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先日紹介させていただいた、12月15日、16日開催のウイスキー愛好家による写真等の作品展"Why do you like Whisk(e)y?"。先週末に会場の設営が行われて、いよいよ開催を待つばかりとなりました。


◆ウイスキー写真作品展・Why do you like whisk(e)y? 

開催日時
12月15日(土)10時から19時
12月16日(日)10時から18時
※事前予約制、2時間交代制
参加費:2000円
(ウイスキーテイスティング代込み)

会場:Nishiogi place
東京都杉並区西荻窪北5-26-20
JR西荻窪駅北口から徒歩10分弱(1km程度)

予約・問い合わせ先
whydoyoulikewhiskey@yahoo.co.jp

企画・主催
Isihara Tatsuya

ウイスキーだけでなく、それが作られた環境、歴史的背景や作り手のエピソードを合わせて楽しもうという、愛好家による愛好家のための企画。
作品総点数は200点以上、会場内に展示されたウイスキーに関わる作品の数々。
これまでちょっと展示会のイメージが掴みづらい部分があったのは否めないと思いますが、個人的に予想していた以上におしゃれで、そして魅力的な空間に仕上がっていると思います。
ソファーに腰掛けながら、あるいは時にスタンディングでウイスキーを片手に作品を見て回る。。。なんだか良いイベントになりそうな気がしてきませんか?

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当日提供されるスタンダードウイスキーは、主催者であるイシハラ氏が愛する、富士御殿場、フォアローゼズ、そしてアラン。アランは同氏が所有するカスクの7年熟成サンプルも提供されます。
加えて、マニアックなところであかし、台湾から南投、極め付けが多分知らない人は多いであろうアメリカのバルコネズ。。。

このほか、現地蒸留所を訪問する中で調達したボトルの数々も、作品とセットになるように提供されるわけですが、一部あまりにマニアックなチョイスに「え、なにそれ」と引かないで欲しい。
逆に言えば、ここでメーカーが提供したような、超有名蒸留所の12年熟成オフィシャルスタンダードばかりが並んでもつまらない。
なぜこの蒸留所なのか、なぜこのボトルなのか、正直自分も彼のチョイスの経緯は説明できないので、そのエピソードを含めて是非当日会場で"撮り銅"ことイシハラ氏のウイスキーへの愛が結実した形を見たいと思っているのです。

(アランのポットスチルと提供ボトルとなる3種。新婚旅行の勢いで樽まで買ってしまったというエピソードには、しばし唖然。)


(最近カヴァランに次いで台湾ウイスキーとして認識されてきた南投蒸留所。その実態を知っている人は少ない?どのようなエピソードが披露されるのだろうか・・・。)

(アメリカンウイスキー、バルコネズ。密造時代を思わせるような、倉庫を蒸留所がわりにしていたらしい。イシハラ氏はどうもこういう珍品に弱い。気になる味は当日会場で。)

(このほか、続々とストックボックスから発掘される、これまで買い貯めてきた秘蔵の蒸留所限定品の一例。数に限りはあるものの、こちらも当日提供の対象品。)

また、イベントまで1週間となって隠し球登場。
これもウイスキーの作品と言える"カクテル"を、BAR LIVETのオーナーバーテンダー静谷さんに提供していただけることとなったそうです。
静谷さんと言えば、今年から大々的に展開を開始した、ウイスキーの個性や歴史などを軸に作り上げたカクテル"Whisktail"です。
提供いただける時間は12月16日14時から16時までの枠のみとのことですが、以下の予約状況を見る限り、現時点でこの枠は比較的空きがあるようです。

当日はウイスキーのどんなエピソードがカクテルで再現されるのか・・・またこの他の時間帯は、きっと有志によって即興で何か"作品"の提供が行われることでしょう。
自分もハイボールづくりで乱入しちゃおうかなぁ(笑)


本イベントはゆったりと作品を見ながら、そのお酒にまつわるエピソードとお酒そのものを楽しんで欲しいと、1時間ごとに参加枠をずらしながら参加上限を設け、2時間1枠で予約を受け付けています。
一部満席となっている枠もありますが、参加登録は以下のイベントサイトからメールまたはFBイベントページから受け付けていますので、ご検討ください。

イベントサイト:Why do you like whisk(e)y? 

※FBイベントページ

 

※12/10時点の参加登録状況。最新の状況はFBまたはイベントサイトにて。

イベント開始に向け、8月に始まったクラウドファンディングから4ヶ月。リターンも手元に届いて、いよいよ祭りの開催を待つばかり。
冒頭記載のように参加費にはウイスキー代も含まれているため、テイスティンググイベントとしてもお得感が。。。自分は今回は主催側ではなく参加側。当日は存分に、ウイスキー作品の数々が作り出す空間を堪能しようと思います。