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昨年、2014年7月頃に発売されたベッカムプロデュースのウイスキー、ヘイグクラブ。
見た目は非常にスタイリッシュで、香水瓶を思わせるデザインはかっこいいの一言。
ベッカム×ウイスキーということで、当時はWEBや紙媒体を賑わせていた記憶があります。
 
MHDらしくスター選手を使ってのプロモートなワケですが、特別なヘイグのブレンドと思いきや、予想もしなかったキャメロンブリッジ、シングルグレーンウイスキーです。
まぁヘタにブレンデットで出て来て、「うーん」となる中途半端なレベルが詰まっているよりは、ある意味潔いというか、これはこれという感じで割り切れるわけで、一抹の不安を覚えつつもトライしてみました。
 
HAIG CLUB
40% 700ml

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暫定評価:★★★★(4)
 
"バニラを思わせる甘い香り、穀物由来の微かな香ばしさと、乾いた牧草のようなアロマ。
口当たりは甘くライト、スムーズで飲みやすいがフィニッシュにかけて渋みや刺激も微かに感じられる。"
 
率直に言って、平均的なグレーンという感じ。その中で、酸味やえぐみ、特にに酸味はほとんど無く、スムーズな甘さがダイレクトにあるのでうまくブレンドしてきたなという印象は受けます。
お値段約7000~8000円は、コラボで限定品のウイスキーとしては良心的でしょうか。
 
このリリースの背景として、MHDがシングルグレーンという未開拓の分野を狙っていることが、下記ウイスキーマガジンの特集からは読めます。
ただこのヘイグクラブは一部デパートと免税限定で、大々的に展開しているわけでもないため、足がかりとしてブランド構築が狙いでしょうか。
グレーンは大量生産するにはうってつけですし、上手くブームになれば儲けものなのかもしれません。
 
参照:ベッカムのウイスキー(ウイスキーマガジンWEB版)
http://whiskymag.jp/haigclub_1/

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ウソかホントか、ベッカムはずっとウイスキーに興味があって、引退したので始めて見たかった的なコト言ってますね。
まぁあなたの給料と資産じゃ気にすることはないと思うけど、買ったボトルの値段を妻に伝えないコトは正解だと思いますよ(笑)。