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ブログ開設から100日ちょい、気がつくとアクセス数が20万を越えていました。
っていうか6月のアクセスが月半ばにして10万越えですので、もうなんていうかニッカショックぱねェ・・・。

特段お祝いムードでもないなか、いつも情報を頂いているSさん経由で嬉しいボトルが手に入ったのは一昨日の事。それが郵送されてくるはず。
じゃあ毎日更新し続けた自分に、ささやかなご褒美をあげようじゃないかと、「俺、帰ったらボトル開けるんだ・・・」なんて余裕こいてフラグ立てたら…。
本当にフラグになっちゃったんですよね。

帰ったのは今朝の5時でした。エーエム5時(´Д` )
飲み会じゃないですよ、仕事ですよ仕事。
とある仕事で先輩社員の不手際で経理部門がブチギレし、明日までに書類雁首揃えて持って来いや!と。
それでなぜか自分だけが居残りで朝までコース。なので今回は飲んでる暇なんてありません。
暫定評価ですが、先日の面白かったボトル2本、ネタにしておこうと思います。


スコットランド最小の蒸留所、エドラダワー。高い評価とそうでもない評価が混在する蒸留所ですが、最近、このエドラダワー蒸留所が面白いと感じています。
最近と言っても今現在がどうかはわかりません。少なくとも10~15年前の蒸留の現行品エドラダワーが面白いのです。パフュームがなくなり、エドラの特徴とも言えるクリーミーなフレーバーが戻ってきています。
先日の衝撃を受けたオフィシャルスタンダード10年に始まり、今回の2本のファーストインプレッションも中々良い出来でした。


エドラダワー
フェアリーフラッグ
15年 46% 700ML
暫定評価:★★★★★★(6)

"ミルクチョコレートを思わせる甘いアロマ、砂糖漬けのレーズン、徐々にウッディネス。
口当たりは濃厚な甘さとエドラクリーミー、プルーン、徐々にタンニン、かすかに焦げた木。舌先に刺激を感じる。"

エドラダワー
バレッヒェン 10年 
700ml 46度 
暫定評価:★★★★★★(6)

"バニラ、スモーキー、時間とともにグレープフルーツピールと柑橘のアロマが裏からちらほら。ヨードっぽさも感じる。
口当たりはクリーミーでピーティー、しっかりしている。焦げたピート、バニラ、レモンピール。どこか軽い印象があるが、それをクリーミーさが補っている。スモーキーな余韻。"


シェリーのほうは限定品で、15年熟成のシェリー樽原酒。エドラダワーのクリーミーさがシェリー樽の濃厚な風味とうまくマッチし、近年詰めとしては珍しく嫌みの少ない濃厚系に仕上がってます。
これはこれで良いのですが、それ以上に面白かったのがバレッヒェン10年。
もうなんていいますか、ラフなんですよね。ラフロイグ(笑)。
注意深くしていると微かにエドラダワーのクリーミーなフレーバー、アロマが感じられるのですが、それ以外はほぼラフロイグだと感じる味わいです。

エドラダワーといえば2002にラフロイグを引退したイアン・ヘンダーソン氏をマネージャーに抜擢。そのイアン氏が仕込んだのがピーテッドなエドラダワーです。これがイアン氏がエドラダワーに再就職する条件だったとか・・・。
ラフロイグを思わせる風味に仕上がっているのは、偶然か、果たして狙い通りなのか。

オフィシャル10年のラフロイグよりちょっと値は張りますが、美味いし面白いボトルだと感じます。ここ数日で4本も買っているので財布と相談して自重しましたが、抱えて加水にハイボールにと、色々試してみたいと思ったボトルでした。
特にブラインドテイスティングで出したら、何も知らない参加者は全員驚愕だと思いますよ。腹黒認定はされるでしょうがw


追記:いつもご覧いただいている皆様、ありがとうございます!
これからもいろいろ試しながら書いて行きますので、よろしくお願いします。