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イチローズ モルト&グレーン ワールドブレンデッド 秩父ウイスキー祭り2020 

カテゴリ:
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Ichiro's Malt & Grain 
SINGEL CASK WORLD BLENDED 
For CHICHIBU WHISKY MATSURI 2020 
Finished Cask type French Oak #7256 
Bottled 2019 Nov 
700ml 58.6% 

グラス:国際規格テイスティング
時期;開封後数日以内
場所:ジェイズバー
評価:★★★★★★(5ー6)

香り:クリーミーなバニラ香やお香を思わせる甘い木香が支配的に広がる。合わせてウッディで干し草のようなニュアンスに、ややスパイシーで生姜や筍のようなアロマが混じる。

味:濃厚で香り同様にフレンチオーク由来のフレーバーが、含み香としてもわっと広がる。中間にはグレーンの甘味、微かに洋梨の白い果肉、ほのかなえぐみ。じわじわとトーンの高い刺激を伴う。
余韻はスパイシーでウッディ、さらさらとした乾いた舌あたりを残し、フレンチオークの要素が長く続く。

香味ともフレンチオーク由来のクリームのようなバニラ系の香味が主体的に備わった、樽感の強いブレンデッド。その香味は、柔らかくというよりも、お香に火をつけたように鼻腔、口内に広がる。あるいは新築のコテージや桧風呂の木の香りに包まれるようでもあり、特徴的な構成である。加水するとマイルドにはなるが、樽と酒質が分離するようなアンバランスさも感じられた。

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秩父ウイスキー祭りでリリースされる記念ボトルのなかでも、目玉と言えるイチローズモルトからの2銘柄。シングルモルト秩父とワールドブレンデッド、その2020年度リリースの1本です。
販売は会場での抽選となるため運試し的な要素も強く、その後リユース市場での動向含めて良くも悪くも注目される銘柄でもあります。

2019年の同イベントでリリースされたワールドブレンデッドは、ベースとなるウイスキーをバーボンバレルでフィニッシュしたもので、スタンダードな構成というか良くも悪くもイチローズモルトらしさのあるキャラクターであったところ。
一方今年のリリースはフレンチオーク由来の樽香である、バニラクリームを思わせるニュアンスが全面に出て、ウッディなえぐみは控えめ。なかなか個性的な仕上がりとなっています。
ラベルに後熟樽として表記されたT5は、樽を作ったTaransaud社の規格であり、5年間自然乾燥させたフレンチオークを、225~228リットルサイズに組み上げた特別仕様の樽なのだそうです。

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(秩父ウイスキー祭り2019でリリースされたワールドブレンデッド。フィニッシュの樽のキャラクターはあまり強くないが、その反面秩父モルト含めて使われた原酒の個性を感じやすい。今年のリリースとは対局にあるような1本。)

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(フレンチオークでフィニッシュされた、ワールドブレンデッド"ジャズラウンジ「マデュロ」向け"。全面に感じるバニラクリームのような樽香は共通項で、同系統のウイスキーと言えるが、こちらの方がウッディさや秩父モルトを思わせるニュアンスが強い。)

シングルカスクブレンデッドは、1樽分のみ作られる仕様であるためか、通常のブレンドに比べてはっきりとしたキャラクターとなる傾向があります。
ただ今回のボトルは、秩父モルトも使われているのでしょうが、スタンダードリリースのホワイトラベルの延長線上にあるようなレシピを思わせる構成で。。。プレーンな内陸系モルト比率が高く、グレーンも4~5割ほどか。フィニッシュで付与された濃厚な樽香に反して、ベース部分がそこまで強く主張してこないのです。
それが悪い訳ではなく、これはこれでまとまるとも言えるため、樽を味わうブレンドとして楽しむものと感じました。

ちなみにテイスティング段階で詳細スペックを認識していなかったことで、その木香の強さをして「なにこれ?ミズナラ!?」と誤認(汗)。
冷静になって、過去にテイスティングしたボトルのなかで特に似ている香味を持つマデュロ向けに思い当たり、これフレンチオークじゃんと、間違いをただせた訳ですが、そのままレビューを書かなくて良かったです。
あぶなかったー。。。

キルホーマン 100%アイラ 6年 2013-2019 秩父ウイスキー祭り向け 58%

カテゴリ:
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KILCHOMAN 
100% ISLAY 
For CHICHIBU WHISKY MATSURI 2020 
Aged 6 years 
Distilled 2013 
Bottled 2019 
Cask type Bourbon Barrel #423/2013 
700ml 58% 

グラス:国際規格テイスティンググラス
場所:ジェイズバー
時期:開封後数日以内
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:スモーキーでピーティー、ドライな香り立ちで、乾いた麦芽と塩素、ツンとした刺激がアルコールを連想させ、グレープフルーツを思わせる柑橘の綿っぽさの混じる爽やかなフルーティーさが、オーク由来の要素として感じられる。

味:ドライでスパイシー、香り同様にグレープフルーツ感のあるピーティーさ。ボディは硬質で鋭い、乾燥して固くなった麦芽を噛み砕いているようだ。余韻はその鋭さが更に強く感じられ、スパイシーでハイトーン。ピーティーなほろ苦さとオークの華やかさを戻りに伴うフィニッシュ。

グレープルーツ系のフルーティーさがあり、どことなくバーボン樽熟成の90年代後半ボウモアに近い要素を伴っている。ただし麦芽風味に硬質で鋭い質感があり、度数以上に口当たりの強さが目立つ点は、我々が認識する100%アイラへのイメージと異なるところである。若さ由来もあるのだろうか。
加水するとボディは多少水っぽくなるが、バニラやオーク系のフルーティーさが含み香で開いてくる。

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秩父ウイスキー祭り2020の記念ボトルとしてリリースされた、100%アイラシリーズでのシングルカスク。ここ2~3年見かけていなかった系統のリリースですね。
100%アイラは基本的には複数樽バッティングのシングルモルト、かつ50%加水でリリースされるため、若い原酒ですが日本のファンにとっては待望の1本ではないかと思います。

以前聞いた話では、キルホーマン側は100%アイラのカスク売りを積極的にやってくれないのだとか。まあ確かにローカルバーレイで手間暇かかる蒸留所でのモルティング、生産も少量ですから、人気も出てきた昨今自社で今後のためにとっておきたい原酒ですよね。
特に昨年の通常リリースにブレンドされていたような、人気のフルーティーさがあるバーボンバレルであればなおのことです。それ故に、秩父ウイスキー祭りの記念ボトルとして、その樽を引いてこれるあたり、イベントの規模と主催者のパワーを感じます。

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(キルホーマン100%アイラと言えば、昨年話題になった9th EDITIONで開眼した愛好家は少なくないと推察。その魅力はなんといっても厚みのある麦芽風味と、80~90年代のラフロイグを思わせるようなトロピカル系統のフルーティーさにある。この味が7~9年熟成で出るのだから素晴らしい。)

さて、この100%アイラの原酒は、比較的カスク差が大きい印象があります。
つい先日、同じバーボンバレル、同じ蒸留年で熟成年数のカスクサンプルを飲み比べる機会があったのですが、今回にように固くスパイシーなタイプがあれば、ねっとりと麦芽風味が張り付くようなタイプ、あるいは焦げたゴムっぽいニュアンスが出ているタイプなど。。。樽感ではなくベースの酒質のキャラクターが異なっていて驚かされるとともに、これらをバッティングすることで、複雑で多彩な100%アイラ・シングルモルトに繋がるのだと納得させられました。

恐らく麦芽の違いから来る差が、マイクロディスティラリー故に蒸留時の微妙な違いの影響を受けて、更に大きな差になる。(麦芽の誤差×蒸留時の誤差、どちらのパラメーターも大きいという話)
スプリングバンクなんかでも固体差が大きいと感じる話がありますが、背景にはフロアモルティングによって仕込まれる麦芽がもつ、モルトスターでドラムで仕込まれるものに比べての不均一さがあると考えられるのです。

今回のキルホーマンもそのベクトルの一つ。特に6thや7thあたりに共通するニュアンスが、強調されて感じられるのが魅力である一方、硬さというか強さもシングルカスク故にはっきりと出ているあたり、構成原酒の一つにして、原酒の幅のなかで良くも悪くも突き抜けたタイプなのだなと思えます。
例えば、フロアモルティングで乾燥させるにあたり、しっかり熱が入ってしまったカリカリの麦芽で。。。じっくりミディアムレアに仕上げたようなタイプとフレーバーが異なるなら、イメージに違和感はありません。

美味しいアイラモルトであることは間違いありませんが、イメージというか、評価の別れるカスクだなと思いました。
時間をおいてまた飲んで変化を見てみたいですね。

イチローズモルト 秩父ウイスキー祭 2019 ワールドブレンデッド 58.4%

カテゴリ:
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CHICHIBU WHISKY FESTIVAL 2019
SINGLE CASK WORLD BLENDED WHISKY 
Ichiro's Malt & Grain 
Finished cask type Bourbon barrel #5298 
Bottled December 2018 
750ml 58.4% 

グラス:グレンケアンテイスティング
時期:開封後1ヶ月未満
場所:BAR Eclipse 
暫定評価:★★★★★(5ー6)

香り:スパイシーでドライ、あまり香りが立たないが、じっくりスワリングして開かせると、バニラや林檎を思わせる果実香がハーブ、干し草のような乾いたウッディさの中に感じられる。加水すると熟した果実のようなアロマも。

味:スパイシーで刺激の強い口当たり。若干若さに通じる酸味もあるが、合わせて粘性のあるグレーンの穀物系の甘み。奥には熟成したモルティーさ、蜂蜜やオレンジジャム、樽感は適度にまとまっている。
余韻はビターで軽いえぐみを伴うが、キレのいいドライなフィニッシュ。

幅広い熟成年数を感じさせる構成で、10~15年程度熟成のスコッチ系のモルトやグレーンのニュアンスに、強いアクセントを与えている秩父モルトのスパイシーさという構成。多彩というか奔放な味わいで、まとまっているとは言いがたいが、時間が解決してくれるかもしれない。

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今年の秩父ウイスキー祭の記念ボトルとしてリリースされた、5銘柄のうちの1本。イチローズモルトが調達した、海外生産のモルト、グレーンと秩父原酒をブレンドしたワールドブレンデッドを、バーボンバレルでフィニッシュしてボトリングした、シングルカスクブレンデッドという珍しいリリースです。

このブレンデッドについては、ベースは既存のホワイトラベルとして構成されたブレンドという情報と、今回のリリース用にブレンドしたものという情報があります。
飲んでみると、既存のホワイトラベルの味わいとは共通する要素もあれど、一部の熟成感が異なっている印象。リミテッドのワールドブレンデッドまではいかないながら、例えばリリースの1年くらい前に一部ミドルエイジクラスの原酒も使って準備していたものかなと予想します。

全体的な完成度としては正直なところ振れ幅の大きい味わいで、ハイランドタイプの原酒のまろやかさ、少しトーンの高いアイリッシュを思わせるニュアンス、グレーンのバニラや蜂蜜などの甘み、そしてスパイシーな秩父モルト。。。良い部分も悪い部分もあり。悪く言えば落ち着きがない、良く言えば多彩という構成。
フィニッシュというほどバーボンバレルの個性も出ていないため、期間も短かったのでしょう。何れにせよ、まとまり良く仕上げるならもう少し時間が必要であると感じます。

ただ、こうしたスモールバッチでのリリースができるのはクラフトならではです。
その作りも、下手に綺麗で洗練されたような大手製品より、クラフトらしいと感じられるのは違う意味で魅力であり、面白さでもあります。
こじつけ気味ですが、このわいわい騒いでるような感じは、祭りっぽいと言えば祭りとも言えるリリースなのかもしれません。

イチローズモルト 秩父 7年 2010-2018 ウイスキー祭2018 59.6%

カテゴリ:
CHICHIBU
WHISKY FES
Aged 7 Years
Distilled 2010
Bottled 2017
Cask type Cream Sherry Hogshead #2633
700ml 59.6%

グラス:グレンケアン
場所:BAR飲み@エクリプスファースト
時期:開封後1ヶ月程度
暫定評価:★★★★★(5)

香り:ドライでパワフル、強い刺激を感じる香り立ち。合わせて黒蜜、信玄餅、ダークフルーツを思わせる色の濃い甘さを感じるが、終始アタックが強い。

味:香り同様、一瞬の甘みの後にスパイシーでウッディ、強いアタックのシェリー感。黒砂糖、レーズンチョコレート、ほのかにカカオ。
後半にかけてハイトーンなウッディネス。ヒリヒリとした唇や口内の刺激、タンニン、えぐみは少なくクリアなシェリーの甘みと共に長く続く。

熟成環境と樽のサイズゆえか、樽感は程よく出ているが、角が取れた味わいとは言い難い。少量加水しても強い刺激はあまり変わらないが、甘みよりもウッディさ、渋みの方が残る。インパクトの強いハイテンションな酒。


今更説明は不要ですが、今年2月の秩父ウイスキー祭で記念ボトルとして販売された1本。
おそらくPXとオロロソをブレンドした、一般的な甘口クリームシェリーでシーズニングされた樽で熟成された秩父モルト。使われたシェリー酒由来か、甘く濃厚な香味であるものの、合わせてかなりスパイシーでパワフル、刺激も強く仕上がっています。

この樽感から考えるに、使われたホグスヘッド樽は、500リットルのシェリーカスクを組み替えて、鏡板も替えて作る350リットルサイズのシェリーホグスヘッドではなく。近年増えている250リットルで組み上げた新樽をシーズニングし、そのままウイスキーに使われるタイプのシーズニングカスクではないかと考えます。
一度バラした組み替えのホグスヘッドより樽材同士の組み合わせが良く、度数やアルコール感が下がりにくかったのでは?と感じられた訳です。


最近スコッチモルトでも、ボトラーズリリースで今回のような短熟濃厚シェリー系が増えています。自分はこうしたタイプのお酒はあまり好まないのですが、インパクトの強さ故、明確な味を評価する声もあると思います。
ちなみに、昨年同ウイスキー祭でリリースされた限定ボトル、秩父ウイスキー祭2017は、WWA2017でベストシングルカスクを受賞。秩父蒸留所の快挙へと繋がった訳ですが、そのボトルと今回のリリースは、フィノシェリーとクリームシェリーの樽の違いだけでなく、酒質も違う傾向に仕上がっているとまで感じられるのが、シングルカスクウイスキーの面白さです。

大手メーカーが加水&バッティングで安定したリリースを強みとするなら、クラフトはリリースの小回りを利かせることができるのが強みと言えます。
このように様々な樽を使い、個性の違いをより強く打ちだせるリリースを、今後も楽しみにしています。

イチローズモルト 秩父 2010-2017 ウイスキー祭 WWA ワールドベスト受賞

カテゴリ:
秩父ウイスキー祭2017
ICHIRO'S MALT
CHICHIBU
Chichibu Whisky Festival 2017
Aged 6 years
Distilled 2010
Bottled 2017
Cask type Fino Sherry Hogshead
700ml 59.2%

グラス:リーデルヴィノテクスピリッツ
量:30ml
場所:BAR飲み(Nadurra)
時期:開封後1ヶ月程度
暫定評価:★★★★★★(6)(!)

香り:甘く香ばしい香り立ち。ブラウンシュガー、かりんとう、ツンとした木材の刺激が混じる。徐々に灯油っぽいケミカルなニュアンスから、パッション系のフルーティーさも奥に感じる。

味:甘くパワフルでスパイシー、固さのある口当たり。ブラウンシュガー、サルタナレーズン、ドライイチジク、甘みに混じって少し樹脂っぽい癖が鼻腔に抜ける。
余韻はドライでスパイシー。ハイトーンで口内がヒリヒリする。かりんとうを思わせる香ばしさ、少々ケミカルな甘みを伴い長く続く。

秩父らしいスパイシーでハイトーンな酒質に、シェリー樽由来の甘みが上手くマッチ。フィノシェリーはどのへんがフィノなのかはわからないが、これまでのリリースにあった酸味、えぐみが上手くカバーされている。加水するとシロップを思わせる甘みと共にケミカルなニュアンスが更に開く。

秩父ウイスキー祭

今年で4回目を迎えた秩父ウイスキー祭における限定ボトルであり、ウイスキーマガジン社主催のウイスキー品評会、ワールドウイスキーアワード2017(WWA2017)における、シングルカスクウイスキー部門で世界一に輝いた記念すべき1本。
日本のシングルモルトウイスキーが同賞を受賞するのは、余市(2008年)、山崎(2012年)に次いで3度目。ブレンデッド部門では竹鶴や響が毎年のように受賞する中で、シングルモルト部門は高いハードルがあり、近年では台湾のカヴァラン蒸留所のウイスキーが評価されるなど、2012年の山崎25年から4年以上受賞を逃していました。
そんな中、稼動から10年に満たない日本のクラフトディスティラリーが、新たに作り上げた原酒で受賞するのは初めてのことであり、快挙と言えます。 

参照:【速報】ウイスキーアワード2017
http://whiskymag.jp/wm_award2017/ 
(グレーン部門では富士御殿場蒸留所が2年連続で受賞。ブレンデッド部門は響21年が世界一を受賞しています。)

まさに記念となる1本。296本限定でのリリースに加え、抽選販売だった事などから既に購入は難しいですが、1杯は飲まねばウイスキー愛好家の名が廃ると、ストックを持ってるBARでテイスティングします。
樽由来か従来の秩父モルトにはあまりないケミカル系の要素が潜んでいるものの、少々荒削りながら、甘くスパイシーで香ばしさとドライな果実味も伴うシェリー感が広がっていく。何より、これまでの秩父に感じられたえぐみなどの過熟を思わせる要素はなく、熟成のバランスも良好。
いい出来とは聞いていましたが、これは確かに今までテイスティングしてきた秩父の中で、ベストの一つと思える仕上がりです。

WWAの審査は、全てブラインドテイスティングで行われているとされています。
それだけ聞けばガチな審査であるコトがうかがえますが、過去の結果を見ると、違和感ある受賞も発表されており、その内容について不明瞭なところがないワケではありません。
しかしウイスキーの品質が箸にも棒にもかからないようなモノはまず選ばれないわけですし、何よりテイスティングの通りこの秩父は良い出来です。
何より審査結果にグダグダ言うのは野暮というもの。秩父蒸留所の皆様が成し遂げた成果を、ただ祝福したいと思います。


ちなみに、今回の原酒が蒸留された2010年は、ちょうど自分が秩父蒸留所を見学させてもらった時期。当時は、ハイボールブームが燻っているような状況で、まだウイスキーブームと言えるほどの動きは起きていませんでした。
周囲の声には、いまどき蒸留所なんて物好きな人もいたもんだという声が無かったわけでは無く、肥土伊知郎氏がベンチャーウイスキーを立ち上げた2004年、蒸留所稼動直後の2008年なんてなおのこと。
それでもコツコツと活動を重ね、今や世界的にも有名なクラフトウイスキーディスティラリーに成長。秩父でのウイスキー祭には3000人を越える参加者が足を運び、伊知郎氏においては、建設が進む他の蒸留所についてもアドバイザー的に活動されるなど、日本のウイスキー業界を牽引する中心人物の一人となっています。 

今回の受賞のみならず、さらなる活躍をいち愛好家として楽しみにしております!
WWA2017、ワールドベストシングルカスクウイスキー受賞、おめでとうございます!

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