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ついにここまできてしまったか…というレベルの最近増えてきた2000年代蒸留。
流石に6年熟成だけあって若さもニューポッティーさもあるのですが、そこに覆いかぶさるようなオークフレーバーがうまく混じり合っています。
なんだこれ、なんだこの仕上がり。これだけ強引に仕上げたらもっと違和感出ると思うんですが。。。
 
【テイスティング】
香り:ニューポッティーな酸味、それ以上に若い桃、ドライフルーツ、パン生地を思わせる華やかなアロマ。徐々にカスタードやバタークッキーの甘さも。

味:フルーティーで華やか、粘性を感じる口当たり。若さをオーク系のバニラやドライフルーツ感が覆っている。後半にスパイス、麦芽、余韻はドライでオークの渋みが口の中に染み込む。

これはもう近年系ダンカンテイラー仕立てここに極まるという印象。
短熟ゆえ単調でもあり、トファースらしさ?何それ、という感じでボトル買いは好み次第ですが、一度飲んでみる分にはわかりやすい味で面白いと思います。