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アイリッシュシングルモルト 16年 BAR ルビンズベース 2周年記念 50.4% #11457

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Single Malt Irish Whisky 
BAR Rubin's Vase 2nd Anniversary 
Aged 16 years 
Distilled 2002 Sep 
Boottled 2019 Jan 
Cask No, 11457 
700ml 50.4% 

グラス:グレンケアン
時期:開封後1ヶ月程度
場所:BAR Eclipse 
評価:★★★★★★(6)

香り:ややハイトーンでクリアな香り立ち。ドライな中にケミカルなニュアンス、華やかなオーク香、バニラやライチ、微かにハーブの青みがかった爽やかさが混じる。

味:とろりとした口当たりにドライな刺激が混じる。ライチやパイナップルシロップ、金柑のような若干の柑橘感、強くはないがケミカルなフルーティーさが感じられ、余韻にかけてウッディなほろ苦さと共に広がっていく。

某ティーリングのように炸裂するアイリッシュフルーツというタイプではないが、該当するも特徴が備わったボトル。熟成年数の関係か、完熟というタイプではなく、まだ固さを多少残したフルーツのよう。加水するとドライなウッディさは和らぐ一方で多少水っぽく、ギリギリのところでフルーティーさと樽感が混じり合う。

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先日レビューした上の写真左側のグレンマレイと同時にリリースされた、BARルビンズベースの2周年記念のもう1本。
マレイがオフィシャル直系を思わせる味わいでけっこう良かったのと、アイリッシュのほうも周囲から聞こえてくる評判が良かったので、遅くなりましたがこちらもレビューです。

店名の由来やラベルデザインの背景情報についてはマレイの記事の方でまとめさせて貰ったので、そちらを参照いただくとして。。。
純粋に中身の考察となりますが、樽はリフィルのホグスヘッド、勿論アメリカンオークでのもので、メーカーを考えるとボトラーズはドイツ系の某社さんかなと。蒸留所も不明ですが、この系統のフルーティーなタイプというと、ティーリング系列(ティーリング蒸留所ではない)で使われている蒸留所なのかなと推察しています。

その他の特徴としては、フルーティーではあるのですが、比較的クリアというかドライでもあるところ。
樽がリフィルかなと感じたのはこの点故で、ファーストフィルならもっとオーキーでウッディな仕上がりになっていてもおかしくなく。アイリッシュらしさも見れつつ、順を追って樽由来の要素も見れるバランスに仕上がってる点が面白い。ラベルに描かれた"ルビンの壺"は、壺と顔、どちらか片方ずつしか認識できないという人間の情報処理過程を応用したものですが、果たして我々はこのボトルから同時に2つの要素を認識できるのか。。。
なんて強引に考えてみるのも面白いリリースだと感じました。

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さて、これで2本の周年ボトルを紹介させて貰った訳ですが、最後の宿題はお店の訪問ですw
こっちのイベントばかり来ていただいて、なんともフェアじゃない状況。。。っていうか名古屋(愛知県)はルビンズベース以外にも行かなきゃならない店が多いのに、パパ業務もあって泊まりの機会が作れない!
ほーんと、親戚とか名古屋にほしいっすよ。
店主不幸な知人で申し訳ありませんが、改めまして2周年おめでとうございます!
(上の画像はマスターのFBからお借りしました。いずれ自分で撮影したものと差し替えたいですね。)

グレンマレイ 11年 2007-2019 for ルビンズベース 55.2%

カテゴリ:
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GLEN MORAY 
For Bar Rubin's-vase 2nd Anniversary 
Aged 11 years 
Distilled 2007 Nov 
Bottled 2019 Aug 
Cask type Refill Hogshead #5667 
700ml 55.2% 

グラス:リーデルテイスティング
場所:Jam Lounge 
時期:開封直後
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:ドライで華やかな樽香、青リンゴを思わせる爽やかな酸とレモングラス、干し草、微かにハーブ、ハイトーンでスパイシーなアロマ。

味:香りに反して飲み口はスウィートで丸みがあり、バニラや蒸した栗の甘味、はちみつレモン。とろりとした質感から、徐々にドライでスパイシー、後半から余韻にかけてやや若さも感じるが、オークフレーバーが酸味を伴いながらマイルドに収斂していく。

プレーンでやや酸の立ったベースの酒質に、アメリカンオークの華やかなフレーバーが適度にあり。オフィシャルのカスクストレングスと言っても違和感のない、ハウススタイルから逸脱していない構成。11年熟成とあって多少の粗さはあるが、嫌みなものではなくフレッシュなタイプと言える。少量加水すると全体的にマイルドな味わいに。若いなりのバランスを楽しめるボトル。

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名古屋のウイスキーBAR「ルビンズベース」が、開店2周年記念として10月5日にリリースした記念ボトル。アイリッシュシングルモルトとグレンマレイの2本がリリースされており、そのうちの1本をいただきました。
同BARにはまだ伺えていないのですが、オーナーの伊藤さんとはイベント等でご一緒することが多く。また、自分がウイスキー仲間と年数回開催している持ち寄り会にも参加頂いていて、なにかとお世話になっています。記念ボトルは是非飲みたいと思っていましたが、食事で寄ったJAM Loungeに入荷していてラッキーでした。

店名の由来になっている、ルビンの壺”Rubin's Vase"は、心理学者エドガー・ルビンが考案した多義図形。ご存じの方も多い有名な図形ですね。
ラベルの中央に描かれている”それ”ですが、白地の壺の部分を見ると、それが壺にも向き合う人の顔にも見えるというもの。これは、同じ領域のなかで相互に関係のある図形を認識するにあたって、壺として見ている時は顔が認識できず、逆もしかりという、人間の認知プロセスを応用した図形ということになります。

BARルビンズベースの2周年記念ボトルは、由来となった図形の特徴をもととしてか、白ラベルでスコッチモルトのグレンマレイ、黒ラベルでアイリッシュのシングルモルト、2種類が同時にリリースされています。
ここからは自分の乱暴な解釈ですが、スコッチとアイリッシュは、地理的に隣り合って同じ領域にある国の特産品。白ラベルを飲んでいる時は、黒ラベルの味を認識することはできないという、店名に因んだ意味が込められた2本なのではないかと。。。。あるいは単純に、白と黒の左右対称かつ対を成す図形のイメージからかもしれませんが(笑)

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さてその中身ですが、今回テイスティングした白ラベルは、まさにスタンダードなグレンマレイ。悪く言えば定番な作りとも言えますが、ボトラーズリリースでホグスヘッド熟成だとままある作為的な感じはなく、華やかさも樽感も適度で、蒸留所でバリンチした1本といわれても違和感はありません。
さすがに12年弱の熟成ですから、フレッシュというか、若さに通じる部分は残っており、そこを含めて楽しむ最初の飲み頃と言える構成だと感じます。

言わば現行12年のカスクストレングスという感じ。以前12年55%というオフィシャルリリースがありましたが、飲んでいてそれを思い出しました。グレンマレイはボトラーズから同じようなスペックのボトルが複数出ていて、樽が薄すぎると若さが強く出過ぎ、その逆は完全な樽味でギスギスする傾向。ちょうど良い感じがこのボトルには備わっていると思います。
こうなると黒ラベルのアイリッシュもますますテイスティングしてみたいですね。前評判はフルーティーで良い感じだと伺ってますし。改めまして、2周年おめでとうございます!!

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今日のオマケ:JAM Loungeのバー飯。今日のおすすめ”ドライカレー”。
一言で、仕事をきっちりやってるドライカレー。挽き肉と玉ねぎたっぷりでしっかり煮込んで作られたカレー部分。最後に炒めて添えたナスとズッキーニ、温玉の存在が心憎い。飲んだ後の締めに凶悪な破壊力、まさに飯テロ(笑)

自分が上述の持ち寄りイベントや、普段飲みに使わせてもらっているJAMさん。若向けな作りというか、少なくともオーセンティックなウイスキーBARではないので、コアユーザーがウイスキー目的に訪問しても期待に応えられないとは思いますが・・・
価格が手頃なのに、飯が本格派で旨い。店主の趣味でいくつかボトルが置いてあり、軽く飲むのにちょうど良い。と、気軽に楽しめるお店として重宝しているのです。

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