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アードベッグ蒸留所の200周年記念ボトル"Perpetuum (パーペチューム)"。
販売を行う旨の告知は以前から行われており、現地蒸留所では蒸留所限定として先行販売も行われていたところ。
本ブログの当該記事へのアクセスも多く、日本のドリンカーも相当注目していますね。
酒販店には価格等を公開しないようにお達しがあったと言う話ですが、本日一般販売の発売日や価格などの情報がディアジオからリリースされましたので、紹介します。



ARDBEG "Perpetuum "
発売日:2015年5月30日(土)
価格:12000円
仕様:47.4% 700ml
Perpetuum 」はラテン語で"永久"の意味。

【メーカーテイスティング・コメント】
深みのある琥珀色。強烈なピート香とベーコンの燻製香を、シナモンやナツメグ、驚くほどクリーミーで甘いバニラやミルクチョコレートのニュアンスが和らげます。
余韻には亜麻仁油などのシェリー樽のニュアンスが現れ、控えめなクレオソートやタールの風味がいつまでも残ります。

※当ブログのテイスティングコメントは以下。 
一般市場向けリリース(47.4%)(6/2更新)

蒸留所限定の先行リリース(49.2%)
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1024456327.html

※WEB記事の詳細は以下。
参照 http://www.sankei.com/economy/news/150518/prl1505180027-n1.html  (5/18 産経ニュース(リリース引用))

事前に聞いていた情報とは値段が1000円違いましたが、この程度なら誤差の範囲です(笑)。
アードベッグTEN2本分の価格とちょっと、味が先行販売品と同等またはそれ以上なら、200周年記念品であることもあって中々良心的だなと感じます。

しかし今回発売される一般市場向けのパーペチュームは、先だってリリースされた蒸留所限定品とは度数(49.2%→47.4%)が違っており、ただの加水調整ではなく原酒の構成から異なっています。
公式コメントとして発表されている"深みのある琥珀色""シェリー樽のニュアンス"という表現が気になるところ。
先日、 サンプル品として某所に納品されたアードベック200周年のサンプルの画像も見ましたが、 こちらは蒸留所先行販売同様に色が薄かったような・・・ 気がするんですが。
まぁ近年のアードベックは安定してますから、味の善し悪しという意味では大きく外して来る事はないでしょう。

5月26日(火)にはアードベックデーの開催も予定されており、5月最終週は煙臭い1週間になりそうです。