カティサーク 12年 1970年代流通 ウイスキー特級
CUTTY SARKS12 Years Old
1970's
86proof 4/5quart
(43% 760ml)
構成原酒:グレンロセスなど
グラス:SK2、創吉テイスティング
量:所有ボトル
場所:自宅
時期:開封後2週間程度
評価:★★★★★★(6)
香り:ほろ苦く甘いカラメルやシェリーの香り立ち。奥にはモルティーな華やかさもあり、アプリコット、トフィー、焼き芋の穀類を思わせる甘みと焦げた苦味もある。
味:まろやかな口当たり、ブラウンシュガーを思わせるオールドシェリーの甘み、カラメル、シロップ漬けのチェリー、熟した洋梨、濃いめに入れた麦茶。徐々にスパイシーで奥にはグレーンの軽やかな甘さも感じられる。
余韻はドライで微かにピーティー。僅かに感じられる焦げたような苦味が、全体を通してアクセントになっている。
カティサークブランドの上位モデル。ノーマルなカティサークがあっさりとライトなブレンドなのに対し、12年は色を見て頂けれ違いは一目瞭然、シェリーやカラメル系の風味が効いた甘くモルティな味わいに仕上がっています。
このボトルは2本目の抜栓で(本当は3本だったけど、1本は抜栓直後に某BARに里子に出て行ってしまった)、今回のボトルは1本目の時よりヒネ香が無い代わりに口当たりに辛みを感じました。
流通時期の微妙な違いか、それとも保存状態によるところか。まあ数ヶ月後にはさらにこなれてくると思いますが、この辺がオールドボトルの面白さであり、難しさです。
それ以外の要素については合格範囲で、この時期に家でまったり飲み進めるにはちょうどいい塩梅。ハイボールはイマイチですが、ロックは気分で選んでも良いかもしれません。
なお、同ボトルの見分け方は、1980年代はキャップが黒く赤字の12年表記が無いのが特徴。
1990年代流通は特級表記が無くなり「スコッチウイスキー」なるシールが張られるようになります。ウイスキー全体を見ても色が薄くなるため、仮にシールが無くても見た目で違いが分かると思います。
キャップの裏側は紙(牛乳瓶に使われているような)タイプで、金属タイプ等に比べてオフフレーバーの心配が少ないのも好印象。これで物量が多いためかそこそこ安く買えるってのも、オールドラヴァーには嬉しいですね。


コメント
コメント一覧 (4)
キャップ裏にあるはずの紙がぴっちりべったりとボトルについていたので、接着されてるのかな?と思いきや、シェリーの糖分やらなんやらで固まりついていたみたいです。
剥がすと良いカラメルの臭いが。
グラスに注ぐとカラメル&シェリーの感じのあとに、何とも言えない甘酸っぱい良い匂いがしてそれが続きます、、感激(T-T)ドンピシャです、有難うございます笑
味も香りの感覚に近いもので、心地よい甘酸っぱさが続き満足です。
もっとこってりカラメル系かと思ったら、意外とフルーティでとてもびっくりしました。これが甘酸っぱい系?のシェリーなんですかね、、なんというか古酒っぽくなくていい感じです。
知識も舌もまだまだなので全然分からないですがとにかく美味しいので最高です。
(ちなみに今日は2本開栓しました。
これの前にヘイグの1970年代初期のものを開けたのですが、ウソだろ?ってくらいにヤバイ金属臭で、、。ずっと横置きにしてあったのかもしれません
ヘイグのあとにこれを開けようとしていたので、同じ目に遭ったら最悪、、とか思っていたら紙シールで良かったです。考えてみればカティはボトルの形状的に横置きしづらい気もします。
プラ臭とか金属臭の臭いの類いは経験があまりなく、分からなかったこともあり
今回のヘイグのボトルもなんか中身が臭いな~とか思いながら
ボトルの溝とか嗅いでもあまり分からなかったのですが、そういえばキャップ裏の鉛シールが原因?と思い、そのまま嗅いでも無臭だったので擦ってから嗅いだところ納得しました。このキャップは勉強のために取っておいてたまに嗅ごうと思います、、ここまで強烈な臭いは日常でもなかなか嗅げないですね、、)
コメントありがとうございます。
キャップ裏の紙シール固着はオールドのカティ12年あるあるですね。なんだか牛乳瓶みたいになっているあの感じ。。。
80年代のものは結構カラメル系のニュアンスが強くて甘口寄りなのですが、70年代はモルトの香味もあって、おっしゃるようにフルーティーさも感じられるブレンデッドです。
甘酸っぱい系というよりは、モルティーなオールドシェリー(ちょっとカラメルっぽい感じ)の系統だと思いますが、いずれにせよ近年では絶滅しつつある香味であり、本当にお買い得な良いブレンデッドだと思います。
シェリー寄りのタイプならカティ12年、華やかなモルティーさが好みならカティと同じBBR系列でセントジェームスの70年代・80年代はオススメのブレンデッドです。
ヘイグの70年代はご愁傷様です・・・。金属系のにおいはご推察の通りキャップ裏の鉛シールが原因と見て間違い有りません。
以前、このキャップ裏の素材を集め、タイプ別にウイスキーに漬け込んで香味の変化を見てみたのですが、鉛系のものはやはり金属臭が2ヶ月ほどでついてきました。
オールドのオフフレーバーが判別できるのは飲み手としてのスキルの一つですが、判らないほうが幸せだったかもしれないとも・・・思ってしまいます。
検証記事は以下にまとめてありますので、ご参考まで。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1056312845.html
いつも酔っ払った勢いでコメントしてしまいすみません(^^;
私事ですが、最近体調が優れない&夏になると毎年酒が飲みたくない。で、最近お酒には疎遠だったのですが、最近体調が復活してきて
今日特にコンディションが良かったので久しぶりにカティ12年の赤字を2本引っ張り出したのですが、くりりんさんの記事にあるような、ヒネがあるけど口当たりの優しいやつ。と、ヒネがないけど口当たりが辛いやつ、とまさにその2本が家にありまして笑(今思うとオールドウイスキー中毒ですね笑)
ヒネがある方は、口当たりが優しく一瞬フルーティに感じ好印象でしたがやはり押し潰されてしまうような感じになります。物足りない感じ。(ちなみにこちらの方がラベルが日焼け?して下記のものより金色に輝いています。笑)
ヒネがない方は、口当たりはまさしく辛い!(黒胡椒の感じに近い)ですが、その辛さが余韻への伸びの良さに繋がっているような、、こちらの方がなぜか飲みたくなります。
ても今日開けたデュワーズアンセスターデラックス(ノンエイジ)の方が美味しいです、、笑
これから調子の良いときにちょくちょく顔出しすると思うので、宜しくお願いします(*_*)
いつもありがとうございます。
ロット差なのか、経年の違いなのか、ボトルによって風味の違いがあるケースは不思議ですよね。
今年の夏はいつもより長かった印象で、私もウイスキーの気分にならないことがしばしばありましたが、そろそろ涼しくなってきてオールド含めて本領発揮といったところではないでしょうか。
しかしデュワーズアンセスターは美味しいですね!
スタンダードは人気の割にそうでもないのに、1グレードアップしただけでここまで変わるのか・・・自宅にストックしておきたい1本ですので、状態の良いものが羨ましいです。