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最近恒例となりつつある週末手抜き記事、アウトドア記録。今回は先週走りに行った中級者向け山岳コースです。ちょうど時期的にブエルタ開幕で、ニュースを見てるとつい山のほうに足が向いてしまう。
先日の子の権現正丸周回コースに比べ走りやすくもあり、景色も綺麗。楽しく追い込めました。

スタート:高尾駅
第一峠:大垂水峠
第二峠:田原峠
第三峠:鶴峠
第四峠:風張峠
大垂水よりキツいがただの坂:栗坂トンネル手前の登り
第五峠:大垂水峠
ゴール:高尾駅
距離:124km
獲得標高(累積標高):2349m
13:00頃スタート、19:30頃ゴール。


ざっくり書くと、アップがてら大垂水峠を登って相模湖に抜け、湖畔から18号線で奥多摩方面に向かい、都民の森を周回する形で本格的な峠2本を越えていくコース。
基本的にアップダウンの連続で、平地らしい平地が少ないのが特色。関東近郊の自転車乗り(特にヒルクライマー)には有名なルートだと思います。


直前までどう走ろうか悩んでいましたが、午後の天気が持ちそうだったので高尾駅まで輪行して13時頃にスタートしました。
大垂水峠は峠というよりは丘レベルの坂道・・・のはずでしたが、高尾スタートでは近すぎて脚が暖まりきらず、重いし回らないし、心拍数も上がってないから息も切れるし、かなり辛いスタートになりました。
やっぱり八王子スタートにするべきだったと後悔しつつ、ひーひー言いながら大垂水をクリア。

その後は相模湖に抜けて、何気に登りの多い湖畔のアップダウンをこなしながら、田原峠→鶴峠の2瘤ラクダの本格峠へ。
距離は約20km。初めて上りましたが、リズムとしてはロングバージョンの箱根旧道みたいな感じ。登って降りてを繰り返しながら標高が上がっていき、最後に10%Over区間がドカンとくる。
特に田原峠は集落の中に11-12%区間があるんですが、無礼を承知でお聞きしたい、こちらで暮らしている方々、何を好んでこのような環境に身を置かれて居るのかw

道そのものは隣に渓流が流れていたり、あるいは山間にある集落の中を抜ける道だったりで、走っていて景色の変化は楽しい。一方見晴らしはあまりよくないため、どの程度登ったのかわかり辛いのはネックですが、今度は逆ルートで走ってみたいですね。

鶴峠まで登りきったら奥多摩湖は目と鼻の先。
それは風張峠がすぐそこということでもあります。
下りで脚を休ませつつ、原始村と平日はだいたい"買い出し中不在"のチャーちゃん饅頭を横目に抜けて、奥多摩湖方面へ。風張峠については以前記事にしたので割愛、今回のほうが天気も良かったので写真だけ載せておきます。


ひたすら登りで脚を休ませられない風張峠、しかし登ってしまえば後は楽園、下りは非常に快適です。その下りの途中で相模湖方面に登って抜けるか、武蔵五日市方面にそのまま下るかという分かれ道があるのですが・・・。

距離としては武蔵五日市経由で高尾まで南下するほうが短いです。道も平地で心と体にも優しい。
しかし何を思ったのか「武蔵五日市経由のほうが距離が長い」と勘違いし、相模湖方面に向かった自分登りメインで 10kmほど 距離が長く、高尾に行くにはもう一度大垂水を越えなければならない。またこの相模湖方面に向かう名もなき登りが何気に長く、大垂水よりは確実にキツい。終盤の身体に地味に効きますw
後からマップ管理して「馬鹿だなー」と思いました(笑)。

(風張峠からの下りでの1枚。交通量少なく路面状況もいい。走りやすい区間です。)

通常こういうロングライド記事だと、現地の風景とか、食事の写真とか、鮮やかに記事を彩るわけですが…すいませんありません。ほとんど下車しないで走ってるので、ただただ身体と精神を追い込んでる、なんというかドMですね。

ちなみにこの後、帰りの電車が沿線火災でストップ、高尾始発でガラガラでしたが電車の中でなが〜い時間を過ごす羽目になりました(泣)。