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前回に引き続き、出土したコメント第二段。
素晴らしすぎるグレングラントで、正統派グレングラント路線でベストです。

ラベル、中身とも状態が非常に良く、おかわりとお土産までいただいてしまいました(笑)

Glen Grant 21 years old
1958-1979  86Proof

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評価:★★★★★★★★★(9)

”当時主流のシェリー樽熟成、口当たりはベリーのような甘酸っぱさから、燻した麦感、
フィニッシュにかけて分厚いピートの層。ピートの出方は土、腐葉土、苔むした倒木の印象。
加水だがしっかりとしたボディがあり、妖艶で実に素晴らしい魅力にあふれたボトル。”


60年代、50年代、遡る毎に土っぽいピートのキャラクターが強くなってくると感じるのがグラントのスタイル。
このボトルも例に漏れず、そこに21年という適齢期とも言える熟成期間により、、
現在出回っている30年、40年Overの長期熟成よりも一層そのスタイルを強く感じます

ニコ生では「田舎っぽいですよね」なんて話てましたが、その田舎っぽさが良い、
今のモルトではまず楽しめない、一気に高まったモルトでした。