カテゴリ:

BALLANTINE'S 
Very Old Scotch Whisky 
Aged 15 Years 
1990's 
43% 750ml 

グラス:木村硝子テイスティング
量:30ml以上
場所:自宅(サンプル@Jさん)
時期:不明

【ブラインド回答】
地域(種別):ブレンデッド
銘柄:バランタイン
流通時期:1990年代
年数:15-20年
度数:43%暫定評価:★★★★★(5-6)

香り: 香り立ちはクリーンで淡くスモーキー。乾いた牧草、若干若さとえぐみが混じるが、スワリングでバニラ、リンゴ、エステリーな熟成香。甘く華やかなアロマが開いてくる。

味: 乾いた麦芽風味とグレーン由来のバニラ、シロップの甘み。口当たりでツンとした刺激も感じる。中間はやや単調だがじわじわとピートが染み込む。余韻はほろ苦くスモーキー。 突き抜けた感じはないがバランスよくよくまとまっている。

総括:熟成したハイランドモルトのフルーティーさ、エステリーさからオールドのバランタイン系の香味を感じた。このバランタインのフルーティーさは20年クラスから出ることが多く、一方で若さやグレーンの味わいも相応にあり、そうした原酒も使われているモデルと推察。
経年の変化具合や原酒構成から、90年代流通あたりのミドルグレードかなと予想。


ウイスキー仲間のJさんからの出題。いつものようにノーヒント、オールジャンルでのブラインドです。
「ま、わからないと思いますけど(ドヤ顔)」なんて言われて出題を受けましたが、多分これだろうなというボトル指定での回答。期待に添えない形で申し訳なかったなと思っております(ドヤ顔)。

バランタインは特級時代は積極的に攻めているものの、90年代以降はあまり飲んでおらず、今回のバランタイン15年も初体験でした。
そのため、もっとグレーン感強くペラペラの味わいなんだろうなと勝手に推測していたのですが、現行品にあるようなえぐみは少なく、熟成したモルティーさも感じられ、余韻にかけて染み込むようなピートフレーバーも自分好み。また、ハイボールにするとさらに引っかかりがなくスイスイ飲めて、それでいてちゃんとウイスキーの味を楽しめる。100mlほどもらったサンプルをしっかり堪能させて貰いました。

仮に自分がBARをやるとしてハイボールをお任せで出すならば、オールド好きにはジョニーやピンチなどのこってりとしたボトルからチョイスしますが、まだそこまで踏み込んでいない愛好者には、15年が良いチョイスになりそうです。
位置づけ的には現行品12年の強化版で、先に書いたように嫌味が少なく飲みやすい。オークションでは特級時代に比べて価格もお求めやすいところですし、扱いやすいボトルだなと感じます。



なお、Jさんからは今年の3月にもブラインド出題を受けていて、そのボトルが写真右側の同時期流通のバランタイン21年でした。
21年はより華やかさ、エステリーな香味を感じ、長期熟成ブレンデッドの良いところを堪能できますが、逆に飲んでいて物足りなさがあった記憶もあります。ストレートで飲むなら21年ですが、ハイボールなどにするなら15年かなと。
ちなみに、この時のブラインドでは、ブレンデッドであることの予想はできていましたが、流通時期や熟成年数など結構外してしまい悔しい思いをしました。今回はその辺もしっかり修正し、この1年間の成長を実感できたのも収穫です。