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夜起きてられなくなったなと感じるくりりんです。2時過ぎるともうだめですね。その代わり朝はスッキリしていることが多い。…歳かな?( ̄▽ ̄)

今夜はオールドブレンデット。
特に中毒者を出しやすいと感じるバランタインシリーズのレアボトル。
バランタインのラベルデザインは洗練されてる印象ですが、このトレードマークの色は時代を感じさせます。

BALLANTINE'S
GOLD SEAL
750ml 43%
1960's

評価:★★★★★★(6)

"篭ったような香り立ち。胡桃を思わせるナッティーなアロマ、スワリングすると麦芽香の甘く香ばしいニュアンス、複雑で華やか、そして強めのピート香がある。
口当たりはモルティーで舌先にピリピリとした刺激。少量の蜂蜜を感じた後はすぐ強いピート、ビターなフレーバーが現れる。コクがありピートに押され気味だが、麦芽やビスケット、サルタナレーズンの甘さが裏に見える。
フィニッシュは強くスモーキー、ビターで心地よくドライ、キレが良い。 "

1960~70年代流通のバランタイン。品質の証、金の封印ゴールドシール。
明治屋の正規品でJapanTaxと特級表記有り。 
今から10年くらい前にバランタイン12年がリニューアルする際、ゴールドシールのストーリーが引き合いに出されており、一度飲んでみたいと思ってました。
ただ、元々この年代のバランタインは国内流通量が少ない中、このボトルはさらにモノが少なく、なかなか見かけません。(ヤフオクだと1年に1本出るかという頻度か。)

当時のバランタインのノーマルラインナップはファイネスト、12年、17年、30年とくるわけですが、ボトルは12年の流用、ラベルはファイネスト用の紙に印字と、同時期の12年に比べて安っぽい…しかし裏ラベルはボトル番号付きで位置づけがよくわかりません。
しかし味はこれらに比べてよりピーティー、スモーキー。そうした原酒、例えばアードベッグなどの比率が高いものと思います。

惜しむらくはこのボトル、微妙に状態が・・・味は問題ないのですが、香りが少々こもってます。
とりあえずプラキャップからコルクに変えてリカバリー中、そういえば冷蔵庫で冷やして常温に戻すと改善されるなんて話を聞いたことがあります。
今度ためしてみようかな。