カテゴリ:

LONGMORN 
Gordon & Macphail
Aged 43 years
Distilled 1964
Bottled 2007
Cask type 1st fill Sherry Hogshead #1536
Exclusive Bottling for JIS
46% 700ml

グラス:シュピゲラウ グランドテイスティング
量:30ml程度
場所:個人宅
時期:開封後2か月程度
暫定評価:★★★★★★★(7)

香り:リッチなシェリー香。カラメルシロップ、レーズンチョコレート、濃く入れた紅茶、非常に濃厚で甘い香り。時間経過でシェリーの奥からトロピカルフレーバーが開いてくる。

味:濃厚なシェリー感だが過度なウッディさやエグミの少ないまろやかな口当たり。ダークフルーツ、チョコブラウニー、徐々に柔らかいタンニン。余韻はドライ、カラメルの甘み、タンニンが蓄積していく。

以前紹介したモートラック1969同様に、ジャパンインポートがGMからサンプルを取り寄せ、その中から選ばれた樽をボトリングした日本向けリリース品。
このロングモーンはファーストフィルでシェリーホグスヘッドということもあって、非常に濃厚で甘口、しかし不思議とタンニンは柔らかいという面白い仕上がりです。

この時代のロングモーンに期待するらしさ、すなわちトロピカルなフルーティーさは、濃いシェリー感に圧殺されつつも何とか顔を出しています。
加水であるため最初からこなれた感じもありますが、まだシェリー感に硬さがあり、うっとりするような陶酔感も控えめな印象。それこそ、この手のボトルは開封後半年どころか、1年、2年後くらいに飲みごろが来ることも多いです。
GMから2012年にリリースされた同ビンテージの47年モノは、ベリー系のシェリー感に加えて濃厚なフルーティーさを漂わせていたため、このボトルの進化も楽しみです。

それにしても・・・こうしたボトルを飲むとどうしても、今飲もうとしたら軽く1本10万越えという世界に、ため息と違和感と、そして当時の自分への後悔を感じてしまうのも、辛いところです。