カテゴリ

カテゴリ:評価無し

ゴンザレスビアス ノエ 1990年代流通 20%

カテゴリ:
IMG_20190404_221921
GONZALEZ BYASS 
NOE 
PEDRO XIMENEZ 
1990's 
750ml 20% 

香り:深みを感じさせる濃厚な甘酸っぱいアロマ。レーズン、無花果の甘露煮、黒蜜、微かにカカオチョコレート。微かに貴醸酒のような古酒っぽさ。熟成によって角がとれ、アルコール感はほとんど感じられない香り立ち。

味:非常に濃厚でマイルド、とろけるような口当たり。生チョコレートにレーズンを主体にダークフルーツを濃縮したような甘酸っぱさ、余韻にかけてはウッディーな苦味が多少感じられ、これが序盤の濃厚さに反してしつこすぎないフィニッシュへと繋がっている。

IMG_20190404_222001

シェリーメーカーの大手、ゴンザレス・ビアス社がリリースする、ペドロヒメネス(PX)シェリー酒、通常ラインナップの最高峰。以前記事で紹介した現行品や近年流通のノエは30年表記(ソレラに加えられている原酒の最低年数)がありますが、今回のオールドボトルには特段表記がありません。
ただ、飲んだ印象で同等程度の熟成は感じられるため、最低でも30年前後の熟成原酒を使って作られていることは間違いないと感じます。

PXシェリーの製法や品種については、もはや説明は不要かと思いますので省略。まあテイスティングの通り、まさにデザートワインという、めちゃくちゃ甘くて濃厚な酒精強化ワインなのです。
しかしただ甘いだけではなく、熟成による違いは当然あり、10年熟成程度の若いタイプのものは、甘味の濃厚さに対してアルコールも相応に感じられるだけでなく、全体的に大味な傾向があります。

一方で、長期熟成品はアルコール感が穏やかになり、とろけるような濃厚なフレーバーを楽しめるだけでなく、複雑さや落ち着き具合もポイント。オールドボトルの場合は、特にその特徴が出ているように感じられます。
今回のボトルの場合、現行品に比べて度数が5%高いことでボディの厚みはあるものの、酒精を感じさせないまろやかさは経年由来の特徴でしょう。風味が厚くただ甘いだけじゃない複雑さを伴う、とろけるような奥深い味わいなのです。

ccc57d23
(ノエ30年新旧ボトル。同系統の風味であるが、新しい方が甘味が強く、旧ラベルの方が奥行きを感じさせる複雑な味わい。近年流通品のコメントはこちら)

さて、PXシェリーと言えば、食後にちょっと舐めたり、シガーに合わせるのも良いですが。。。これまでのPXシェリーのレビューでも書いたようにアイスクリームへの”ぶっかけ”が最高にオススメ。特に、ノエのようなちょっと良いPXはアルコール感が目立たないので、このために存在しているのでは、と思えるほどです。

IMG_20190404_222706

今回のボトルも勿論、ぶっかけで頂きます。
ただ、毎回単にぶっかけてばかりのレビューでは芸がないのでちょっと変化をつけて、コンビニ等で売っている冷凍イチゴを電子レンジで熱々に解凍し、PXシェリーをぶっかけたアイスにトッピング。

冷たいアイスのクリーミーな甘味、PXシェリーの濃厚なコクとダークフルーツを思わせる甘酸っぱさ、合わせて熱々のイチゴの酸味と香りが口内で渾然となって広がる・・・。
あかん、これはあかんヤツですよ。
市販の冷凍イチゴはそこまで甘味が強くないのでシェリーのそれと喧嘩せず、香りと酸味、あとは温度差が加わることでの素晴らしいマッチング。
あー幸せ、アイスもイチゴも手軽に手にはいるものですから、シェリー酒一本でまだまだたっぷり至福のデザートが楽しめるってわけです。

嘉之助蒸留所 ニューポット 2018年リリース  59%

カテゴリ:
IMG_20190404_202808
KANOSUKE NEWPOT 
Batch No,18001 
Distilled 2018.Jan.15 
200ml 59% 

香り:モルティング後の麦芽、柑橘の皮を絞ったようなほろ苦さと酸、軽い香ばしさ。奥には微かに乳酸や林檎の果肉を思わせる甘味も感じられる。ドライなアロマ。

味:柔らかいコクと粘性を感じさせる口当たり。ほろ苦い麦芽風味に加え、林檎や柑橘が混じったような甘酸っぱさ、ピリピリとした刺激を口内に感じさせる。余韻は果実系の風味を仄かに残し、ヒリつくようなトーンの高い刺激とビターなフィニッシュが長く続く。

嫌なところの少ない、素性の良さと丁寧な作りを感じさせるレベルの高いニューメイク。麦芽由来の風味だけでなく、酵母由来なのか林檎等果実を思わせる要素が香味に混じる点がポイント。また、ボディもそれなりにあって、熟成させる環境と合わせて5年程度の熟成で仕上がりそう。

IMG_20190404_202904

焼酎メーカーとしてはメローコヅルで知られる小正醸造が、2018年に鹿児島・吹上浜沿いの地に操業した、嘉之助蒸留所のファーストリリースであるニューポット。形状やサイズの異なる3基のポットスチルを使い分けて原酒を生産。このリリースは、2種類の原酒をバッティングし、少量加水して仕上げたものです。
先日発表されたWWAでは、ニューメイク部門で世界一は逃したものの、ベストジャパニーズの評価を得ています。

同蒸留所のニューメイクは、昨年7月の京都ウイビアメッセで初めて飲む機会を頂きました。
この時は各ポットスチルそれぞれで生産したニューメイクを試飲したのですが、嫌みが少なく、柑橘などの要素が感じられる一方で、香味の質が繊細でジンのようだなと。それはそれで良い味だと思いましたが、その場にあった焼酎樽熟成の試作ニューボーンでは該当する個性が潰れていたように感じられ、スイートスポットの狭い、熟成で苦労しそうな原酒だなという印象を持っていました。

image
(2018年7月に京都で開催された、リカマン・ウィビアメッセの嘉之助蒸留所ブースにて。各種ニューメイクと、焼酎樽のニューボーンが試飲できた。)

ところが、その後リリースされた嘉之助ニューボーンを飲んだところ、アメリカンオークの樽香が酒質と上手く馴染んでおり、そんなに悪くないのかも・・・と。加えて、ファーストリリースのニューポットがWWAで受賞。WWAの評価は参考程度にしか考えていませんが、評価されるには理由があるわけで、ちゃんと飲んでおいた方が良いなと、自宅テイスティングすることにしたわけです。

前置きが長くなりましたが、複数タイプのポットスチルで作り分けた原酒をバッティングしたこのリリース、非常に良いニューメイクだと思います。
飲み口に柔らかさ、オイリーというか粘性を感じさせる舌当たりがあって、ボディも決して軽いわけではない。さすがにニューメイクなので、徐々に荒さというかドライな刺激が口内に広がっていきますが、これは熟成で十分軽減されるであろう程度です。
加えて未熟香が少ない点も、九州・鹿児島という暖かい場所で熟成させるに当たって短熟でのリリースになるでしょうから、地域の特性とマッチしていると感じられました。
これは5年後あたりの仕上がりが楽しみな原酒です。

IMG_20190404_221237
(嘉之助蒸留所のポットスチル。サイズ、形状共に全て異なっている。写真はウイスキーマガジンの特集記事から引用。http://whiskymag.jp/kanosuke_01/)

嘉之助蒸留所は、10億円以上とも聞く総工費をかけてイチから作られた蒸留所であり、その設計はウイスキーの生産のみならず、見学の導線にも配慮し、ウイスキー作りの現場を体感できるような洗練されたものであると伺っています。見学したウイスキー仲間の評判も総じて良く、鹿児島まで中々行くことは出来ませんが、いつか機会をつくって訪問してみたいと思います。

Screenshot_20190330_100907

三郎丸蒸留所 ハリークレインズ クラフトハイボール缶 9%

カテゴリ:
IMG_20190315_162853
HARRY CRANES 
Craft Highball 
三郎丸蒸留所謹製 
350ml 9% 

北陸でただひとつの、ウイスキー蒸留所から、まさかの缶入りハイボールの発売。
3月12日、三郎丸蒸留所を操業する若鶴酒造が、クラフト蒸留所のリリースとしては恐らく初となる缶入りハイボールを発表。それも、香料やリキュールを添加したものではなく、BARで飲むハイボールを目指してウイスキーと水と炭酸ガスのみ、久しぶりにリリースされるウイスキー(発泡性)表記の本格缶入りハイボールのリリースです。

クラフト蒸留所からのブレンデッドウイスキーのリリースは珍しくありませんが、まさか缶入りハイボールのジャンルに参入してくるとは。。。
一般発売は3月25日とのことですが、既に現地で先行販売が始まっていて、早速飲ませてもらいました。


※350ml缶3本が100名に当たるキャンペーン(2019年3月31日まで)

キャラクターは、三郎丸蒸留所のハウススタイルともえいるスモーキーさの際立ったタイプ。クリアな飲み口で、強炭酸区分と言えるレベルの炭酸の刺激。若いモルト原酒を思わせるほどよい酸味とスモーキーなフレーバーから、キレの良い余韻へと繋がっていく。

ウイスキーと炭酸だけのハイボールは、余韻にしつこさがないというか、香味の引き際が良いですね。使われてないので当たり前ですが、べたつくような甘さだったり、レモン香料が目立つようなこともない自然な感じ。
また思った以上にモルティーで、ドライな飲み口というよりは、口内で香味が開いてくるような柔らかさも伴う印象。ベースは輸入原酒と思われますが、余韻にかけて感じられる微かにオリーブのような要素から、蒸留所改修前に仕込まれた原酒が一部使われているものと感じます。

IMG_20190313_015919
IMG_20190315_163034

缶入りハイボールはハイボールブームが本格的に始まる前から、ニッカ、サントリー、キリンが度々市場に展開しており、特にサントリーの角ハイボール缶は代表的な商品。
2010年には、ニッカから竹鶴12年ハイボール缶がリリースされ、これが竹鶴らしく原料”モルト”のみというチャレンジングな1本でしたが、その後原酒不足で終売。2015年にはブラックニッカブランドから、クリアのウイスキー(発泡性)区分がリリースされましたが、大量生産時の品質安定が難しいのか単にそこまでこだわるジャンルじゃないのか、暫くブラックニッカクリアのみという状況が続いていました。

なので、今回のリリースは久々の”本格缶入りハイボール”なのです。
ベースのウイスキーは3~8年程度の原酒がブレンドされたと思われる、スモーキータイプの若いブレンデッド。単にそれのハイボールと言えばそういうことなのですが、ウイスキーの香味が活きる比率とブレンドが模索されているからか、缶から注いで飲むと何故か不思議と美味しい。
スモーキーでさっぱりと飲めるタイプなので、揚げ物、魚介類以外にジャーキーなどの乾き物。全般的に相性が良いと思います。

IMG_20190304_194232

蒸留所の稲垣マネージャー曰く「ハイボールを飲む時に準備して作るのがめんどくさかったから(笑)」というのが、動機のひとつだったとのこと。確かに冷蔵庫からさっと取り出してすぐ飲める手軽さが、ハイボール缶のメリットです。
また、旅行の際に電車の移動中などでも本格的なハイボールが楽しめるのも魅力。電車のなかでウイスキーストレートはハードルが高いですが、ハイボールは手軽に楽しめる。現在は、富山駅と金沢駅のお土産処で販売されているそうですが、例えば北陸新幹線で車内販売されたりすれば、地ウイスキーとしての宣伝効果がさらに見込めますね。

聞くところによれば、今後三郎丸蒸留所以外の複数のクラフト蒸留所からもハイボール缶がリリースされる予定だそうです。
これは面白い流れ。製造ラインの確保など、ハードルは決して低くないとは思いますが、手軽に楽しめるハードリカーの形として、少量生産だからこそ出来る新しい味をどんどん追求していってほしいと思います。

厚岸蒸留所 ニューボーン 2019 ミズナラカスク 55% Foundations 3

カテゴリ:
IMG_20190308_102749
THE AKKESHI 
NEW BORN 2019 
HOKKAIDO MIZUNARA CASK 
Foundations 3 
Single Malt Spirit 
Non Peated 
200ml 55

グラス:木村硝子テイスティンググラス
時期:開封後数日以内
場所:自宅
評価:ー

香り:若さに通じる金柑などの柑橘や乳酸系の酸、乾いた木香と軽い香ばしさを伴う香り立ち。
スワリングするとバニラや蒸かしたサツマイモのような甘いアロマ。微かにニッキやハーブ、レモングラスなどのスパイス香、あるいは新しい和室を思わせるような要素が混じる。

味:荒さはあるが、熟成を考えればスムーズな飲み口。
香り同様軽い乳酸や柑橘の酸味。徐々にスパイシーでありながらクリーミーな舌当たり。薄めた蜂蜜、ほうじ茶や干し草、おがくずを思わせるビターなウッディネスが、ヒリヒリとした刺激と合わせて口内に残る。

使われた樽のサイズの関係か、樽由来の要素はそこまで過剰ではなく、酒質由来の若いニュアンスが主体で、ゆっくりと熟成が進んでいることを感じる。ボディは適度にあり、少量加水するとバッティングの影響か少し水っぽさが出るように感じられる一方、香味の酸や荒らさが落ち着き、微かにオーキーな要素があるようにも。
今まさに芽吹こうとする原酒のスタートライン。ストレート、または今の段階で楽しむならハイボールで。

IMG_20190308_234330

北海道、厚岸蒸留所シングルモルト、3年熟成への道。
今回のテイスティングは、その熟成過程でリリースされることが発表されている、4作のニューボーン(ウイスキースピリッツ)のサードリリースであり、北海道産ミズナラ樽で8ヶ月から23ヶ月熟成した原酒10樽をバッティングしたものです。

これまでの2作は蒸留所の酒質やハウススタイルの基準、原点を知ってもらうことを目的としたような、ノンピートとピーテッドモルトのバーボンカスク熟成品でした。
一方今回のリリースは少々位置付けが異なっており、使われた原酒の熟成期間が最長で2年弱に伸びたことによる熟成感の違いというよりは、今後北海道産のシングルモルトとして展開を予定している同地域産のミズナラ樽を用いた原酒の・・・言わば”樽香の原点”を知るリリースと言えるのではないでしょうか。

ウイスキーの最低熟成年数を3年。これを植物の成長に準えて芽吹きとすれば、今回のリリースはまだ土の中で種から根が少し伸びたぐらいの状態でしょう。その段階のものを知って、これからの成長と未来に想いを馳せながら楽しむ。
「ミズナラ樽は、伽羅や白檀などのオリエンタルフレーバーをもたらすと言われています。果たしてボトルの中の原酒は、双葉より芳しく香り立つことが出来ますでしょうか。」
というラベルに書かれた文面が、まさにこのリリースの位置付けを表しているように感じます。

IMG_20190308_011740

よって今回のレビューは、酒質部分よりも樽要素に重点を置いて考察していきます。
ミズナラ樽の香味と言えば、多くの消費者に求められるのが上記の文章にある伽羅や白檀のような。。。サントリーがリリースしている山崎のそれであるわけですが、現時点で厚岸に植えられた"種"から、その香りは感じられません。

ですが、これまで短期熟成から長期熟成、あるいはウッドチップまで、色々ミズナラに関する原酒を飲んできて感じるのは、ミズナラ樽で短期間の場合はスパイシーな香味のほうが強く出る傾向にあり、長期熟成の中で香木のようなアロマ、オーク樽らしい華やかさ、フルーティーな香味が、いわゆるオリエンタルな要素として徐々に濃くなってくる印象があります。
(そうした特性故、樽の使用状態や熟成環境のバランスが重要と考えられるだけでなく。あるいはバーボンバレルである程度熟成した原酒を新樽のミズナラ樽でフィニッシュすると、サントリー系の香味を擬似的に再現できたという事例もあります。)

したがって現時点の原酒でも、これはこれでミズナラ樽らしい特性が感じられる、可能性を秘めた種であると言えます。
今後この原酒が育った先にオリエンタルなフレーバーがあるかはまだわかりませんが、方向性としては、微かに日本家屋(和室)のような要素やクリーミーさが香味に混じるため、樽の要素が徐々に濃くなっていくなかで可能性は充分あると思います。
もちろん、そのためには3年だけでなく、5年、10年という時間が必要だとは思いますが・・・日本の環境でどこまで熟成を続けられるか。その点、今回のリリースによって生まれたリフィルのミズナラ樽10樽の存在も、長期熟成を目指したウイスキー作りの助けになると思います。

さて、気がつけば厚岸蒸留所創業の2016年から3年目となる2019年です。
ニューボーンのリリースも残すところあと1作。これはグレーン等の原酒を調達し、バーボン、シェリー、ミズナラ樽の各種厚岸原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーでリリースされるそうです。
そしてシングルモルト区分でリリースされる3年熟成の仕上がりは如何に。今年あるいは来年初頭の、楽しみなイベントの一つなのです。

IMG_20190309_190913
(厚岸蒸留所ニューボーン第1弾から第3弾。並べてみるとボトルやラベルの色合いだけでなく、箱のデザインも微妙に異なっており、ロゴがリリース毎に一つずつ増えていっている。今回のリリース、比較するなら第1弾と。)

メンヒル カラムリ プリミティーヴォ 15.5%

カテゴリ:
CALAMURI
PRIMITIVO 2015
MENHIL SALENT
750ml 15.5%

スパイシーでウッディな樽香、クローヴ、色の濃いダークフルーツのジャム、微かにハーブのニュアンスもあり濃厚な香り立ち。少し強めの酒精も伴う。
口当たりはフルボディで濃厚。甘酸っぱくリッチな果実味は、チェリー、クランベリー、ブルーベリージャムを思わせるはっきりとしたキャラクター。余韻はしなやかなタンニン、ダークフルーツの香りを口内に漂わせ、重めの甘みが残る。


なんか有名な現地ワイン専門誌で高評価を受けたとか・・・そんなワイン業界ではよくあるエンチャントが付与されたイタリア南部プーリア州の赤。
樹齢80年以上で単一畑の葡萄から作られるという濃厚なワインは、日本のユーザーからも総じて評判が良く、二千円ちょっとで甘重フルボディな赤を選ぶなら、クオリティ高く外れないチョイスであることは折り紙つきです。

飲んで見ると骨格しっかり、甘みと果実味しっかり、そしてアルコール感もソコソコ強いワインとくれば、2日目も悪くない。一度冷やしてから温度をあげていくと、いい具合のとろーっと熟した果実のような甘みに繋がります。
ちょっと陰干し系も入ってる?というくらいの糖度が感じられるのもポイントで、同じイタリアでもキャンティやバローロなどのタイプではなく、どっちかと言えば新世界系。この完熟した感じは、プーリアらしいキャラクターと言えるのかもしれません。

この手のワインはウイスキーのように濃厚で、ベースに甘みがあるタイプの酒を飲んでいる飲み手は抵抗なく飲めてしまう印象があり、オススメしやすいボトルです。
それこそ、下手に同価格帯のボルドー、ブルゴーニュに手を出すなら、この手のワインは安全牌。煮込み料理は当然として、鴨肉など癖の強い肉料理と合わせると、さらに真価を発揮してくれると思います。


年末年始で色々ワインを飲んだのですが、すっかり更新してませんでした(笑)
特に親族との集まりでは夜寝る前に語らいながらは蒸留酒、食事でワイワイは醸造酒。ワイン、日本酒、そしてビールは鉄板。。。ただシャンパンや白、華やかな吟醸系が多く、重甘系が飲みたくなってのこのワインです。
こういうのを2〜3日かけて飲むのも、なかなか良い家飲みですね。

このページのトップヘ

見出し画像
×