く。

焦げたようにビターな香味が主体に感じられるが、その中にオーク由来の甘み、果実感も広がる多彩な香味。カラメルソースがかかったスイーツの一皿をイメージするような構成。熟成感は15〜20年程度を思わせるそれで若さは感じない。


2008年にリリースされた、グレンモーレンジはビル・ラムズデン博士の意欲作。
確か同氏が学生時代に持っていたアイディアである、深焙りしたチョコレートモルトを実際に使用していることに加え、この他にもグレンモーレンジ社の所有する農園で収穫した麦芽や、ファーストロットでは35から40年の間という長期熟成の原酒を少量用いるなど、気合の入ったリリースだったと記憶しています。

シグネットは、この深焙りしたチョコレートモルトに由来するという、コーヒーのようにビターな味わいを売りの一つにしています。
ただ、個人的にはチョコレートモルトよりも、チャーオーク系の甘くビターな香味にデザイナーカスク由来と思しきオーキーな華やかさが混じるなど、複数種類の樽感と熟成感がグレンモーレンジのライトでスパイシーな香味をベースに複雑な香味を構成しているように感じます。
別蒸留所の話ですが、以前黒ビール用のローストモルトで仕込んだニューメイクを飲んだ際は、若さの中に香ばしいニュアンスと柔らかいコクは混じるものの、そこまでビターという感じではなかったんですよね。

今回、10年間リリースが続くグレンモーレンジのオフィシャルラインナップの代表的な銘柄になりながら、長らくテイスティングしてなかったなという経緯と、ウイスキー仲間が最近のロットは一万円で買えるならオススメだと推していたので、久々に飲んでみるかとテイスティング。
最初に飲んだお店は、開封後結構時間が経ったロットだったようなので、別なBARで仕切り直し。確かに多彩な香味と、フルーティーさや甘みが、スパイシーな味わいと混じり合う。家飲みでもじっくり楽しめそうなボトルだと感じました。確かに、1万円で買えるなら、あってもいいなあ。

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