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3000~5000円の価格帯は、モルトウイスキーとし
て選べるモノがぐっと増える面白いレンジ。

最近オフィシャルボトルで元気なモノも出てきて侮れません。
その中で竹鶴17年は非常に評価の高いボトル。
最近のロ
ットは抱えていなかったこともあり、自宅にお招きしてみました。

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評価:★★★★★(6)

”口当たりからミドルにかけて主張がある、サルファリーで
ほのかに甘酸っぱいシェリー樽原酒。
熟れたフルーツや松の樹皮のようなどっしりとした個性を感じる新樽原酒。
フィニッシュにかけては、バーボン樽原酒により昨今トロピカルと称される黄色いフルーツ感。
そして柔らかいピートがじわりと残る。”

新樽、バーボン樽、シェリー樽、大きく分類して3種類の要素が感じられる構成。
特に開封直後はその分離感が強いですね。

これらの個性が渾然一体・・・というより、それぞれ主張
し合っている感じです。
また、それでいて不思議な飲みやすさがあり、ストレートでもスイスイいけます。


好みを言えば、ニッカシェリーの代名詞ともいえる硫黄があるのが気になりますが、この味わいでこの価格は言うことなし。
特にこの手のフルーティーさがしっかり感じられるボトルは、このレンジでは中々ありません。
自分にとってはこのフルーツ感がポイントですね。他にあるなら教えてください、割とマジでw


BAR飲みでも良いんですが、安ければ3000円台、自宅で気軽に楽しむのもアリだと思います。