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日本国内ではバランタインのクリスマスエディション発売のニュースが流れていますが、来年はチャーしたアメリカンホワイトオーク樽(というかリチャードバーボン樽)でフィニッシュした、Ballantine’s Hard Firedがリリースされる予定だそうです。


Ballantine’s Hard Fired Whisky Gets Double Charred Treatment
http://thewhiskeywash.com/2015/11/24/ballantines-hard-fired-whisky/

画像がイメージでなければ(あるいはカラメル添加でないならば)、明らかに色濃く仕上げられていて、チャーオークの影響をすでに予感させます。どの程度のチャーであるかはわかりませんが、"hard firing,"と書かれているくらいなので、結構強めにリチャーするのではないでしょうか。
マスターブレンダーのヒスロップ氏いわく、スムーズでクリーミー、甘いハチミツ、柔らかい赤いりんご、および強いカンゾウ(?)の風味と微かにスモーキーなスコッチウイスキーであるとのこと。
フィニッシュの期間にもよりますが、短期間であれば焼かれた内部表面から出るエキスの影響のほうが強く、わかりやすい濃いフレーバーが付くため、好印象を受ける飲み手もいると思われます。

そもそもチャーオーク樽でのフィニッシュの影響は何ぞというと、チャーオーク樽にいろいろぶち込んできた自分の印象としては、通常の熟成がフレーバーを1から構築していく印象に対し、上からBBQソースを塗りたくったような塗りつぶしです。
ウッドスティックでフレーバーをつける感覚にも近いですね。 
今のバランタインファイネストにあるような若い原酒のえぐみ等、ネガティブな部分を塗りつぶしてくれるかもしれません。
他方で、バランタイン12年等に感じる、ハイランドモルトの華やかな、すなわち繊細な複雑さも塗りつぶしてしまう恐れがあるため、どれだけうまくまとめられているか・・・によります。

スコッチウイスキーの新しいスタイルとしてバランタインが提案する、"ハードファイヤード"、どんな出会いをもたらしてくれるのでしょうか。