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さる3月6日、ボトラーズ&クラフトウイスキーフェスに参加してきました。
最近中々イベントに出れていなかったので、本当に久々の参加です。
ブース回って新しい情報ゲットしまくってやるぞー!と意気込んでいたのは良いですが、会場入りした直後から、まあ歩けば知り合いに当たる当たる。それこそ北は北海道、南は九州、1年ぶり、あるいは2年ぶりという感動の再開な方々も多く、握手は基本、熱い抱擁を何度したかわかりません。ボトラーズフェスというより同窓会という感じでした(笑)。

また、非常にわかりやすいアイテムを身に着けていたこともあって、ブログ読者やフォロワーの方々からも多く挨拶を頂きました。中にはビジネスの話が幾つかあったのも、ウイスキーの注目度の高さを物語っているなと感じました。
次から次に話してばかりだったので、あまり長く話せないことも多く申し訳ありませんでしたが、お会いできてうれしかったです。
(逆に厚岸のTさん等、ご挨拶できなかった皆様、大変申し訳ありませんでした。)


それでもいくつかブースは回らせて頂き、中でも笹の川酒造の皆様にご挨拶できたのは良かったなと思いますので、ここでピックアップして記事にまとめます。
やはり地元の一つということもあって、笹の川酒造の動向はクラフトディスティラリーの中でも気になっています。大変光栄なことに皆様もこのブログのことはご存じで、丁寧なごあいさつを頂き、なんとも恐縮してしまいました。
ブースでは、ニューリリース予定であるブレンデッドモルトウイスキー8年「963」を頂きながら、今後の蒸留計画等の話を伺いました。


 この「963」は福島県の郵便番号に当たる数字で、福島県を象徴する何かからということで名付けたのだとか。「くりりんさんならご存知でしょう」と言われ、あれ、どこかで見たんだけど、道路、電話番号・・・うーんと悩んでグーグル先生にお伺いを立ててしまった情けない元郡山市民です(汗)。
8年モノである原酒は出所不明であるものの、淡くプレーンな味わいながら中々まとまった仕上がりで、個人的には15年ピュアモルトより味の統一感はあるように感じました。度数は59%と高度数ですが、そこまで強く感じなかったのも特徴かなと思います。


今後の動きとして、笹の川では既に蒸留器の設置が終了しており、2019年、2020年に間に合わせるように蒸留を進めていく予定とのこと。当初ピーテッドモルトを仕込むと聞いていましたが、今回聞いた話では「ピーテッドオンリーは難しいかもしれない。」と、幅広く進めていく予定だそうです。
見せていただいた写真は新品どころか、ラッピングされた状態のポットスチルで、中々レアなものを拝むことが出来ました。


 色々お話をお聞きして、最後の1杯はもちろんこれ。以前記事中では「どこかで飲む」って言っちゃってましたし飲みましたよ、笹の川250周年記念ボトル・山桜40年。
詳細は記事を見ていただければと思いますが、その原酒の系譜も含め、自分が疑問に思っていたことを色々教えてもらいました。
このボトルは会場試飲ですが、後日個別に記事にしたいと思います。

ボトルの評価はフラットにいきますが、笹の川酒造の活動は、元県民、市民として応援しております。
代表取締役社長の山口様、代表取締役専務の山口様、今回はフェス中お忙しい中、長時間にわたりご説明いただきましてありがとうございました!