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今週末は・・・イクメンでした。
イケメンじゃないですよ、イクメンです。

最近「残念な夫」とか、「ガキ夫」なる単語が出てきて、
世の男性陣の肩身がますます狭くなってるんじゃないかと危惧しています。
でもね、がんばってるんですよ男性陣も。
すごーく複雑な気持ちを抱えながら。だから残念とか言われると傷ついちゃうわけです。

さて、今週末はインターナショナルウイスキーデー直後の週末ということで、
かなりビックなイベントが2つありましたが、2つとも・・・参加できませんでした。
ただウイスキー仲間から「これどう思う?」と開封済みボトルを誕生日プレゼント代わりにいただいたので、それを飲んで明日に備えます。

BERRY'S OWN SELECTION
GLENLIVET DISTILLERY
1975-2006
46% Cask No,10825/10827/10843/10845

評価:★★★★★★★(7)

"ツンとしたアルコール感、ジャム感のあるシェリー香、レーズンや杏、ハッカ、黒砂糖。 
バッティングした原酒の影響か、ころころと表情が変わる。
口当たりは粘性のある良質なシェリー感だが、合わせてトゲトゲした刺激。
紅茶、杏ジャム、オレンジピール、焦げたオーク、かすかな青い麦芽香・・・。
フィニッシュはスパイシーで刺激的。トーンの高い甘さが長く残る。"


ホントにコレ46%か?というほど刺激が強いこのボトル。
結構時間かけて飲めばグラスの中で緩和されていきますが、注ぎたてだと50%後半、60%って言われても納得してしまう気がします。

おそらく4種類の原酒の中に、使い込んだ樽の熟成で熟成感の少ない、
青くてトゲトゲした高度数な原酒が含まれていて、それを濃厚なシェリー樽原酒で混ぜて、
最後にちょっと加水した46%なんじゃないかなと。 
その結果シェリー感にまぎれて色々違うベクトルのフレーバーが感じられるので、ちょっと複雑な気持ちになってしまいます(笑)。

しかしそれでもシェリー感はGOODです。
ジャム感と言える、粘性がある杏やレーズンなどのフルーティーさは、今では中々得がたいフレーバー。
当時1本6000円だったとのことですが、ホントいい時代でしたね。

ちなみに仲間からの質問は「パフュームを感じる」ということだったんですが、
このフレーバー要素の有無については、妻とも確認して「無い」という結論に至りましたw
(色々感じられるフレーバーの何かや、妙にトーンの高い余韻がそう感じさせるのかもしれません。)