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WILD TURKEY
8 Years old
1990’s
750ml 101 Proof

暫定評価:★★★★★★(6)
合わせたシガー:HOYO DE MONTERREY EPICURE DELUX

ラベルから熱い視線を感じる、1990年代流通のワイルドターキー。
この時代のラベルの特徴は、何と言っても正面を向いてメンチ切ってる七面鳥のイラスト。味は現行品のセメダイン系の刺激や木のえぐみが強い味わいではなく、ピリッとスパイシーな口当たりにメープルシロップを思わせる濃い甘味、経年で柔らかくなったウッディネスと、しっかりとしたボディが特徴です。

なぜ味がここまで違うのかという議論はさておき、地方の酒屋等に行くと当時の値段で置いてあることも多く、中古市場でもそれほど高値がつかないため、オールドバーボンの入門としてちょうどいいボトルであると思います。


 今回はテイスティングもそこそこに、ウイスキー仲間のシガーマスターOさんから頂いた、極上の1本と合わせてみます。
ホヨー ド モントレー エピキュアデラックス。
シガー産地の中でも最高の評価を受けるキューバ(ハバナ)。その中でも5大ハバナシガーのひとつに数えられるのが、ホヨードモントレーであり、同ブランドの頂点とされているのが、今回のシガーです。

ホヨードモントレーは元々上品なタイプのシガーと言われています。
シガーはトレード等で頂いたものをたまに吸う程度なので、パンチが強いものよりマイルドなタイプのほうが好みなのですが、このシガーは本当にドンピシャ。
まろやかでスムーズなドロー、ただライトというわけではなくコクがあってしっかりとした満足感もあります。ウイスキーに例えるなら長期熟成のスペイサイドモルトのような・・・。
オールドターキーとの相性は悪くないですが、もう少し軽い風味のウイスキーでも良かったかもしれません。

4/1から職場が変わることになっており、そこまでに終わらせる仕事や引き継ぎに追われて多忙な毎日でしたが、この一本でリラックスした時間を過ごす事が出来ました。
エピキュアデラックスは2本頂いてしまいましたので、次は何と合わせるか、今から楽しみです。