ワイルドターキー レアブリード バレルプルーフ 58.4% 2017年リリース
- カテゴリ:
- ★5
- アメリカンウイスキー(バーボンなど)
RARE BREED
Barrel Proof
2017's
700ml 58.4%
グラス:グレンケアンテイスティング
場所:自宅
時期:開封後1ヶ月程度
評価:★★★★★(5-6)
香り:メープルシロップとナッツを思わせる甘いアロマ、焦がした穀物、ジンジンと鼻腔を刺激するチャーオーク香。奥からほのかにハーブや青みがかった植物、生木っぽい香りも感じられる。
味:パワフルなアタック、口内をビリビリと刺激するスパイシーさ。キャラメリゼ、少し焦げたワッフル、口の中でジワジワとコクが出てくるよう。
余韻はハイトーンな刺激と少しべたつきがある。キャラメルの甘み、ウッディなえぐみがタンニンとともに残る。
パンチはかなり強いものの、熟成感、樽由来の甘みとも最低限必要な範囲で備わっている。少量加水するとマイルドな飲み口やメープルシロップのような甘みを引き出せる一方、ロックも悪くないが、氷に負けるのが早い気がする。
ワイルドターキーの樽出し原酒を、加水せずバッティングして仕上げるレアブリード。
昨年ひっそりとパッケージリニューアルが行われ、ビッカビカの金色の外箱が白地のデザインに、1990年代のレアブリード及び1855リザーブ発売から続いていたボトルシェイプも、少し角ばったようなデザインに変更されています。
(1月1日から輸入元が明治屋にも変わってますね。)
では中身はというと、値段なりではありますが、上位グレートとなるラッセルズリザーブ10年に通じるコクと甘みがあり、樽感に嫌な要素が少ない、意外と楽しめる刺激強めなオーソドックスバーボンという感じ。
刺激の強さはワイルドという単語がしっくりくる構成で、ここは旧ボトルより強くなっているような。。。また、ドライだった樽感も少し濃くなった印象です。
まあ初期ボトルと比べると、樽感はともかくコクが足りないので、下手に樽感を強くするのではなく、酒質を厚くして欲しいというのはレアブリードに限らずターキー全般に思うところでもあります。
3月には新商品の「ケンタッキースピリッツ」が発売されるようですが、これはどう仕上がってくるでしょうか。
今回なぜレアブリードの現行品を買っているかというと、それは先日から始めた自宅樽でのバーボン追熟、その度数調整に使うため。経験上ですが、50%を超えていないと樽に負けやすいので。
そんな中、ふと気づいたのがコルクキャップの変化。
以前は写真右側のように差込口の角を削って丸くしてあったのですが、その工程が省かれてダイレクトな切り口になっています。
これ、差し込みづらいだけじゃなく、折れたり欠けたりしやすいんですよね。自分で削れって話かもしれませんが、中身の構成は好みや作り手の解釈と割り切っても、こういうところはユーザー視点に立って欲しいなーと思います。


コメント
コメント一覧 (4)
このブランドは70年代末から日本ヒューブラインが代理店で98年にペルノリカールジャパンに変わりました。
所有者は80年からペルノリカールだったのですが2009年にカンパリ傘下。
なぜか15年にサントリーの扱いなって18年から明治屋と。
明治屋は80年代初頭にそれまでヒューブライン扱いだったメーカーズマークの代理店となったのですが、2013年にサントリーに権利が移行してしまいました。
先方の所有者の移動のためでしょうが、スコッチのバランタインとコニャックのクルボアジェも10年以上代理店だったのが89年にどちらもサントリーに変わって現在に至ってます。
近年は代理権でツキがない印象の明治屋ですが、ワイルドターキーは知名度に不足もないですし、メーカーズマークの時以上の頑張りを期待します。
ちなみに、最近の新聞記事によればサントリーはメーカーズマークにサントリーの技術を取り入れたプレミアム品を登場させ世界展開する予定だそうですね。
明治屋はかつてウイスキーで一時代を築いていただけに、これからの巻き返しを期待したいですね。
ただ、8年、13年は実は日本や一部市場向けのみとなっており、サントリーが維持するためにがんばって交渉していたという情報もあり、今後どうなるかは引き続き注目です。
メーカーズマークでサントリーの技術を取り入れたプレミアム品・・・最近増えてきた46シリーズのインナーステイブを使ったプライベートカスクでしょうか。あれは総じて出来が良い印象&価格もモルトのシングルカスクに比べて手が出しやすいのも魅力。今後広く展開されるならさらに楽しみです。
投稿コメントの書き間違いを修正していただきまして・・お手数をおかけしました。
以前に投稿しましたが、明治屋には豪華なカタログを無料で送ってもらったりしているので気になってるんですが。
最近は京橋店をのぞいてみると酒類のスペースが縮小されてウイスキーはほとんど置かれてないんですよね・・ちょっと残念ですなあ。
いえいえ、これくらいは手間でもなんでもありません(笑)
おっしゃるとおり明治屋さんの店舗で、これというウイスキーラインナップが揃っているところはあまり見ませんね。一時期はバランタインに流通の無かった21年ものを非売品で作らせてしまうほどの力があったのに・・・。
個人的にも復活して欲しいなと思っています。