テイスティングに関する記事の連載開始について
WEBメディア「ACCETORY」で、テイスティングに関する記事を不定期連載することとなりました。
ウイスキーを深く知りたい方へ 自宅で嗜むテイスティング入門
https://accetory.jp/articles-452
先方からの依頼は「お酒に興味を持っている方や、ウイスキー初心者が勉強になるような記事」とのこと。幾つか候補を出したところ、テイスティングについてはどうかと、テーマの指定をいただきました。
ただ、テイスティングといっても基本的な作法を紹介するだけなら、専門書籍と大差ない内容になりますし、あまりにコアな内容は初心者向けと言い難く。
それならばと、テイスティングの作法だけでなく、感じられるフレーバー、要素、個性の中でも代表的なものを特集し、それを味わえるボトルを逆引き的に掲載する内容で連載していくことにしました。
第一回目の記事では、環境が整ってなければテイスティングも何もないので、テイスティングをする意義、揃えておきたいツールを紹介しました。
・テイスティングしようぜ。
・テイスティンググラス使ってみよう。
・グラスは専用のグラス拭きで拭こう。
って感じの内容です。
次回以降はテイスティングの基本的な流れ、意識すべき要素について紹介し、上述したフレーバーにフォーカスする流れです。
また、グラスについても形状によるフレーバーの違いや、温度、銘柄による使い分け等、徐々にマニアックな内容も含めていく予定です。
ブログでは前編後編等に分けて記事をUPしたことはありましたが、連載となるのは初めてのこと。
シリーズ全体の構成案をまとめるのと合わせて第一回の記事をUPするのに、依頼を受けてから約1ヶ月弱、随分時間をかけてしまいました。編集部の皆様、お待たせしてしまい申し訳ございません。
(最近ブログの方で1日1記事しかUP出来ていなかったのは、仕事が忙しいだけでなく、こちらの作業に時間を使っていたというのもあるのです。)
自分のテイスティングに関する考え方、捉え方はいつかまとめてみたいと思っていましたので、大変いい機会を頂きました。
もちろん私のテイスティングは完璧なものなどではなく、まだまだ未熟な部分は多いと思いますが、これまでの経験を文字にすることで、さらなるレベルアップに繋げていければと。そして最終的にはウイスキーではあまり見ない「テイスティングの手引き」としてまとめていければと考えています。
連載はこちらのペースで行うため、決まった日時にUPされるものではありませんが、2週間に1本くらいのペースで書いていく予定です。
皆様、ACCETORYでの記事もよろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (6)
私のグラス拭き(マイクロファイバー)
① rezi グラスクリーニングクロス
② リーデル クリスタル クロス
値段は千~千五百円
そんなに出したくない方は
③ 百均のメガネ拭き(20×30cm)を二枚使えば代用も可w(両手で一枚ずつ)ですが、やはり専用のクロスが良いです
今は(紆余曲折を経て、拘りの)ワイングラスしか使ってない(クロスは①②使用)ですが、テイスティンググラス も相当数かつて使ってました(テイスティンググラス には③で十分w)
あと、リッド(硝子蓋)も私は常用グラスの数だけ(サイズ違い)揃えてます(純正品はなく代用品なので入手に手こずりましたが)
連載を執筆されてるのですから、私みたいに好き勝手な戯れ言は書けない(笑)事情は判ります
ウィスキー界の為に頑張って下さいね
いやいや、こだわってますねー。
蓋までとは恐れ入りました。
グレンケアンタイプなどだと30cm四方くらいのグラス拭きでも拭けないことはないですが、リーデルなどの脚の長いタイプとかになると非常に使いづらくなるので、何度も使えるものですし、最初からロングタイプの方が良いかなと思います。
自分の場合特段制約はなく、好きなように書かせてもらってますよ。入門者向けというレベル感で合わせるとこれくらいというトーンはありますが。
ウイスキー界というより、ほとんど自分のスキルアップのためなので頑張ります(笑)
あなたはよく調べないで盗作してしまうから
故意に書いてある間違った情報を
そのまま盗作してしまいますね
コメントありがとうございます。
先日もコメントいただきましたでしょうか?
この記事は自分の考えをまとめたもので、何か別な記事を盗作するようなことはしておりません。
一方で、間違っているとされる情報があればそれは修正の必要があると考えます。
お手数おかけしますが、メッセージでも構いませんので間違っているとされる記載箇所をご連絡頂けますでしょうか。
また、盗作と考えられているベースとなるものも、合わせて教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
テイスティングについて、まだまだ初心者の私は夕食に何を食べたか、どの順番に飲んだか、何杯飲んだか後なのか、ど平日なのか週末なのか、どこで飲んだか、誰と飲んだか、その日の体調、グラス、、、これら次第で感じ方が変わり飲み尽くしたつもりのオフィシャルボトルでさえ、ある意味新鮮な気分になることがあります。これはこれで趣味としてはとても楽しいのですが、、、この辺りのブレを最小化するためにはどのようにすると良いでしょうか?テイスティングノートをつけたいのですが、この流動性により自分が信用できないため始めることを躊躇しています笑
はじめまして!そしてコメントありがとうございます。(遅レスで申し訳ないです。)
テイスティングのブレ幅は誰しもあって、確かにそれを少なくする、あるいは認識して補正出来るような飲み方が出来れば理想ですね。
テイスティング精度の上げ方は、すぐ出来ることはテイスティングのルーティンを固定することがあります。グラスを固定する、お風呂に入った後に飲むようにするといった具合ですね。
そして樽、熟成感、度数など、いくつかの普遍的な要素を拾えてくればブレ幅はぐっと少なくなります。
その勉強のためには、シングルカスクのボトルを積極的に飲むのが有効です。この樽はこういう味、度数によるフレーバーの違いなど混ざっていないからこそわかりやすいものがあります。
まあ結局はたくさん飲めというオチなのですが、ただ飲むにしても意識して飲んでいくことがテイスティングスキル上達の近道なのかなと思います。
参考になりましたら幸いです!