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2015年07月

自転車関係の話 休日サイクリングコース@奥多摩、檜原村方面

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先週の土日は2日間運動づくし。土曜は自転車、日曜は野球。
厳しい暑さどころか「危険な暑さ」と言われている中です。

正直、11時から14時まで(球場までの自転車での移動時間を含めると10時から15時)の最も暑い時間、ろくに風も吹かないピーカンの河川敷は死ぬかと思いました。
野球も良いですが、同じ暑いなら自分は自転車のほうが好きなんですよね。自転車だと例え39度のとろけそうな日でもどこまでも行こうって気分になれます。
ここのところは好天に恵まれて毎週そんなシチュエーション。今日の更新は走ってきたコースの紹介です。


【奥多摩周回コース】
起点:JR青梅駅
終点:JR青梅駅
距離:88km
獲得標高:1379m
消費カロリー:1500~2000kcal
スタート:13時30分
ゴール18時00分

都内にあって東京じゃない空気を感じる事が出来るコースです。
何気に観光スポットや補給ポイントも多く、温泉まであって観光がてらのポタリングも可。バイクでツーリングされる方も多いですね。
このコースは時計回りで回るか、反時計回りで回るかで多少趣は変わりますが、トータルでキツイのは反時計回りで、どちらの周回でも難所は奥多摩周回道路(風張峠)でしょう。その他にも二ツ塚峠、吉野街道の登り(反時計回り時のみ)もあって、手軽に標高を稼げるコースです(笑)。


なんてわかっているかのように書いてますけど、奥多摩湖から先のコースを走ったのは今回が初めてでした。
どこか山のほうにいきたいな、でもガチで登るコースに耐えれるほど体が戻ってないから、難易度の低いところが良い。
周回出来て青梅に戻ってこれるから、距離的にも丁度良いな。風張峠は檜原村側から登ると厳しいけど、奥多摩湖側からならそれほど登らないだろ~。
なんて勘違いもあって気軽な気持ちでコースを設定しました。これで後に地獄を見ることになるのです。
そもそも風張峠が「奥多摩ヒルクライムコース」だったことなんて・・・すっかり忘れていたんですよね。

奥多摩ヒルクライム
http://triathlon-lumina.com/triathlon/entryform/2015072601.html

青梅駅まで輪行し、自転車を組み立てたらまずは奥多摩湖を目指して吉野街道を走ります。
吉野街道は多摩川と並走する奥多摩方面へのルート、登り具合は緩やかなのでサクサク進み、青梅から1時間で無事に奥多摩湖に到着。
奥多摩湖畔で小休止したら周回道路に入り、風張峠を目指して湖畔を走ります。
吉野街道も悪くないですが、こちらもなかなかの開放感。秋にもう一度来たい。



で、難所となる風張峠です。
上述のとおりこの峠道がどれくらいの斜度と距離か、認識せずに登りはじめました。
実際の風張峠(奥多摩湖半側)は距離12kmに平均9%近い斜度。うん、全然難易度低くないよねこれ。

流石にこのレベルの峠道で足を着くほど衰えてはいないものの、終わりの見えない坂道に後半はほぼイキかけました。
登り切った後の景色は最高、この達成感が登りの魅力の一つ。
1年ぶりくらいにヒルクライムをしましたが、やっぱい良いモンですね。体力が戻ったらまたチャレンジしたいです。



風張峠を登り切ると、後半は檜原街道で五日市へ向かう1本道。
吉野街道も似たような感じですが、それ以上に「ホントに東京か」という深い山の中の一本道が気持ち良い。ロードバイクはこういう場所を走る為にあるんだと思うくらい。
ちなみにこのコースのラストは、武蔵五日市から青梅駅に戻るルートに二ツ塚峠という4kmくらいの登りが待っておりまして。普通はどうってことない坂道なんですけどね、終盤にこれはキツイですよ。
誰だこんなコース走ろうって思ったのは、って俺だよ。地味に交通量も多くヒイヒイ言いながら登り切ってゴールへ。
鈍った体に刺激を入れる、良いライドになりました。
山を走ったら次は海。次の更新は時系列的に逆ですが、海方面のコースをUPしたいと思います。


余談:自転車やマラソンなどで長時間体を動かす場合、走りながら栄養補給を行うワケですが、それに関する面白い記事があったので紹介します。

ツール・ド・フランスを走る選手の食事を体験してみたら大変なことになったムービー
http://gigazine.net/news/20150726-tour-de-france-menu/

※ちなみに今回のコースをツールと比較すると、1級山岳1つ、3~4級山岳2つ。山岳ステージとするにはもう一つくらい1級か超級山岳がほしいですし、平地ステージなら距離も延長したいところです。
率先して走りたくはないですけど(笑)

ダンヒル ジェントルマンズ スペイサイドブレンド

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ウイスキーとして以上に、別方面で有名であるためついつい色眼鏡で見てしまう銘柄がいくつかあります。
それはホテルなどのオリジナルウイスキーであったり、今回のようにビッグブランドの中の1つとして販売されているもの。所謂異業種からの参入です。
しかし飲まず嫌いはいけないわけで、飲んでみるとヘタなブレンドメーカーやシングルモルトより良くできている。良いウイスキーである一定水準を満たしているように思います。特にダンヒル・オールドマスターのオールドボトルはシェリーの効いたブレンドでなかなか美味。オールドボトルファンの間で何気に評価の高いボトルです。
今回のボトルは、その後2000年代に入ってリリースされたオールドマスターの姉妹品で、オークションでセット品の中に含まれていたので飲んでみました。

DUNHILL
GENTLEMAN'S
SPEYSIDE
43% 700ml

評価:★★★★★(5) 

香り:柑橘系を思わせうる爽やかな香りにツンとしたアルコール感。麦芽香もある。徐々に麦芽風味とわた飴のような甘い香りが強くなる。微かに植物のえぐみも感じる。加水するとえぐみが消え、スペイサイドモルトらしい甘さと苦味、華やかさが開いてバランスが良くなる。

味:スムーズな口当たり。カラメル、黒砂糖を思わせる甘さから麦芽風味が強く開いてくる。
中間からはピリピリとした刺激、グレーンだろうか乾燥した穀類の香味とえぐみがある。
フィニッシュはほろ苦くあっさりとしており、スパイスを残してすっと消える。
加水するとスパイスは弱まりよりスムーズな飲み口になるが、香りほどの開きは見られない。


飲み口にあまり厚みはなく、モルティーでありながらグレーンの主張も強いという面白いブレンドです。
おそらくモルトは15~20年クラスで熟成したものを、グレーンは若いものを使ったのではないでしょうか。最近発売されたバランタインのマスターズと似たような印象を受けました。
ストレートで飲むと少々ちぐはぐな印象も受けましたが、加水して飲むと「おっ」と思わせてくれる変化があります。 

ダンヒル社がスコッチ業界に参入したのは1982年のこと。
この年同社がリリースしたのがダンヒルオールドマスター。原酒を持たない同社はインターナショナル・ディスティラリーズ・ヴィントナー社(IDV社)に生産を委託しての販売だったそうです。
流石ダンヒルらしくボトルデザインやアフターサービスにこだわっており、デザインではネックの部分が少し曲がっていて、継ぎ目も見えます。これは1800年代のボトルを再現した結果なのだとか。
またラベルには1本1本シリアルナンバーが打たれており、これをボトル付属の申請書で同社に登録すると証明書が発行され、愛飲者名簿に記載されたのだとか。ホンモノを求める人のためのブランドであるダンヒルの、なんとも凝った演出です。
委託での製造といえば、先日のもしもしウイスキーみたいなもんですね。まぁ販売手法はとても一緒に出来るレベルじゃないですが(汗)



IDV社の所有蒸留所はグレンスペイ、ノッカンドゥ、シングルトン、ストラスミルです。なるほどダンヒルオールドマスターはこの4蒸留所がキーモルトかと思ったら、ネットを見るとタムデューが使われているという記述が。
当時タムデューを保有していたのはフェイマスグラウスでおなじみ、ハイランドディスティラリー社なのですが・・・はて。
IDV社は1997年にかの有名なUD社と合併(UD社に吸収合併)し、UDV社が誕生します。
今回のダンヒル・ジェントルマンズ・スペイサイドはIDV社合併後の販売、同じように委託していたとすれば原酒は同様なところでしょうが、既にUDV社となっているわけで・・・実際はどうでしょうか。
飲んでみた感じはスペイサイドらしさは確かにあり、タムデューや上述4蒸留所(特にノッカンドゥやシングルトン)といわれると納得の味わいです。

山桜ピュアモルト15年 カスクストレングス 59% 550ml

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ここまで来ると使命感レベルとなった山桜シリーズ。
もうこれでラストだと思いますが、ギフト向けに販売された山桜カスクストレングス、その片方、ノーマル版です。
シェリーカスクのほうは某デパートを中心に展開され、こちらは地元の酒販がギフト用カタログを中心に50本限定(実際は・・・)で販売。機会がありましたので購入させていただきました。
やっぱり自分にとって青春時代の一時を過ごした街は特別で、そこで熟成されたウイスキーとあればなおのことなんです。
まぁ親に迷惑かけた事以外では、釣りばっかしてたことと、部活くらいしか思い出に残ってないんですけどね。


YAMAZAKURA
PURE MALT
Aged 15 Years
Cask strength
Sasanokawa shuzo Japan
59% 550ml

評価:★★★★★(5)

香り:焦げた木材のようなビターな香り立ち。ミント、メンソールのすーっとするアルコール感が鼻腔を刺激する。
麦芽風味、焦がした焼きリンゴ、徐々にザラメのような甘さ、樽酒のようなクセのあるアロマもある。
少量加水してもメンソール系のアルコール感はあまり変化が無い。1:1近くまで加水するとリンゴっぽい香りが強くなる。

味:ビターな口当たりで度数のわりにスムーズに入るが、すぐに口の中を刺激するスパイシーさ。
黒糖麩菓子、モルトスナック、焦げた木材、りんごを思わせるオークのフレーバーも奥から感じられる。
フィニッシュはビターでスパイシー、紹興酒のような甘さと木材のえぐみ。長く続く。
少量加水すると麦芽系の風味が開く、スパイシーさはそのままで口の中がヒリヒリする。


なんというか、見事なまでの山桜っぷりです(笑)。
なんで550mlとか、不釣り合いな大きさの化粧箱とか、ツッコミどころはいくつかあるものの、述べるべきは味ですね。
山桜ピュアモルトや笹の川酒造については以下の2記事で色々述べていますので、今回は比較を中心にまとめていきます。

山桜ピュアモルト15年(46%)のコメントは以下。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1020927064.html

山桜シェリーカスクのコメントは以下。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1033182353.html

このボトルは山桜ピュアモルト15年の高度数版ということで、なるほどなと思う部分が結構あります。
まず相変わらず色々うるさい味は健在です。料理を作った時にこれでもかといろんなダシや調味料を加えたような、最終的にまとまってるんですが大味というか。
加水版はこの味の受け皿となるボディが細かったので、さらにごてごてした印象が目立っていましたが、今回の59%版は高度数高濃度ゆえうるさいながらも力技でまとまってるような印象を受けます。
しかしその結果、46%で感じた地ウイスキー系のクセは、なんというか紹興酒にも共通するニュアンスとしてさらに強くなっていました。特に今は夏場で気温も高いので、濃い目のウイスキーはアルコール感やえぐみ的なものを拾ってしまう気がします。
もちろんクーラー入れてますが。
飲み頃の時期としては、秋から冬場、寒い時期に再度試してみたいです。

シェリーカスクと比較すると、最大のツッコミどころは色ですね。
どう見ても、このカスクストレングスのほうが濃いように見えるのは気のせいか
「いつからシェリーカスクだから色が付くと錯覚していた?(ドヤァ」
・・・いや、確かにそうなんですけど、一般的なところっていうか、なんかちょっと違うんじゃ無いか(汗)。
個人的な好みではシェリーカスクのほうが味はまとまっていました。ま、値段もしてますからね。


余談ですが、笹の川酒造は蒸留再開に向けて無事ポットスチルの導入が決まったそうです。
海外中華勢のジャパニーズウイスキー熱は、先日の株価暴落のあたりから急速に落ち着いているような印象もありますが、それ以外の国内外は相変わらず好調のようですし、国内市場のみならず世界に向けて笹の川ブランドを展開してほしいです。

アベラワー12年 シェリーカスクマチュアード

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シェリー樽熟成のモルト中心にリリース を行う蒸留所にアベラワーがあります。
かつては質の良いシェリー感豊富なリリースが多かった蒸留所ですが、この蒸留所も他に例を見ず疑似シェリー系の味が中心になっています。
知りませんでしたが、日本では正規代理店が無いんですね。
今回その免税向けニューリリースである、シェリーカスクの12年を飲ませて頂きました。

ABERLOUR
12 Years old
SHERRY CASK MATURED
1000ml 40%

暫定評価:★★★★★(5)

香り:ドライオレンジ、レーズンなどのドライフルーツを思わせるシェリーと木材の香り。重さはあまりないが生木っぽさのある香りで、近年のシェリー樽熟成という印象。

味:甘くスムーズな口当たり。レーズン、キャラメル、ホットケーキの甘さ。徐々に木材のニュアンスがあるが、全体としては滑らかで甘口、後半に重さを感じる。フィニッシュはドライ、香り同様に生木っぽさが残る。


良くも悪くも近年スタンダードタイプ、多様なリリースがある最近のアベラワーの中では、アベラワーらしいと言えるバランスタイプのウイスキーなのでしょう。
個人的にはアベラワーは近年ではアブナック、オールドでは角瓶8年、濃厚シェリータイプという印象が強いのですが、1980年代頃からはVOHMや旧12年などシェリーをベースにしたバランス型のボトルが主軸にあったように思います。
まぁシェリー感という意味では別モノですけど。

メーカー側の資料を見ると、マスター・ディスティラーがスペインで買い付けた新鮮なオロロソ・シェリー樽で熟成されたモルトとあります。上述の流れの続きになりますが、スペインのどこで買ったのか、そもそもオロロソっていうか樽仕上げ用のオロロソタイプの疑似シェリーじゃないのかとか、疑問がないわけではないんですが、過去との違いは明かなのですから、メーカー側もそろそろ公開しても良い気がするんですよね。

免税向けのボトルですが、平行品で国内市場にも入ってきており、値段はリッターサイズであることを考慮すると手頃なところ。この手のシェリー樽熟成ウイスキーが好きな方は、アベラワーらしくベースに変なクセは無いので安心して飲める味だと思います。


〜シェリー樽について〜
ウイスキー飲みなら聞いた事があるけれど、 知識としてアバウトである代表例が「シェリー樽」。
「シェリー樽はシェリー酒の熟成に使われ、 ソレラシステムから払い出される樽」
こうしてざっくりとした分類のみが一人歩きしていましたが、 スペインで起こっているシェリー樽を取り巻くビジネス事情に光が 当たり始めたのは、つい最近のことだと思います。

いわゆる疑似シェリー酒を詰めたシーズニングによる、ウイスキー熟 成用のシェリー樽の製造。また、 ヘレス地方では無い他の地域で作られた酒精強化ワインを熟成させ ていた樽も、シェリー樽に分類しているという話など。( 一部の方々は早くから疑似シェリー樽ビジネスについてご存じで、 私も色々教えて貰いました。自分は詳しくない人です。)
これら疑似シェリー樽をシェリー樽分類することについては、現 地で規制の議論が行われているそうです。まぁそうですよね・・・ 疑似シェリーはシーズニング後に捨てるか蒸留するかしてしまうそ うで、 市販のシェリー酒と同格で扱うかは素人目に見ても議論の余地があ ります。
自分はうまけりゃいい派ですが、 例えば本当にソレラから払い出したモノはソレラ・ シェリーカスク。 疑似タイプでシーズニングが浅いものはフレッシュ・ シェリーカスク。シーズニングが長いものはオールド・ シェリーカスク。とか、 分けて貰えると飲み手側の議論が進みそうだなと思ったりもします

ベンネヴィス 17年 (1996-2013) ”アランビック”

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今回の投稿は、先日ウイスキー仲間のYさんから頂いていたブラインドサンプルの続きです。
もはや自分の能力の低さをただひたすら晒すだけのお時間になっておりますが、かっこつけても仕方ないので、ダメっぷりもしっかり投稿しておこうと思います。
最近リリースの多いベンネヴイス、このサンプルはそこまで強い樽感は無かったのですが、届いた直後の印象と、再度飲んだ時の印象が異なるところも面白かったです。


BENNEVIS
For Alambic
17 years old
Distilled 1996
Bottled 2013
700ml 50.2%
※写真無しのため、モルトヤマさんからお借りしました。



【ブラインドテイスティング回答】
熟成年数:15~20年程度
蒸留年代:1990~2000年代
度数:50~55%
樽:リフィルシェリーバット
蒸留所:グレンカダム、クライヌリッシュ、ブナハーブン
暫定評価:★★★★★(5)

香り:アルコール感を伴うスーッとするメンソール系の香り立ち。麦芽、クラッカー、レモングラス。
樽感がニュートラルな印象で、若干のニューポットっぽさもあるが総じて若いわけではない。

味:口当たりは粘性があり、麦感からすぐに蜂蜜の甘さ、レモングラス、マスカット。
度数の高さゆえパワフルな味わい。中間はあまり広がりは無く、すぐにフィニッシュに繋がる。
フィニッシュは序盤の香味のままスパイシーで微かに内陸系のピートスモーク。爽やかな後味。

総評:香りを嗅いだ瞬間は、まだ若いなという印象を感じましたが、香味のテクスチャーにざらついた感じは無いので、若いのではなく樽感がニュートラルな、例えばリフィルシェリーバットなどの樽の影響が少ない環境で、ハイランドタイプのモルトが15年程度の熟成を経たのではないかと推察。
仮に予想通りだったとして、こういうモルトは熟成年数と樽感のリンクがわかりにくいので、1本買うともてあましそうな気がします(笑)。
香味のカドは取れてきており、パワーはそれなりにある。であれば市販のマイ樽(チビ樽)なんかでフィニッシュかけたりするのには向いていると思うので、そういう用途はオススメしたいですね。

(ブラインド、ここまで)

旨いと話題のアランビック向け。実は飲めていなかったので大変ありがたかったです。
テイスティングのほうは、熟成年数、蒸留年代、度数、地域、はそう大きくハズしていませんが、まさかベンネヴィスだったとは思わず・・・。また、頂いたサンプルはラストショットだったということですが、そうであってもリフィルシェリーバットと勘違いしてしまったのは痛恨です。
このサンプルは、届いた直後に軽く舐めた時の印象が"難問。やたらとフルーティー"と出題者に返しています。しかし後日改めて飲むとそこまでフルーティーでも無く、むしろ麦芽系の王道ハイランドモルト、という印象のほうが強かった結果、上述のコメントとなったのだと思います。樽感が薄いと感じた結果評価も低めになってます。
恐らく体調か気温か、自分の認識の問題か、何かしらでその点を強く意識してしまったのでしょう。

まだまだ深みに潜り切れてないですね。
ちなみに写真が無いのは、頂いた写真の隅に個人情報が満載で、使えなかったため(笑)。

出題者のY氏はまだ有名になる前に、このベンネヴィス・アランビック向けを某S屋で購入されたのだとか。当時としても決して安く無い価格であったのに・・・恐ろしい先見の明です。
貴重なサンプル、ありがとうございました。

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