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そういえば・・・キリンの終売、ニューリリース動向を調べていた中で、もう一つ手に入った情報が「ホワイトホースファインオールド」のボトルチェンジと、4リットルペットボトルのリリース。
一瞬「ふーん。」と流し見て、しばらくたった後、スコッチで4リットルペットって初めてのことなんじゃ?と。

ホワイトホースはこのブログでも何度か紹介している、ラガヴーリンとクライゲラヒ、グレンマレイをキーモルトとしたブレンデッドウイスキー。かつてはガラスでのガロンボトル(4.5リットル)がラインナップにあり、ジョニーなどの銘柄によっては現在も販売されていますが、ディスプレイ的な用途が強いものです。
業務用や晩酌ヘビーユーザー用途となる、価格を抑えた4リットル"ペットボトル"でスコッチウイスキーがリリースされるのは、記憶している限り初めての出来事です。
ホワイトホース4リットル

キリンはこれまで富士山麓とボストンクラブを4リットルペットボトルで展開していましたが、新富士山麓は700mlのみ。今後は"ホワイトホース"と"オークマスター樽薫る"のラインナップとなる模様。
ボストンクラブがオークマスターと同等グレードと考えると、富士山麓が抜けた穴はスコッチウイスキーで補う。
各メーカーのウイスキー消費量の大部分を占める居酒屋市場、しのぎを削るサントリー角瓶とブラックニッカに新製品とスコッチハイボールの2本柱で殴り込みをかけていく形ですね。

やはり年配のユーザーにとってスコッチウイスキーは思い入れの深いものです。ましてホワイトホースは今でこそ安スコッチですが、日本において非常に歴史も長く、かつては高級酒の一角だったもの。
個人的には「ここまで落ちてしまったか・・・。」と思う気持ちと、今後は居酒屋ラインナップに「ホワイトホース」の名前が増えてくるんだなと思うところの2つがあります。

ホワイトホースのハイボールで乾杯する日も近い?
同製品は2016年3月15日発売予定です。