カテゴリ:


Domaine de la Romanee Conti (DRC)
Marc de Bourgogne
Distilled 1994

香りは紅茶や葡萄、花を思わせる華やかな甘み。刺々しい酸味などは感じない、実に上品。グラスにおいておくとどんどん香りが変化する、最後はハーブやチョコレートのアロマもある。
口に含むと枝付きレーズンのような瑞々しい甘み、マールやグラッパにあるケミカルなニュアンス、若干の植物感から焦げたような苦味、そして余韻はフローラルでまるでブーケのような花々の香りが鼻に抜け、非常に長く続いていく。


超絶高級ワイン生産者の代表格ともいえるDRC、Domaine de la Romanee-Conti。
そのワイン、ロマネコンティを作る際に出る搾りかすを使って作られたマールが今回の1本。先日、FB繋がりでサンプル交換をさせていただきました。

一口飲んで「フーン」と思い、水を取ってこようと席を立ち、そのまま席に戻ってきて気が付くわけです。
なんだこの余韻は!?
香りの上品さもさることながら、余韻の華やかさとその長さはその辺のシングルモルトやコニャックが裸足で逃げ出すレベルです。マール系はウイスキーほど経験がないので軽々しく言いきれない部分はあるものの、これは凄いなとびっくりしました。
流石DRC・・・そうえいば先日シャトームートンのカシスリキュールにも感動しましたが、良いワイン造るところは作り手の質か土壌のよさか、こうしたその他の酒類も良いモノ出してくるんですねえ。
ネットで調べるとチーズとの相性も良いそうで、これは色々トライするのが楽しみです。

木曜は仕事で午前4時帰宅。仮眠してそのまま出社。
金曜日は午前2時帰宅。倒れこむように寝て、今日は朝から息子のプールと公園お付き合い。
自分の時間が訪れるまで実に長い時間がかかり、やっと頂いたサンプルに手をつけることが出来ました。
今回のマールのほかにも、ロマノレヴィ1978や長期熟成バーボンにブレンデッド、さらにはブラインドテイスティング2種類も頂いており、素晴らしい時間を過ごせそうです!