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現在人気沸騰中の山崎18年。
日本の各店舗でも12年と合わせて完売が相次ぎ、空港免税店では入荷と同時に捌けてしまう。
買っているのは中国人などのアジア系観光客だという話ですが、
もっぱら味というよりも嗜好品としての価値でしょうね。

その山崎18年の現行品と旧ボトルの飲み比べをする機会が昨年末にありました。
旧ボトルは2000年初頭まで、PUREMALT表記だったころのもので、
日本橋の某BARのマスター曰くロゴの位置から1990年代のモノではないかとも。
現行品は私が2014年の1月頃に購入したものです。



飲み比べてみると、PUREMALT
表記の旧ボトルのほうが香味に重みがあり、
どっしりとしたミズナラ原酒の香り、樽材の灰汁なのか炒り粉のような独特の癖も感じられます。
新ボトルのほうはボディが少し軽いながら、ミズナラ原酒とシェリー原酒の香味が華やかに香ります。
万人受けするわかりやすい味わいに洗練された印象です。

熟成の年月は旧ボトルのほうが感じられるかもしれませんが、
個人的な好みを言えば、新ボトルのほうが好きです。(本音の評価です。)


そういえば山崎18年は4月1日から値上げでしたね。
この味に抵抗がない方は、1本買っておいても良いかもしれません。