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カナディアンTAXシールの年数表記は ”蒸留年” だった件

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カナディアンウイスキーのオールドボトルには、漏れなくキャップ部分に独自の酒税証紙(通称:TAXシール)が貼られています。
このカナディアンTAXには、以下の写真のように西暦が表記されているものがあるわけですが、酒税証紙は国に税金を納めた証明であることから、記載されている年数は【酒税を納めた年=ボトリング年≒流通年】と認識されているケースが多いように思います。
※海外酒販店の有名どころだと、Master of Maltはボトリング年表記と説明しています。

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実際、自分もそういうものだと思い込んでいました。
が、実はこれ【蒸留年】なのです。
重要なことなのでもう一度言いますと、流通年ではなく、【蒸留年】だったのです。

参考資料①:https://www.drinksplanet.com/dating-canadian-bottles...-1411.html
※海外の超ド級カナディアンコレクターの記事。スピリッツの蒸留年でありボトリング年ではないと記載あり。
参考資料②:http://www.esjvandam.com/Canada%20Liquor%20stamps.pdf
※資料中、該当する数字4桁は「CERTIFIED MANUFACTURED IN THE YEAR」と記載あり。

この件は、約1年前から記事にしようと思っていました。ただ材料は揃っていたのですが、次オールドカナディアンをレビューするときで良いかと先送りしたところ、肝心のレビュー機会がなくすっかり忘れていたというオチ(汗)。
それが先日、まさにカナディアンTAXシールの表記について、秩父令和商会さんとSNS上でやり取りする機会があり。このタイミングになりましたが、実物での検証も踏まえて記事化していきます。

cc1983tax

実際のところ、TAXシールに表記された西暦を流通年とした場合、違和感がないわけではありませんでした。
代表的なのが写真のカナディアンクラブ(CC)で、TAXシールに1983や1984と書かれたもの。
当時の日本市場向けボトルは、サントリー・アライド社が扱っていたため、現在の日本市場にもかなり在庫がありますが、流通年とすれば当然旧酒税法による「ウイスキー特級表記」があるはず。しかし、ラベルにあるのは1989年4月以降の整理となる「ウイスキー表記」です。

また、そもそもサントリーアライドの設立は1988年なので、83年や84年にウイスキーを輸入・販売できるわけがなく。「海外で余ってた在庫を設立後に持ってきてラベルを張り替えたってこと?でも6年以上も経過したボトルを、そこまで手間かけて販売するか?」と、疑問には感じていました。
それが冒頭述べたように、表記が流通年ではなく蒸留年として整理すると、CCは6年熟成なので1989年・1990年の流通となり、酒税法の整理としても、企業の設立年次としてもピッタリ当てはまります。

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(90年代以前のカナディアンやアメリカンウイスキーのボトルの底には、ボトルの製造年・西暦下2桁が表記されているものが多い。上の写真は、CCのTAX表記1967のもの。CCの熟成年数を足すと1973となり、これも合致する。)

CCの場合は6年熟成ですから、蒸留と流通年でそこまで大きな誤差にはなりませんが、アルバータスプリングやクラウンローヤルのような10年熟成以上のリリースとなると、これまで考えられていた時期は大きくずれることになります。
このブログでも過去記事で数件オールドカナディアンを紹介しているため、本記事公開と合わせて全件修正(汗)。後は初期のブログである深夜時代の記事も・・・。
オールドボトルにおいて当ブログを参考にしていただいている方は、少なくないものと思います。誤った情報を発信してしまい、大変申し訳ございませんでした。
今後は、カナディアンTAXの表記は”蒸留年”で認識いただければと思います。


なお、この整理で考えると、カナディアンウイスキーは(少なくとも表記のあるものについては)、複数年にまたがる原酒がブレンドされていない、単一蒸留年のウイスキーであることにもなります。
ただしアメリカンウイスキーやカナディアンウイスキーは、そこまで幅広い年数のものを混ぜているという印象は無く。禁酒法前後では蒸留年とボトリング年をTAXシールに示していた時代もあるくらいですから、仮にスコッチ同様に”最も若い”原酒の蒸留年”と整理しても、誤差の範囲と言えるかもしれません。

最後に、本記事をまとめるにあたり、参考資料②は秩父令和商会様より頂きました。今回の記事の裏付けとなる情報だけでなく、カナディアンTAXシールの歴史がまとめられた貴重な資料です。重要な情報を頂き、ありがとうございました。

LIQULコラム 5月号はブルイッラディ&ポートシャーロット レビュー

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酒育の会発行のフリーペーパー「LIQUL(リカル) 5月号」が発行されました。
もう前置きは不要かと思いますが、自分は昨年から、Re-オフィシャルスタンダードテイスティングというタイトルで、新たに発売した銘柄やリニューアルして味が良くなった銘柄等、オフィシャルボトルにおける注目銘柄の紹介記事を寄稿させてもらっています。

同誌は酒販店やBAR等協賛店舗での配布と合わせ、今年2月からWEBマガジンとしても展開されており、類似の内容(WEBマガジンのほうが字数制限が緩いので、内容が濃い場合もある)が、隔日程度の頻度で1記事ずつ更新されています。
そして先日5月9日、5月号向けに寄稿した記事がWEBマガジンのほうに掲載されましたので、記事中では書かなかった話等と合わせて紹介していきます。


Re-オフィシャルスタンダードテイスティング Vol.5
ブルックラディ”アイラバーレイ&ポートシャーロット10年”
(LIQUL本誌の内容は、上のWEB版を800文字程度に要約したものとなります。)

今回のピックアップは、アイラに島あってアイラ由来の個性と異なる特徴を持つ蒸留所、ブルックラディ

同蒸留所の日本名称は「ブルイックラディ」だったのですが、親会社であるレミーコアントローのブランド再編により、2018年頃から「ブルックラディ」に名前が変わっていました。
蒸留所は1995年からの休止、2001年の再稼働、そしてその後のラインナップ整理を経て、再稼働後の原酒は
・クラシックラディ(ブルックラディ):旧世代のキャラクターを引き継ぐノンピートタイプ
・ポートシャーロット:ヘビーピーテッドモルト
・オクトモア:世界最強のピーテッドモルト
主に以上のブランドに整理され、リリースされています。

”ブルイックラディ”時代は、休止前に仕込まれたライトピートタイプの原酒が一部で使われているなど、若干ピーティーな銘柄があったように記憶していますが(例えば、2000年代にリリースされた17年など)、再稼働から時間が経ち、原酒の熟成が進んできたことで、各ブランドの住み分けが一層はっきりしてきました。
クラシックラディは90年代のクリアトール時代に通じるベクトルで、懐かしい味わい。オクトモアは相変わらずぶっ飛んでいる(というかぶっ壊れている)。そしてこの数年内、上述の3ブランドのうち最も完成度を向上させたのが、ポートシャーロットだと感じています。

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(現行品のクラシックラディからイメージ出来る、クリアトール時代のラディ。洗練された印象のない素朴な麦芽系で、それが逆に良さでもあるが、個性に乏しい。まさにブレンド向けの原酒という時代の1本。)

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(2020年時点、ポートシャーロットのオフィシャルスタンダード。度数が50%あり、飲み応えもある。アイラバーレイ仕様もリリースされているが、こちらはまだ熟成10年未満の原酒で構成されている。)

今回の記事を書くきっかけは、なんといってもこのポートシャーロット10年。
2018年にリニューアルして10年表記になってから、これまでの若さが先に来る香味構成に熟成感が伴うようになり、内陸系のスモーキーさとこだわりの麦芽風味、それぞれに繋がりが生まれてバランス良く楽しめるようになっていました。
実はリカルの執筆を始めるに辺り、紹介しようと決めていたうちの1本でもあります。

一方、記事化にあたって最も表現で悩んだのは、「ピートフレーバーの違い」でした。
ブルックラディは麦芽風味にこだわり、アイラ島やオークニー島で契約農家による栽培を行うなど、ワインで言う”テロワール”をウイスキーでも表現することをブランドモデルに掲げています。
その麦芽由来のフレーバーは確かにしっかりとしており、それはノンピート仕様のブルックラディ・アイラバーレイやベアバーレイを飲むことで理解出来ると思います。

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(クラシックラディとは異なり、しっかりとした麦芽風味の主張、麦由来のフルーティーさが楽しめる、バーレイシリーズ。ブルックラディ再稼働計画のなかで、オーガニックで地場生産のモルトはプランの1つに掲げられていた。なおこのリリースはノンピート仕様のはずが、微かにピート香がするような。。。?)

ブルックラディは再稼働後から「生産からボトリングまでを一貫してアイラ島で行う唯一の蒸留所」ということもPRしてきました。
しかし、この”生産”にはモルティングが含まれておらず、ピートもアイラ島のものではありません。スコットランドの内陸にある設備で仕込まれた麦芽が、現在のブルックラディでは使われているのです。
そのため、ポートシャーロットは、アイラ産のピートが持つヨード系のフレーバーをほとんど持たないキャラクターとなります。

冒頭、「アイラ島にあってアイラらしくない」と書いたのは、まさにこのピート由来のフレーバーの違いにあります。
その土地の風土や気候、環境の違いを意味する”テロワール”をブランドのモデルとしながら、ウイスキーのフレーバーにおいて重要な役割を担うピートがアイラ島産ではないというのは、ちょっと整理が難しい。
ご存じの通り、単にピートフレーバーやスモーキーさといっても、ピートの成分によって得られるフレーバーは大きく異なるのです。

ただし、味が悪いという話ではなく、あくまでPRにおける整理の問題です。
これを香味の点から好意的に解釈したのが、コラム中に書いた、ヨード香は麦芽由来の風味を邪魔してしまうこともあるため、ブルックラディの素朴かつ熟成によってフルーティーさを纏う酒質由来のフレーバーとスモーキーさを両立させるため、内陸のピートを使っているという考察です。


率直に言えば、これはブルイックラディの「妥協」だったのではないかと思います。
理想的には一貫して、麦の生産、仕込みもアイラ島で全て行いたいが、ウイスキー産業が今ほど勢いづいていない再稼働当時の状況では、資金調達の難しさに加え、アイラ島の農家で指定の麦芽をつくってもらうという試みも、理解が得られず首を縦に振ってもらえない。
”ウイスキー・ドリーム”にも書かれていた時代背景の通り、ピートと麦芽を確保し、アイラ島で精麦することまではたどり着けなかったのではないかと考えられます。

しかしブルイックラディはその後現地の農家との関係を構築。現代のウイスキーブームを後押しに、ついに2023年までに精麦設備をオープンさせ、オールアイラ島産のウイスキー作りに着手する「一貫生産計画」を発表するに至っています。

親会社であるレミー・コアントローから発表された、ブルイックラディ蒸留所に関する投資計画のプレスリリース(2019年5月17日)

これが現地のピートも使った仕込みに繋がるのか、あるいはアイラ島で作られた麦芽の使用比率が全体の42%と増えてきたので、単なる生産効率化のためなのか、現時点で詳しいところはわかりません。
某蒸留所のマネージャーから伺った話では、アイラ島のピートの採掘権(採掘場所)はかなりいっぱいいっぱいで、まとまった量での新規参入は難しいという話もあります。

個人的に、このオールアイラ島産のモルトに興味がないわけではありません。今回のコラム記事で、苦手なのでついスルーしてしまったオクトモアも、アイラピートで仕込んだらどうなるのかなど、リリースの幅がさらに広がることは間違いありません。
しかし、ブランド全体としては、既に他の蒸留所で作られているモルトと似てきてしまうのではないか。ブルックラディ(ピーテッド)は今のフレーバーの系統で良いのではないかと思ったりもします。

先に述べたように、売り方の整理はありますが、バーレイシリーズで作られる麦由来の風味のしっかりした原酒、特にベアバーレイなどは大きな可能性を感じるものですし、ピーテッドタイプの原酒が熟成を経た先の姿もまた楽しみです。
何より、他のアイラモルトと異なるのは、再稼働後に誕生したポートシャーロット等のピーテッド銘柄には、1960~70年代の黄金時代の縛りがないことです。
例えばボウモアのトロピカルなフルーティーさといった、昔を意識するものがない、求められるのは常に成長し続ける今の姿です。
今後どのようなリリースが行われていくのかはわかりませんが、アイラ島のなかで独自のブランドを作り上げていく、そんな存在であり続けてほしいなと個人的な希望を書いて、この補完記事の結びとします。

蒸留所外観

以下、LIQUL5月号繋がりで余談。
リカルでは毎号ピックアップ特集記事のテーマが決まっており、この5月号は「もっと洋酒を楽しむためのファーストステップ・ブランデー編」です。
そのフルーティーさ、奥深い独特の甘味、ウイスキー愛好家からも関心が寄せられているブランデージャンルの全体像を知るには、ぴったりな内容となっています。(1st Stepと言いつつ安易な入門記事ではない、蒸留方法から生産地域の特徴まで、幅広く網羅されている記事です。)

緊急事態宣言に伴う自粛生活で、夜の街に出歩けない日々が続いているとは思いますが、SNSでは7bookscoverなる取り組みが広まっていたりで、夜の時間で読書や勉強をされる方も少なくない模様。
まだまだ涼しさを感じる5月の夜。こちらの記事を、ブランデー片手に宅飲みのお供にいかがでしょうか。

BAR予約チケット 並びに各種関連サービスのまとめ

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新型コロナウイルスの感染拡大。。。いやもう、前置きは不要でしょう。とにかく、ヤバい。特に我々お酒を趣味とする人間の心のより処といえるBARがヤバい。人が街に居ない状況で、人が来なければ商売にならないBAR等の飲食店は、極めて厳しい状況に置かれています。

そうしたBARをお客側から支援するシステムとして、料金の先払いを可能とする取り組みが注目され、いくつかのサービスが動き出しています。
今日の記事ではそうしたサービスや、各店舗の取り組みについて、現時点で自分が把握している範囲のものを紹介していきます。
※もし、こういう取り組みもある、という情報がありましたら、コメントやメッセージにてお知らせください。店舗独自のものでも問題ありません。


本記事の内容
・BAR予約チケット(レモンハート、ウイスキーフープ)
・ボトルキープ代行サービス(Bottle keep Tokyo)
・その他各店舗毎の取り組み、酒類テイクアウトについて(新宿ウイスキーサロン&BAR LIVET、BAR Tenderly)

この手のサービスは「情報が知られなければ支援が行われない」、「見知らぬ店舗を利用者が支援する可能性は極めて低い」ことから、常連による支援・周知が重要です。是非なじみの店が掲載されていることや、システムの利用をSNSを通じて呼び掛けてほしいです。
また長期的な支援を呼び込むため、店舗側も、予約チケットは必ずしも通常の会計で使うことを前提とするのではなく、定期的に新しい情報や、”いくら分でこのサービスが利用できる”といった、独自のメニューも打ち出してほしいです。
事態が終息した後で美味いお酒とBARがもたらす特別な空間、一時を味わうため、みんなで協力できればと思います。


■BARレモンハート 予約チケット販売
まずは先日、当ブログでも紹介させていただいたBARレモンハートさんの取り組みです。(該当記事はこちら。)
掲載されたBARの予約チケットの販売を代行するもので、料金は1口1000円※から。支払い方法は、カード、振り込み、どちらでも。売り上げは定期的にまとめて当該BARに支払われ、チケットは後日紙のものが購入者のもとに郵送されます。(チケットと引き換えで代金が振り込まれるものではありません。)
WEBショップへのBARの掲載について、特に取引実績などの基準はなく、申請があれば12時間以内に掲載。現在は以下の11店舗が掲載されています。

トップ画像BARチケット販売

BAR レモンハート 飲食店チケット
掲載店舗(4月11日時点)
・&BAR Old⇔Craft
・BAR 夜さり
・BAR CALMKNOT
・BAR Espace Rassurant
・BAR Prima
・BAR Tail
・BAR 新宿ウイスキーサロン
・BAR LIVET
・BAR Scotch & Branch
・Shot Bar Hangout

※チケットは本来非課税販売ですが、レモンハートのサービスは消費税分を含めて各店舗にチケットの売り上げが入金される建て替え的な方式であるとのこと。そのため、該当チケットでの飲食分については利用時に消費税が不要となります。
また、売上金は各掲載BAR毎の希望日、期間を設定し(例えば毎月1日に振り込み、等)、定期的にまとめて先払い金が振り込まれます。


■The Whisky Hoop "Support the BARS"
 日本発の会員制ボトラーズグループであるウイスキーフープが、「料金先払いチケット」を扱うサイト、"Support the BARS"を立ち上げました。
基本的な流れは上記レモンハートのものと同じで、特定のBARで利用可能なチケットの販売を代行し、該当店に売り上げが支払われるサービスですが、掲載BARはウイスキーフープの加盟店に限られています。

それでも流石、日本発にして最大規模のボトラーズ。ウイスキー界隈の有名店含めてかなりの登録数です。販売代行のため、通常営業ならカードを使えないお店まで。。。
同サイトでのチケット料金は1口10000円(非課税)で、支払いはカードのみ可。チケットはPDFでEチケットとして発行され、メールで購入者へと届くシステムとなっています。

Whiskyhoop

Support the BARS
掲載店舗
・Bar Main Malt 
・BAR キャンベルタウンロッホ
・ヘルムズデール
・BAR パークモア
・Bar Rosebank
・ミンモアハウス
・Ginza Zenith
・BAR Te・Airigh
・shamrock
・OAKs
・KEITH
・Wine & Highballつちや
・Bar Higchi 
・BAR Luckenbooth
・BAR Reload
・Bar Nadurra
・Albion's Bar
・バー 歩古ホール
・Bar MOTHER'S
・AUTHENTIC BAR Brownie
・Malt Bar Kirkwall
・焼鳥こにし
・コーヒーバーカレッジ
・BAR LIVET
・新宿ウイスキーサロン
・ショットバーNEAT
・Bar TOWSER
・Bar Smoky
・Bar オードヴィー
・Bar Skye
・Cask Strength
・水楢佳寿久
・WODKA Tonic
・MALT Bar BAGUS
・Sandy Macdonald
・Sightglass


■WEBから出来るボトルキープ”Bottle Keep Tokyo”
チケット以外にもうひとつ、先行販売の選択にあるのがボトルキープ。これは古くからある立派な先払いのシステムです。
このボトルキープの販売を、東京、大阪、神奈川、茨城、福岡、宮城、埼玉、千葉の8都道府県において代行するシステム”Bottle Keep Tokyo”が、4月14日にオープンするそうです。

詳細についてはまだ確認できていませんが、ボトルキープの代行以外に、登録したBARの在庫情報や、利用者からBARへのメッセージなども発信する、BARとお客の相互リンクのようなサービスになる模様。
現在、オープンに先立ち登録店舗の募集が、以下のサイトにて告知と共に行われています。

Keepbottle
当該サービスサイト:https://bottlekeep.tokyo/index.html

ニュースリリースおよび登録店舗募集:


■その他、各店舗毎の取り組みについて
先日、新型コロナウイルス感染症に関する対応として、6月までに申請のあった事業者に、限定的な酒販免許の交付を認める期限付酒類小売業免許」制度が施行されました。
これにより、通常のBARや飲食店でも、申請すれば酒類のテイクアウトができるようになること。また全国へのネット販売はNGですが、該当する事業者が所在地とする都道府県内であればデリバリーすることが可能となります。

こちらについては一昨日発表されたばかりということもあり、現在進行形で様々な取り組みが増えていこうとしている状況です。
例えば、”ウイスキー等の酒類の小瓶テイクアウト”はもちろん、”カクテルのレシピを材料毎に混ぜない状態でセットにして販売”という動きもあります。
人が来て、滞在して、飲んでくれなければ商売が成り立たないという前提が、少しだけ緩和されようとしています。すでに一部の店舗では、申請と合わせて上記サービスの準備中が進行中のようです。


一方、BARが個別に公開しているチケットサービスとしては、自分の周囲ではBAR LIVET(新宿ウイスキーサロン)さん、BAR Tenderlyさんが、独自のプランの販売を開始しています。
ただの前売りではなく、純粋なテイスティングプランもあり、この状況を何とかしたいという焦りだけでなく、早く事態が終息してみんなで美味しいお酒を飲みたい、という店主の意気込みが伝わってくるようです。

こうしたチケットやプランは、他のBARでも独自に展開されてはどうかと思います。
冒頭でも触れましたが、決済システムは上記の予約チケットを活用し、そのチケット○枚で○○○プランの利用可、とかですね。あるいはTenderlyさんのように代行サービスを利用せず、独自にブログなどを使ってチケット発行や支払い方法の設定などを行うのも手です。
(振り込みだけでなく、カード決済が出来るが、現在あるチケット代行サービスの利点です。)

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新宿ウイスキーサロン&BAR LIVET テイスティングチケット
・グレンリベット、グレンモーレンジのボトルキープチケット
・スコッチブレンデッドウイスキー45種類飲み放題
・竹鶴ピュアモルト4種類テイスティングチケット
・スコッチモルトソサイエティ全51種類テイスティングチケット
。。。等

BAR Tenderly 応援チケット
先払いとなる1000円チケット5枚、10枚、30枚、50枚の発行。それぞれにオマケとして、カクテルチケットやウイスキーチケットが付属する。


チケットによる料金先払い、ボトルキープ、酒類テイクアウト&デリバリー。あるいは休業とそれに伴う保証制度、各種融資。
新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、3密を避け、不要不急の外出を控えるという状況のなかで、条件の緩和から店、客、双方にとって使える手札が増えてきています。

最も、我々が何を求めてBARに行くかというと、それはお酒だけではなく、BARという空間、雰囲気、そしてバーマンの人間味にあります。単に酒のストック数だけでは優劣測れない、BARの付加価値でもあったはずです。
つまりBARにおけるテイクアウトやデリバリーは、ただお酒を売るだけではなく、そこに何を付加価値としていくかも考えなければなりません。同じことを考える事業者は多く、物量ヒエラルキーでは、一般的なBARはその手の専門店には敵わない。必ずしも、該当する制度や免許だけで状況が改善するとは思えません。

この店の魅力はなにか、なぜ人が来てくれているのか。それをどうお酒にのせていくのか。あるいはどんなサービスが出来るのか。厳しい意見になりますが、新しい環境に対応出来なけれなければ、長期的にチケットや小瓶の購入等は続きません。今この時間のなかでそれを整理し、考えた上での対応策も、ゆくゆくは打ち出す必要があると思います。
例えば休業するにしても、その間は酒の話題をひたすらSNSやブログで発信するとかでも良いと思います。その発信を見た新規顧客がお店に来てくれるかもしれません。客離れに歯止めがかかり、チケットを買ってくれるかもしれません。
自分だってこんなブログを書いていたからこそ、見てくれた人たちから思いがけぬチャンス、機会を頂くことはこれまでも多くありました。待つだけでなく、情報を収集し、そして動く必要があるのだと思うのです。


先日の記事でも書きましたが、日本という国に根付いた酒文化は世界に誇れるものです。
その酒文化を構成しているのが、多種多様な魅力で、社会を彩ってきたBARや飲食店です。
その文化の火がまさに消えてしまうかもしれない、未曾有の危機が訪れています。
我々ユーザーサイドもまた、自分に何が出来るのか、それを考えて行動するのは今です。

現在の状況で、直接お店に行けとは申しません。SNS等を通じて、馴染みのお店とコンタクトをとるなどし、情報をやり取りする。必要に応じて情報を発信し、上記の前払い制度を使うなど今出来る支援を行う。。。
新型コロナウイルスの対策には、一人一人が当事者意識を持つことが求められますが、ならば酒文化の存続もまた、我々一人一人に当事者意識が必要なのではないでしょうか。
愛好家側も難しい状況にありますが、一緒にこの危機を乗り越えて、また美味い酒を飲みましょう!!

【必読】レモンハートがBAR予約チケットの販売代行を開始

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BARレモンハートが、自社で運営する酒販サイトにおいて、BAR予約チケットの販売代行を開始しています。

※関連する取り組み、サービスの情報をまとめた記事を公開しました。合わせて一読いただけば幸いです。(4/11公開)
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1077270980.html

このサービスは、BARの経営者が掲載を申し込むと、以下酒販サイトで該当するBARの予約チケット(1枚1000円)が販売され、売り上げが毎月指定口座に入金されるというものです。
また、購入されたチケットについては、郵送にて購入者の手元に届きます。
要するに、料金の先払いを代行する取り組みです。詳細は本記事末尾の説明文書を参照ください。

私たちBAR利用者からすれば、ここに馴染みの店が掲載されることで、感染という危険を回避したうえで、確実な支援が出来る方法であり、広く利用されればと思い紹介させていただきます。
是非、BARならびに飲食店関係者は本取り組みの活用をご検討いただければと思います。
また、我々”お客側の皆様"は、自分達からの支援が届くように、本取り組みについて行きつけのお店にご紹介いただくだけでなく。掲載された際は、例えば普段自分達が使っている金額の範囲内で、対策期間後の楽しみを定期的に購入頂ければと思います。

トップ画像BARチケット販売

BAR レモンハート WEB SHOP ページ

https://barlemonhart.com/shopbrand/ct48/


【同WEBページに掲載するための必要事項】
・店舗名
・郵便番号
・住所
・電話
・営業時間
・定休日
・店舗コメント(一定額購入いただいた方への、追加サービス有無など)
・お振込み先
・店舗のロゴや写真

登録先、問い合わせ先
riku@barlemonhart.com ← コピペ後、@は半角にしてください。

※掲載にはBARレモンハートとの取引実績が求められるわけでも、クラウドファンディングのように企画審査と募集期間が必要というものでもありません。通常、申請から12時間以内に掲載されるとのことです。

※入金される金額は、予約チケット購入者への郵送手数料、クレジットカード決済並びに指定口座への振込手数料として8%を差し引いた金額となります。

※チケットは本来非課税販売ですが、本サービスは消費税分を含めて各店舗にチケットの売り上げが入金される建て替え的な方式であるとのこと。そのため、該当チケットでの飲食分については利用時に消費税が不要となります。

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新型コロナウイルスの感染拡大にともない、政府や地方自治体から不要不急の外出の自粛に加え、バーやカラオケ、ナイトクラブを名指ししての利用自粛要請など、様々な情報発信があり、酒販業界、BAR業界にも大きな影響が出ています。
平日21時過ぎ、本来は活気溢れる新橋銀座や新宿が、まるで丑三つ時のように静まり返っている姿はさすがに衝撃的でした。

料理を主とした飲食店では、テイクアウトやデリバリーサービスを開始するなど、なんとかこの事態に対応しようと工夫しています。
しかしBARはどうでしょうか。
私の周囲のBARでも営業時間の変更、禁煙化、席の間引きや人数制限、3密への対策が行われていますが、広義的に言えば"夜遊び禁止"が叫ばれ、街から人が居なくなっている状況では、今まで通りの売り上げなど見込めるわけがありません。
お店によっては、ノーゲストの日が続いているというケースも間違いなくあるでしょう、

レストランの料理とは異なり、通常の営業形態ではBARにあるお酒を小瓶でテイクアウトするわけにはいきません。小瓶同様、お酒そのものをボトルで売ろうにも、酒販免許が必要です。多くのBARにとって、大前提は人がお店に来なければ成り立たたず、結果ここらが潮時という声も聞こえてくるほどです。


この状況だからこそ、普段お世話になっている馴染みの店に何かできないか。と我々お客サイドが考えるのは自然なことです。
無くなってしまってからでは遅いのです。最悪の事態になる前に、支援が必要です。
そのため、「飲んで応援」としてお店に行かれている方もいるようです。
しかしコロナウイルスでは、”無症状の感染者”という事例が明らかとなり、実は自分たちも感染しているかもしれないこと。そしてお店に行くことで万が一でも感染を広げてしまった場合・・・その際に起こる影響、被害がどうなるかも考える必要があります。
単に自分が苦しむだけではないのです。それは、既に感染が発生してしまったライブハウス等の前例を見れば明らかです。

日本における感染者は日に日に増え、いつ緊急事態宣言が出てもおかしくない状況です。(4月6日追記:緊急事態宣言が出ることが確定し、その内容も明らかとなりました。)
1ヶ月前とは、もはやステージが変わってしまいました。
感染し、そして発症してしまえば、そこからさらに被害が拡大するだけでなく、事態収束もまたその分遅れてしまうことになります。
一刻も早くこのウイルスの感染拡大を収束させるためには、一人一人が当事者意識を持ち、自分の置かれている立場の中で、最大限の予防策を講じていくことだと思います。

そうすると、「落ち着いたら飲みに行くから、料金先払いしておく」という仕組みは実に理にかなっています。
個人的にもこの方法が出来ればと考えていたのですが、先払いを受け付ける場所として、BARレモンハートが手を挙げてくださっていました。(個別に先払いを受け付けようとすると、税務署への相談、周知と情報管理、チケット発送等多くの手間がかかります。)

漫画レモンハートの著者であり、この取り組みの発起人である古谷三敏氏は、漫画の執筆を通じ多くのBARに支えられてきたからこそ、業界のために何か出来ればと考えられたのだそうです。
私個人も、この記事をきっかけとして、少しでもBARの登録やチケットの購入者が増えてくれればと。また、通常の酒販店でも、こうした先払いチケットの扱いが行われたら良いなとも思います。
そして購入しておいたチケットで、事態が落ち着いた際に、いつもの場所で旨い酒を飲めたらと。。。


一方、一連の問題の中で、我々ユーザーサイドが無傷と言うわけではありません、厳しい立場に置かれている方々もいらっしゃると思います。
政府は、収入が減少した事業者や家庭に対する補償制度の拡充を急いでおり、一部は既に開始されています。厚労省の雇用調整助成金の特例措置拡大や、政策投資銀行の融資もかなり枠を広げています。また、東京都や他の自治体も独自の支援策を開始すると宣言しています。今後補正予算が成立すれば、更なる追加の政策が実行されることでしょう。お肉券やマスク2枚なんて、その中のほんの一部でしかありません。
我々は与えられるのを待つのではなく、まずは情報収集し、この状況を打開しようと動く必要があります。
(この状況における個人事業者の対応策や考え方、政府の支援策の情報を、ブロガーの子供銀行券さんが記事にまとめられています。冒頭手厳しい表現から始まりますが、内容は大変参考になるものです。合わせて参照ください。記事はこちら。)

日本は世界で最も多くの酒類を楽しめる国であると言えます。
そして共に歩む形で進化し、根付いた日本のBAR文化は世界に誇れるものです。
その文化の火が、このままでは消えてしまう恐れもあります。
例えばプロスポーツ。既に多くの競技がコロナウイルスの影響で開催を延期、または中止しています。
当たり前だと思っていたことが無くなって、初めてわかる喪失感。今、我々の生活から少しずつ、しかし確実に余裕と彩が無くなってきています。
BARをはじめとした飲食店についてもそうです。

情けは人の為ならず、巡り巡って己がため。
我々一人一人が、今のため、将来のため、自分の場所のために、少しずつ力を分けていければと思います。

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シングルカスク 余市 10年 2007-2017 マイウイスキーづくり 60% &LIQUL連載記事紹介

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YOICHI 
NIKKA WHISKY 
SINGLE CASK MALT 
Aged 10 years 
Distilled 2007.04.14 
Bottled 2017.10.18 
Cask type New American Oak #408021 
700ml 60% 

グラス:木村硝子テイスティンググラス
時期:不明
場所:自宅@テイスティングサンプル
暫定評価:★★★★★★★(6ー7)

香り:ウッディでハイトーンな刺激のあるパワフルなアロマ。熟したバナナやバニラ、キャラメルソースを思わせるチャーオーク。合わせてタールや葉巻を思わせる軽い酸味と焦げたような樽香を伴う。

味:口当たりはメローで甘酸っぱく、そしてパワフル。ドライオレンジやキャラメルソース。そこに燻した麦芽、やや焦げたようなウッディなフレーバーから、香り同様に葉巻を思わせる含み香がスパイシーなフィニッシュとともに長く続く。

フルーティーさよりも、樽由来のウッディさと、麦芽系の味わいが中心のカスク。新樽由来のエキスは濃厚で、ハイプルーフ由来の口当たりの強さを包み込むように感じられる。ただしそのウッディさのなかに、蒸留所のキルン見学で感じたような土や植物の焦げた香り、ピートに通じるニュアンスを含んでいる点がこのカスクの個性を構築している。

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先日、我が家に届いたマイウイスキーづくりの余市。同じようにマイウイスキーのボトルを所持している愛好家とボトル交換を実施したのですが、その際交換ボトルとは別にオマケでいただいたのが、#408021のテイスティングサンプルです。
飲んだ印象は、なんともらしい余市というもの。メローでビター、リッチな新樽感に、酒質由来の甘酸っぱさが混じるパワフルな味わい。甘味、酸味、苦味のバランスが良いですね。度数は60%とマイウイスキーボトルのなかでも特にハイプルーフ仕様故、強い刺激もありますが、新樽のエキスがオブラートのようにそれを包み込んでいます。

マイウイスキーの余市は、初期の頃は色々幅があったようですが、自分が参加した頃は新樽+10PPM以下の極ライトピート、あるいはノンピートで仕様が固定されていたと記憶しています(マイウイスキー上級編を除く)。一方、この2007年は多少ピートが強いのか、あるいは樽由来の要素がピートに類似する風味に繋がったのか、焦げた木材を思わせるビターな味わいの中に、タールや葉巻葉のようなニュアンスが混じる点が面白い仕上がりでした。

もっとフルーティーなものとか、スモーキーでソルティーなタイプを好まれる方のほうが多いと思いますが、自分はこの余市は結構好み。なんとも、通好みな余市だと思います。

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酒育の会 LIQUL
Re-オフィシャルスタンダードテイスティング(番外編)
特別なオフィシャルボトル - 2020.3.1公開

※LIQUL Twitter 開設してました(笑)

さて、ちょうど良いのでご紹介。
昨日公開された酒育の会ウェブマガジン「Liqul(リカル)」の連載記事は、番外編としてシングルモルト余市の紹介を踏まえつつ、特別なオフィシャルボトル「マイカスク」を味わうことの魅力について書いてみました。

オフィシャル余市は、2015年のリニューアル(というかニューリリース)の際、同価格帯だった余市10年に比べて明らかに若さが目立つ、旧NAS余市の実質的な値上げではないかなどかなり厳しい評価を受けたことは記憶に新しいと思います。
その後しばらく様子を見てみると、新樽熟成原酒に共通する樽感が、少し濃くなったようなロットが現れ、若さが多少控えめになったように感じられました。
(イベントで質問しても、ニッカ側はなにも変えていないというコメントでしたが・・・。気のせいかな?)

そのニッカらしい味わいを構成しているのが、これまでレビューしてきたマイウイスキーづくりボトルのような、新樽熟成の余市原酒です。オフィシャルスタンダードをテイスティングした流れで、新樽熟成のシングルカスクを飲むと、スタンダードにおける役割がわかりやすいと思います。あるいは蒸留所で販売されている、ウッディー&バニリックでも良いですね。こちら若さは強いものの、ニッカ味の残った良いリリースです。

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ただ、今回の記事の主目的は「オフィシャル余市美味しいor美味しくなった」ではなく、カスクオーナーとして自分にとって繋がりのある一樽を持ち、同じ時間を過ごした後に飲む1杯がもたらす”特別な瞬間”を紹介することにありました。
本来この企画はオフィシャル通常リリース、スタンダードクラスを中心に扱うものと位置付けているため、番外編としている理由はそこにあります。

記事では字数制限から省いてしまった内容があり、読み直して見ると目的がボケている。あるいは余市のレビューからラストの部分にかけて、自分が伝えたいことの繋がりの悪いように感じられ、手直ししたい気持ちがムクムクと沸いてきています。
どの記事にも大なり小なり反省点はあるのですが、これは改稿をお願いしようかな・・・。


記事中でも触れましたが、これまで年単位での熟成を前提としたオーナー制度は、国内ではニッカのマイウイスキーくらいしかなく、あとは直接蒸留所と交渉するか、スコットランドから買い付けるかくらいしかありませんでした。
それが、ここ数年で一部のクラフト蒸留所がカスク販売や共同オーナー制度はじめたことで、カスクオーナーになるハードルは大幅に下がりました。

自分が作った原酒が詰められるサービスというのはまだありませんが、長濱蒸留所のウイスキー塾や、三郎丸や安積のオーナー向け見学会など、特別なプログラムを通じてその蒸留所を深く知ることができる取り組みもあり。。。参加することで、蒸留所との繋がりが強く生まれ、まるで自分の分身がそこにあるように思えてくる。結果、ボトリング後の味わいを一層特別なものに高めてくれると思うのです。

ウイスキーを趣味とする我々愛好家にとって、そうして過ごす熟成期間もまた、充実したものになるのではないでしょうか。時を飲む贅沢があれば、時間をかける贅沢もある。
自分はクラフト蒸留所のいくつかで、共同オーナー制度を利用していますが、今からその特別なひとときが待ち遠しいですね。

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