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ウイスキー飲まない人でも知ってるであろう銘柄でありながら、
モルト沼に足を踏み入れた人ならば、おおよそ飲んでいるであろう銘柄ながら、
ハイエンドの30年は中々飲む機会が無いんですよね。価格的に(笑)。

旧ボトル(真っ青なラベルのヤツ)は飲んだことがありましたが、現行品は無く。
そしたら先日某店のイベントで、飲みたいヤツー、ハーフより多めで(ピーッ)円でいいぞーと。
現行品はリボンが付いているので、1つ前の2010年ごろのボトルですが、
折角なので飲んでみることにしました。

MACALLAN 30 Years old
700ml 43%



評価:★★★★★★★(7)

"ふわりと香る嫌みのないシェリー香、黒蜜やカラメルの艶のある甘さに、ドライプルーンの果実香。
口当たりは濃厚なシェリー感だが非常にスムーズでまろやか。
レーズンというよりはプルーン寄りなドライフルーツ感、リンゴのカラメル煮、紅茶のタンニン、
お手本のような加水系のシェリー感。フィニッシュは軽やかな甘さが残る。"


引っかかりのないスムーズな飲み口はまさにロールスロイス。
マッカランの目指す姿はしっかりと感じられます。

旧ボトル、肩の張ってないころのボトルのマッカランの味をそのまま成長させたような印象。蒸留時期は1980前後か。
当時のマッカラン12年は何本か手に入れて飲みましたが、
バランスの良い味だったよなと、懐かしい気持ちになりました。


とはいえ、今や正規価格で一体いくらなんだというマッカラン30年。
アジアからの需要が大爆発していて大変な価格になってますね。

仮にメーカー表記どおりの正規価格12万で仕入れたとして、
平均的なBARのショット価格は・・・多分1万前後です。

うーん、アベノミクスで年収が5倍くらいになったら考えるかな(笑)