バランタイン 30年 1980年代後期流通 43% 特級表記
BALLANTINE'S
Aged 30 Years
Very Old Scotch Whisky
1980's
43% 750ml
グラス:サントリーテイスティング
量:15ml程度
場所:BAR飲み(BAR GOSSE)
時期:不明
評価:★★★★★★★(7)
香り:焦がした麦芽やカラメルソースのような、甘くビターでスモーキーな香り立ち。徐々にエステリー、りんごのコンポートや熟した洋梨、ほのかにママレード。多層的で華やか、アルコールも立っており状態は良い。
味:リッチなモルティーさと熟成感を感じるまろやかな口当たり。ボディーはミディアム程度からやや軽め。ほろ苦い麦芽風味、リンゴのカラメル煮、アーモンドナッツ。甘さと華やかな熟成香が鼻に抜けつつ、内陸系のピートがじわりと舌に染み込む。
余韻は程よくウッディーでドライ、存在感のあるスモーキーフレーバーと砂糖漬けのオレンジピール。
そう言えば掲載していなかった、バランタイン30年の特級時代末期リリース。
ラベル表記等から、おそらく1987年、1988年頃のボトルではないかと推測される1本。ちょっと前まで家飲みしていたボトルで、まあ当時7万円とかしたボトルが良い時代を満喫させてもらいました。
1980年代後期、この頃のバランタインはスタンダードはもとより、17年でもかなり力を落としていますが(モノによってはちょっとした事故も・・・)、30年は別格です。
多層的でふくよか、未熟感もグレーンの薄っぺらさもない、熟成したハイランドの華やかなモルティーさは当時のミルトンダフ由来でしょうか。
蒸留時期は若くても1950年台後半、その他にもバルブレアやグレンバーギーなどの内陸系が中心と思われる構成で、じわりと染み込んでくるピートフレーバーが、これだよ、これぞスコッチだよという気持ちにさせてくれます。
現行品の30年も同様に華やかでフルーティーなんですが、ボディーの薄さは如何ともしがたく。まあそれこそ疲れて帰ってきて、家でガブガブ飲むには最高なんでしょうけど、そんな気楽に飲める値段じゃないっていう。
見分け方は今更書かずともとは思いますが、バランタインはロゴの色やネックのデザインなど統一的な見分け方はあるものの、ファイネスト、12年、17年、30年でそれぞれ独自の遍歴があるのが特徴です。
30年については1980年前後で一時グリーンボトルの時代があり、それを挟むようにブラウントールボトルが採用されています。
60年代、70年代はブラウンボトルで、赤白紋章、及び青赤紋章。1980年前後のグリーンボトル時代はロゴの色が青黄色なので、この時点でもう迷うことはありません。
先に投稿しているように、バランタイン30年は1960年代、70年代、80年代と、どれもブレンデッドとして素晴らしい出来栄えで、まさにThe Scotchの名に相応しいブレンデッドウイスキーです。
スコッチウイスキーに興味がある方は、バランタイン系列の長期熟成は是非試して欲しいですね。
現行品の30年も同様に華やかでフルーティーなんですが、ボディーの薄さは如何ともしがたく。まあそれこそ疲れて帰ってきて、家でガブガブ飲むには最高なんでしょうけど、そんな気楽に飲める値段じゃないっていう。
見分け方は今更書かずともとは思いますが、バランタインはロゴの色やネックのデザインなど統一的な見分け方はあるものの、ファイネスト、12年、17年、30年でそれぞれ独自の遍歴があるのが特徴です。
30年については1980年前後で一時グリーンボトルの時代があり、それを挟むようにブラウントールボトルが採用されています。
60年代、70年代はブラウンボトルで、赤白紋章、及び青赤紋章。1980年前後のグリーンボトル時代はロゴの色が青黄色なので、この時点でもう迷うことはありません。
先に投稿しているように、バランタイン30年は1960年代、70年代、80年代と、どれもブレンデッドとして素晴らしい出来栄えで、まさにThe Scotchの名に相応しいブレンデッドウイスキーです。
スコッチウイスキーに興味がある方は、バランタイン系列の長期熟成は是非試して欲しいですね。


コメント
コメント一覧 (11)
私も最近これに近いボトルを飲みました。
ホンコン流通品で、760ml表記だったので80年代前期?かなと思うのですが、これと赤青旗を飲み比べると大分味の違いに驚きますね。赤青のほうが好みの味でしたが。
ところで、赤紋章の135Yの頃と赤青でもやはり飲み比べると結構違う味わいに気づく感じでしょうか?
もし結構ちがう様でしたらヤフオク・・は今高いのでバーで頂いてみようかなと思っている所であります。
バランタインの30年は現行でもかなり頑張っていると思いますが、90年代以前は更にハズレなし。ストレートは勿論ロックにハイボール、アイラからの口直しと我が家でも重宝してます。それほど高騰していないので自宅ストックできますし美味さを考えればコスパも良好。グレーンもこなれてモルティさも安定し、やはり30年という月日は伊達じゃないですね。
紋章も興味ありますが、個人的には裏のひし形ラベルの有無。よく聞く話ではひし形ラベルの有無で味が違うというものがありますが、本当ですかね?何本も飲み比べましたが、バカ舌の自分ではあまり違いが、、、。ご存知でしたらご教授を。
これは保育社カラーブックスシリーズのひとつで、大阪の老舗バーのマスターが著者。
当時普通に入手できた洋酒本としては唯一といっていい本でした。
この記述に・・ウイスキーの熟成には30年という限界がある。バランタイン30年ものは、現在市販されている唯一最高のスコッチウイスキーである・・とあって。
そんな凄いウイスキーがあるのか!と衝撃をうけましたよ。
あれから30年どころか40年以上たってしまったのに一度も味わったことがないのは怠慢のそしりをうけてもやむをえないところですね。
おお、お久しぶりです!お元気でしたか?
バラン30年はどの時代も魅力がありますが、それぞれの時代に原酒をやりくりして、味わいを作ってきたのだと思います。
というか半世紀にわたって30年の長期熟成ブレンドをリリースし続けるってのが、それだけでも凄まじいことです。
赤白紋章時代は、赤青に似ている部分はありますが、ピートの質など違いは感じます。とりあえず飲まれて損はないかと。
ただ、この時代になると状態も大きく左右するので、中々比較も難しいですね。
流石によっしーさんクラスの飲み手は、この辺抑えられてますね!
最近は多少値上がってきましたが、まだ現行品より安価ですし、何より買って間違いないところが最高です。(最近の現行市場価格では、この辺のボトルでもやらかすことがw)
裏ラベルの有無は80年代の世界展開が始まったあたりから見られると認識していますが、ベースが良いのでそんなに大きく変わる印象がないのが本音のところです。
いずれ同時期のものの飲み比べなどしてみたいですね。
おっしゃる通り、涼しくなってウイスキーの美味しい季節になりました。
夏場に開封して様子見だったボトルなども、これからじっくり楽しんでいけそうです。
バランタイン30年が至高のウイスキーというのは、あながち間違いでもなく、量産されているブレンデッドウイスキーではトップクラスだと思います。
単発では色々出ていますが、これに対抗できるのは響くらいです。
しかし中学時代という発言は目を瞑るとして。。。それは完全に怠慢ですね、なんという事でしょう(笑)
今すぐ当時のボトルを購入し、宅飲みするべきです!
香りだけでも、今にはない複雑さ、奥行きが感じられますよ。
最近ですと、アイラ200周年記念で出たとかのラフロイグがOBラフロイグらしい甘さが少し感じられて美味しい一本でしたよ。くりりんさんはもう飲まれましたか?
なるほどピートの質が・・。
また、見かけたら試してみます。ちゃんと当たりの状態の一杯で頂ければと今から祈っておきますねw
当時のボトルとなると、見つけるだけでも骨でしょうね~
怠慢な自分には難しいか・・
以前は高価なボトルを衝動買いしちゃったりもしたんですが、店頭買いのみで通販やオークション落札はしたことがないんです。
それに手を出すと歯止めがきかなくなるんじゃと。
「洋酒入門」にはクリスタルデカンタ入りバランタイン30年の写真が載ってたんですが、その後デカンタ版は全く見ません・・どっかに残っていますでしょうか。
アイラ200周年のラフロイグ、昨年のラフロイグ創業200周年ボトルでしょうか。
と言っても15、21、32と色々あり、カーディスなども200周年パッケージでしたから絞れませんw
ただ32年以外は飲みましたが、どれも安定かつ蒸留所の将来性も感じる良いモルトでしたね。
ますます怠慢ですねえいけませんよ(笑。
デキャンタの30年は国内オークションではあまり見ませんが、海外サイトなどでは見た記憶があります。
しかし中身や値段的にリスクの高いコルクキャップを買う理由もなく、コレクターズアイテムという印象は強いですね。
熟成年数が抜けていましたが、実際頂いたのは21年のボトルでした。
しかし他の年数もあったんですね・・・。32年はちょっと財布には優しくなさそうです(笑)