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昨日は朝から子供をプールに連れて行って、子供が寝たら溜まったメッセージを返させていただいて(レス遅くて申し訳ないです。)、そして夜は風呂入って妻と子供を寝かしつけていたら・・・寝落ち。
今夜は一緒に飲もうか、なんて話をしていたのに大変申し訳ない。
で、そのまま寝ておこうと思って12時過ぎ、携帯見てちょっと眠気が覚めて今(午前3時)に至るわけですがw
まぁせっかく起きてしまったので、ブログのひとつでも書いておこうと思います。

話は変わりますが、最近連載を再開した"神の雫"という漫画。
あれのテイスティングについては賛否両論あるところ(テニスの王子様がテニヌと呼ばれているように、あれはテイヌティングだと思っています。もうベツモノ)、しかしワインを今まで以上に注目させたという功績に疑いは無く、市場を見れば賞賛されてしかるべき1冊だと思います。
その神の雫の中で、100年もののシャトーマルゴーを飲むシーンがあります。
グラスに注ぎ、くるりと1度スワリングすると色合いが戻っていき、ワインが目覚めていく描写。今回飲んだウイスキーは、まさにそのシーンにぴったりはまる変化をグラスの中でしてくれました。

Ballantine's
30 Years old
43% 750ml
1960's
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評価:★★★★★★★★(8)

香り:グラスに注いだ瞬間はくすんだ香りだが、スワリングすると麦芽の香ばしさ、熟したベリーやメロンの艶のある甘い香りが立ち上ってくる。多層的で複雑。時間での開きは驚きの一言で、この記事を書いている最中もどんどん香りが開いてくる。

味:甘く麦芽糖や蜂蜜のようであるが、麦芽の香ばしさと紅茶感、ドライアプリコット、そして土の香りを伴う柔らかいピートの苦味が感じられる。中間は分厚いフレーバーの複合体で、ピートスモークが鼻に抜ける。
余韻はじわじわとピートフレーバーが盛り上がってくる。ビターだが和三盆系の甘さもあり、長く残る。

少量加水すると香り、味共に多くのフレーバーを引き出せる。ナッティーなアロマ、麦芽香、粘土質の土っぽさを伴うフルーティーさ、りんごの白い部分、ベリー・・・。そして余韻のピートがさらに強調される。余韻はヘタらず長くしっかりと残る。
可能であればじっくり1ショットを時間をかけて飲んだ上で、加水も試してほしい。


どう見ても1960年代流通です本当にありがとうございます。という存在感抜群のバランタイン。
ラベル表記から1962年以降の流通で、1970年代の赤青紋章へとラベルチェンジが行われるまでの間の流通。
1960年代流通というだけでも貴重ですし、マイナス30ということで、原酒は1930年代蒸留ということになるわけです。
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(右が今回の赤白紋章ラベル。左が1970年代流通の赤青紋章ラベル。Over 135 yearsに注目。)

1930年代は
1937年、バランタイン17年の販売開始。
1938年、ダンバードングレーンウイスキー蒸留所建設、紋章認可。
など、バランタイン社にとって節目となる時期。このボトルの流通が1968年以降ならグレーンはダンバードンの初期の原酒ということになりますが・・・。まぁここまでくるとどうでもいい話でもあります。
(ちなみにバランタイン17年というと魔法の7柱ですが、17年販売当初でも閉鎖しているところがあったりで、実は7柱が維持できていなかったりする謎があります。この辺はまた追ってまとめることにします。)

バランタイン30年1960年代流通を初めて飲めたのは、3~4年ほど前にとあるBARで。素直に旨いなと感じたブレンドでした。
ただし飲んだ量も少なく、時間も今回ほどかけなかったので、大きな感動があったかというとそうではありませんでした。
そして2度目の遭遇は昨年末のウイスキー仲間宅でのモルト会。このときは期せずしてブレンデット大会になり、様々なレアウイスキーを飲めたわけですが、愛知のウイスキー仲間が持参されたのが、この赤白ラベル。
じっくり飲めたこともあって「やっぱこれうめぇなと」感動していたところ、つい2ヶ月前の4月。小瓶というにはいささか多い量で同じ方から頂いてしまったわけです。
ストレートだと最初にくすんだオフフレーバー系の香味がありましたが、徐々に開いていく香味に感動。さらに加水の伸びも素晴らしい。この時期であれば冷えた水を少量加えると良いと感じました。

スコッチのブレンデット最高峰の評判に偽り無しです。
いやーじっくりどころかがっつり堪能させていただきましたよ!紅茶さん、ありがとうございます!


それにしても、この時期から考えても半世紀、50年間にわたり30年物をリリースし続けてるってのもすさまじいことですね。この原酒のマネジメントはどこかのメーカーも見習ってほしいものです(笑)。