ジョニーウォーカー スイング 1990年代流通 UD社取り扱い
JOHNNIE WALKER SWING
Blended Scotch Whisky
1990's
43% 750ml
グラス:リーデルコニャック
量:30ml以上
場所:自宅
時期:開封後一週間程度
評価:★★★★★(5)
香り:焦げたカラメルやシリアルを思わせるほろ苦い穀物系の香り立ち。ヒネ香、植物っぽいえぐみ、梅のような酸味とピーティーなスモーキーさもある。
味:まろやかな口当たり、香ばしい麦芽風味、ホットケーキ、オレンジピール、モルティーだが後半にかけてえぐみもある。
余韻はピーティーでカラメルの甘さの奥に若干の塩っぽさを感じる。
船の上でも倒れないボトル、ジョニーウォーカースイング。このスイングの1970年代流通品に心を打たれてウイスキー沼にはまった私ですが、1990年代の流通品は随分香味の傾向が変わっており、甘みがひかえめになり、辛味を強く感じるようになったのが特徴だと思います。
一言で、原酒の比率が変わったということなんでしょう。
1960年代、70年代のスイングは長期熟成のスペイサイドやハイランドモルトが中心だったのか甘みが強く、わかりやすい味わいですが、逆にアンバランスで同時期の黒や赤より評価が低いこともしばしばあります。
スイングがリリースされた当時、通常ラインナップは赤と黒しかありませんでした。それが1980年代中頃からはハイエンドモデル、ジョニーウォーカーオールデストが生産開始となり、1990年代に入るとゴールドラベルもリリースされます。
ラインナップの中での位置付けが変わったためか、原酒の質もさることながらブレンドの傾向から変わったように思います。
ストレートよりはロックやハイボールがオススメですね。
ボトルの見分け方は非常に簡単かつ数多くあるのでここではキャップ部分のみ触れます。1960年代以前コルクキャップ、1970年代〜1980年代初頭がメタルスクリュー、1980年代中頃〜1990年代が今回の妙に豪華なプラスクリュー。さらに新しくなると、金属製のラベルが紙のシールになります。ご参考まで。


コメント
コメント一覧 (4)
当時は広告などで見かけるスコッチで一番格上な印象があったのはオールドパーでしたね。
「スコッチの最高峰」がおきまりの広告フレーズ。
より高価な輸入品は高級ホテルのバーあたりにしか存在してないようなもんで。
「世界の洋酒」・・6000円もした・・でプレジデントやデュワーズ・ネプラスウルトラ、ロイヤルハウスホールド、サムシングスペシャル、ベル20年、アンバサダー25年などの高級スコッチを知りました。
シングルモルトでグレンリベット、グレンフィディック、グレングラント、グレンモーレンジ、ラガヴーリン、リンクウッドは載ってたような。
でもグレンモーレンジはグレンモランギーと書いてありましたけどね。
当時はオールドパーがストーリー性か、愛飲者によるところか、アジア圏で爆発的に売れていたので、中身以上に評価されていた感はありますね。
それ以外のウイスキーも入ってきていたものの、シングルモルトは今とは想像できないほど日陰者、ブレンデッドの抱き合わせ的な感じだったと認識しています。
古いカーデューやモートラックをみると、わざわざジョニーウォーカー表記を入れたりして、本当に時代って奴ですよね。
ラガブーリンの80年代ボトル画像に透明ガラスの肩に馬の浮き彫りがあるのがありますね。
実物は見てませんし、「世界の洋酒」のもの(ラガヴァリンでした)は基本デザインは同じで肩ラベルに12年表記があるやつなんですが。
70年代に日本市場で販売トップのスコッチはホワイトホースだったんですよね。
北米ではJ&B、英国ではベル、スコットランドではフェイマスグラウスでした。
「ビッグファイブ」(ホワイトホース、ウォーカー、ヘイグ、デュワー、ブキャナン)という言葉もまだ使われてましたしね。
昔のラガヴーリンだとホワイトホース表記のものはいくつかありますね。
かつての日本市場ではホワイトホースは本当に売れていたみたいですね。スモーキーさが好まれなかった時代がうそのよう、あれだけしっかりスモーキーなウイスキーが売れるのですから、マッサンもさぞかし複雑な心境だったことでしょう。
対するアメリカ系はライトフレーバーが主流で、行き場をなくしたホワイトホースやジョニーウォーカーがガンガン日本市場に入ってきて、限定ボトルもリリースされ、おかげで今その遺産を自分たちがオールドボトルとして楽しめているわけです(笑)。
日本の中古市場ではBIG5筆頭に当時のブレンデッドが海外オークションでは考えられない安値で取引されていて、普段飲みには本当に困りません。