ボウモア 16年 1998年蒸留 2015年ボトリング No,3.240 ソサイエティ

BOWMORE
The Scotch Whisky Society No,3.240
"Kippers in a coal sack"
Aged 16 years
Distilled 1998
bottled 2015
Cask Refill barrel
59.8% 700ml
暫定評価:★★★★★★(6)
香り:絞ったグレープフルーツのようなシャープな柑橘系のアロマ、少しのえぐみ、柔らかいスモーキーフレーバー、塩素、微かに焦げたような香りもある。
味:ややオイリーな口当たり、最初に少し植物系のえぐみ、ケミカルな要素を感じるが、すぐに熟したグレープフルーツの黄色いフルーティーさと麦芽風味、エッジの鋭いピートが感じられる。
フィニッシュは舌の上に強い塩気、スモーキーでフルーティーな戻りを伴う長い余韻。
ウイスキー持ち寄り会での紹介ボトル。ミルキーMさんが持参。
正直当日まともに飲めたのは、これと他3~4杯あるかどうかでしたが、このボウモアは自分好みの素直に美味しいタイプで飲めてよかったです。
流石ソサイエティ、良いモノ詰めてますね。90年代後半、特に98や99ビンテージらしい華やかなフルーティーさと塩っぽさが際立っています。
樽によっても異なりますが、94、95にあるような雑味的な要素はそぎ落とされ、ボウモアらしいグレープフルーツなどの黄色いフルーツ感が強調されたボトルが98や99には多い印象。
このボトルは1993ビンテージに肉薄する、という触れ込みだったそうですが、確かにフルーティーさは見るところがあり、特に味わいの後半に感じられるフルーツ感の盛り上がりは、93の頂点とまでは行かなくても93の平均値とするならば近いボトルはありそうです。
端的に表現するなら、グレープフルーツ、塩、ピート。この3用語でw
機会があったらハイボールでも飲んでみたいですね。絶対美味しいと思います。
ウイスキー持ち寄り会での紹介ボトル。ミルキーMさんが持参。
正直当日まともに飲めたのは、これと他3~4杯あるかどうかでしたが、このボウモアは自分好みの素直に美味しいタイプで飲めてよかったです。
流石ソサイエティ、良いモノ詰めてますね。90年代後半、特に98や99ビンテージらしい華やかなフルーティーさと塩っぽさが際立っています。
樽によっても異なりますが、94、95にあるような雑味的な要素はそぎ落とされ、ボウモアらしいグレープフルーツなどの黄色いフルーツ感が強調されたボトルが98や99には多い印象。
このボトルは1993ビンテージに肉薄する、という触れ込みだったそうですが、確かにフルーティーさは見るところがあり、特に味わいの後半に感じられるフルーツ感の盛り上がりは、93の頂点とまでは行かなくても93の平均値とするならば近いボトルはありそうです。
端的に表現するなら、グレープフルーツ、塩、ピート。この3用語でw
機会があったらハイボールでも飲んでみたいですね。絶対美味しいと思います。
コメント
コメント一覧 (17)
私はウイスキーの評価に値段を加味しておらず、純粋に味のみで評価しております。よってオールドボトルだから評価が良いとか、安いウイスキーをバカにしているとか、そのようなことは決してありません。
ただ、それなりの価格帯のウイスキーや、評価の高いウイスキーは、使える原酒の自由度などから総じて熟成期間が長かったり、個性が際立っているものが多いのも事実です。
そのためどれを美味しいと感じたかで評価に差がついてしまうことは、ウイスキーが個性の酒である以上仕方のないことと感じます。
そこを紹介する意味があるのかと問われると、情報はいつ誰が欲するかわかりませんし、私からは見えませんのでお答えしづらいですが、もはやこれは私個人の趣味です。ある程度市場動向を考慮して記事の優先度は考えていますが、記事化に当たって読者からお金を取ったり、アフィリエイトのモトにしているわけでもありませんので、個人の自由の範囲でやっているということで目をつぶっていただけますと幸いです。
また、誤解されているのが、一般庶民という言葉を使われておりますが、所得の面では私も一般庶民です。以前何かの記事に書きましたが、万の位を四捨五入するとゼロになってしまう小遣いでやりくりしています。
オールドボトルなどはオークションで購入したり酒屋で交渉すると、とんでもない安価で手に入ることもあります。趣味にはお金がかかるため、元手が少ないと中々難しい部分もあるのは理解していますが、それはそれなりに楽しみ方もあるもので、是非色々調べていただければと思います。
また、そうしたときに自分が公開している情報がお役に立てれば幸いでございます。
この度はご気分を害してしまい、大変失礼いたしました。
興味ありますし勉強になって楽しいけど
もう少しだけ、ヤフオクで手に入りやすいような
ダンヒルだとか、ウシュクベみたいな
ブレンデッドの評価を参考にして
ワクワクしながら見たい感はあります…
レベル上がり過ぎぃっ!
いつもありがとうございます。
勿論その辺は今後の更新に入ってくるところですので、お待ちいただければと思います。
まだ始めて1年経過してないブログですから、あまりニューリリース一辺倒になってもオールド一辺倒になってもバランスが悪いですので、ローテーションでいろんなボトルを更新して行くようにしています。
最終的にはオールドブレンドなどは総合解説サイトみたいに出来ればいいなーと考えてます。
これからもよろしくお願いします。
すぐに手に入らない物でも、見つけたら買おうとか見送ろうとか、色々考えて楽しむ糧になってます。
これだけの情報を公開する事はとても意義があると思いますので、これからも
オールドボトル・ニューリリース、高額・安価を問わず、お好きなボトルの記事を書いていただける事を期待し応援しています。
いつもありがとうございます!
情報を公開することは賛否があるとわかっていますが、めぐりめぐって自分のためにやっているようなモノなので、これからも自由にやらせてもらいます。
情報の時代だからこそ、溜め込むのではなく共有することに意義がある。
もちろんみんな仲良くゴールインなんてことはありませんので、好みの違いはあると思いますが、参考にしていただければこれ以上に無い喜びです。
今後ともよろしくお願いします。
ご意見ありがとうございます。
当ブログの「はじめに」にも書かせていただいておりますが、当ブログでは価格を評価に加えておりません。
その理由は、金銭感覚は人によってバラバラということと、ウイスキーの価格は購入時期や場所によって大きく変化するからです。
金銭感覚の違いは5000円のウイスキーを安いと感じる人もいれば、高いと感じる人もいることから明らかですし、それこそ個人の収入や価値観によって異なります。
(ミレーヌさんがオークションで高すぎると言われましても、下は1000円未満から上は100万以上までありますので、どの程度のもので高いのかがわかりません。)
また、1年前まで1万円で売っていたものが今は10万円なんてこともありえます。
よってこのブログでは価格要素を極力除いてボトルを評価し、素性を解説。価格要素についてはその時の読者の基準に委ねるものとしています。
勿論味覚も個人個々で差があるのですが、そこは自分と好みが合う場合は参考にしていただき、そうでない場合は素性調べにでも使って貰えれば幸いです。
私は神様でもなんでもなく、ただの素人です。極力時間をかけて調べた上で記事を書いておりますが、私の言うことは絶対ではなく間違っていることもあります。
その際はご指摘いただければと思いますので今後ともよろしくお願いします。
始めて一年⁉︎
あと、レビュー 300越え
おめでとうございます(^∇^)
ツマンナイ事言ってる奴はほっといて今まで通り値段関係なく好きなお酒を批評し続けて欲しいです。
いえいえ、こちらこそコメントありがとうございました。
ブログサイトのメニューのカレンダーないし左側から見ていただければと思いますが、このブログは今年の3月に開設したばかりで10ヶ月も経過していません。
レビュー300もなんのこっちゃと思いましたが、テイスティング記事の総数ですね。もうちょっとがんばって記事を充実させたいです。
今後ともよろしくお願いします!
とのブログポリシーに重点を置かれ、あくまでもご本人とってはそのようなスタンスで書かれているのでしょうが、記事中には、『コスパ』等による記載と、それによる評価が散見されています。
つまり、ご本人は「価格を評価」も加えていない認識のつもりでも、世間一般には、十分に
『コスパ』重視の評価がされているのは明白です。
所詮、絶対評価など不可能な領域で、ご自分の好みで採点しているだけのブログサイトで
あること火を見るより明らかではないでしょうか。
もう、『当ブログでは価格を評価に加えておりません』は嘘の塊のように皆さんが感じている
のですから、価格、香味、希少価値を勘案して、クリリンさん独自指標でブログを書かれる
ほうが、今の時代には必要な情報だと私は思っています。
美味しくても高いウィスキー、安くてもそれなりに美味しいウィスキー、それを勘案して★評価を
つけることにこそ、今後、ウィスキーラバー、初心者にとって有用な情報になるのかと思います。
もう手にも入らないものを、高評価つけることに何の意味があるのか・・・・わたしには理解
できません。なんせ、入手するできない、できたとしても超高額で手も足も出ない。
そこに価値を見出せるのは、ほんの一部の金持ちだけだと考えますが、そのあたり、
くりりんさんのご見解をお聞きできればと思います。乱文乱筆失礼いたします。
今後の、一般人が楽しめウィスキー記事を楽しみにしておりいます。
コメントありがとうございます。
頂いた意見は有効なものであれば勿論今後の参考とさせていただきます。
それ以外は基本自分の思うようにやっていくつもりですよ!
今後ともよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
誤解されているようですが、評価というのは★部分のことで、基本的にここは価格を加味せず、純粋に香味のみでの評価です。
レビューは評価パートと解説パートに分かれています。
テイスティングまでが評価パート、それ以下の周辺情報、雑談部分が解説パートです。
解説パートにはそのボトルのラインナップや流通状況に関する記載がありますので、例えば★7の味で5000円だからコスパが良いという解説になることもあります。
ただ、価格の高い安いは金銭感覚次第ですので、その判断は皆さんにお任せするスタンスで変わりません。
「世間一般の認識」「みんなが感じている」などの書きぶりから、コメントを書かれるために読者にヒアリングされたのでしょうか。
評価方法については、結局良い悪いの判定は個人の好みなのですから、偽善者さんが仰られている両方法に差はないと感じます。
おっしゃりたいことは手に入らないようなボトルを掲載することに意味はあるのかということ、この1点だと思いますが、これは2つの視点から対外的に公開する意味があると私は考えています。
1つは人生どこで誰にそうした機会が巡ってくるかわからないということ。
もう1つは評価指標のバックホーンとしてです。
前者については解説不要と思います。後者は、現在あるいは今後公開する同じ評価や近い評価のボトルに関して、このボトルは良さそうだ等の見方ができると思います。
以上の説明でご理解頂けないということでしたら、後はこのブログの閲覧をやめていただくか、偽善者さん自身で一般人が楽しめるボトルを紹介するサイトを立ち上げるのが良いのかなと思います。
私としては後者で更に広い分野、視点から情報が集まる形を見たいですね。
以上、ご質問の回答とさせていただきます。
コメントありがとうございます。
あまり極論は申し上げたくないのですが、残念ながら根本的に誤解されている部分もあるようですし、そこまで仰られるならクルルさん自身のためにも当ブログを閲覧しないほうが良いかもしれませんね。
このブログは私の趣味であり、所詮自己満足です。なので無理に私の自己満足に付き合って頂く必要はどこにもありません。
クルルさんはクルルさんのウイスキーライフを楽しんでいただければと思います。