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ここのところ仕事がかなり立て込んでいて、先日は休日出勤までキメてしまったくりりんです。
まぁそれも今週一週間、この数日間が山場です。ここを越えれば後はなるようになれって感じで流していけると思います。
そんな忙しい期間であるにも関わらず、週末飲みに行くっていって結局行けなかったアードベッグ、1杯だけ引っかけてきました。
やっぱりBARは良いですね、思いがけない人との久しぶりの再会もあり、すっかり癒されてきました。

ARDBEG 
"PERPETUUM"
BICENTENARY 
700ml 47.4%

評価:★★★★★(5-6)

"擦った胡麻を思わせる香ばしく甘いクリーミーな香り、ピーティーで徐々にレモンピールの爽やかな苦味と酸味。塩素やヨードなど、アイラらしい香味も感じられる。スワリングでほんの少しだけ硝煙も。
口当たりはクリーミーで柔らかい。麦芽系の香ばしさに微かなエステリーさ。蜂蜜の風味とコク、そして全体で感じられるピーティーな苦味と土っぽさ。
フィニッシュはスモーキーでビター、ピリッとした黒コショウを思わせるスパイス。オイリーで長く続く。
加水すると中間が弱くなる。香りは華やかさとピート香が強く感じられた。お好みでどうぞという印象。"


アードベッグ蒸留所の200周年ボトルの一般市場向け。
ボトリング本数7万本ということらしいんですが、つまり相当混ぜてきた結果、あまり量を作らなかったと思われる蒸留所限定先行リリースの200周年ボトルに比べ、個性がボケている感があります。
フラットな気持ちで飲むと現行品TEN濃い目みたいな感じで、オイリーというよりクリーミーな口当たりや、ところどころで見え隠れする柑橘系の爽やかな香味・複雑さは好感がもてます。
ただなんというか、まとめてきた感が強く、力の入った次の100年、200年に繋がるボトルを期待された方は拍子抜けだったかもしれません。
まぁあのアードベッグが記念ボトルで12000円(仕入れ○千円)という時点でお察しくださいだよね、という話でもあるんですけど(笑)。

先日飲ませて頂いた蒸留所限定の先行販売200周年記念ボトルと比較すると、これはベツモノと考えるべきでしょう。1ショットずつ飲んだだけなので、これで全てを語るのは早計ではありますが、どちらもそれなりな出来という感じです。


先行販売されたボトルについては以下をご参照ください。

アードベック・パーペチューム 200周年記念ボトル 蒸留所限定販売品
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1024456327.html