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ダルウィニー ウィンターズ ゴールド NA 2015リリース

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dalwhinnie-winter-s-gold-whisky-70cl_temp

DALWHINNIE
Winter's Gold
2015's
700ml 43%

グラス:グレンケアン
量:50ml(サンプル@Aさん)
場所:自宅
時期:不明
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:ツンとした酸味も伴う麦芽香、おしろい、砂糖漬けレモンピールを思わせるオークフレーバー。ほのかに青っぽい植物感もある。徐々に土っぽいアロマも感じられる。

味:スムーズだがとろりとした粘性のある口当たり、濃い麦芽風味、ちくちくと舌を刺激するエッジの立ったオークフレーバー。蜂蜜、ほのかにドライオレンジ。メインは麦芽風味で、樽系の香味がそれを引き立てている。
余韻は粉っぽさのあるオークフレーバー、麦芽風味、若干の土っぽい苦味を感じる。微かにドライで徐々にピート香が鼻抜けや余韻に感じられるようになってくる。

香味共に少量程度なら加水しても問題ないがストレート向きではある。味は刺激が収まり、後半のピートが強く感じられるようになる。


ディアジオからリリースされた、冬の間に仕込んだ原酒のみで作ったというダルウィニーのリミテッドエディション。
海外サイトによると、仕込みは10月から3月までのものを使っているのだとか。日本酒と同じで、冬の時期に作ったほうがウイスキーも旨いということなんだそうです。 
まあどうせまた、あの手この手で売りに来てるんでしょ?お約束のNAやし、そんなに原酒厳しいんかねーと思って一口飲んでみると・・・あれ?結構美味しい・・・?

正直もっと若くて近年のNA化を代表するような刺々しい味わいかと思っていたら、12年くらいの熟成感は感じられ、バランスも良好。
スケール感としてはもう一つ高まりきらない部分もあるのですが、売り文句どおりしっかりとした麦芽風味と甘み、そこに過度に主張しない程度のオーキーなフレーバーが良い仕事をしています。
そして余韻にかけて出てくる、内陸系のピートフレーバーが自分好み。なんともハイランドらしいモルトです。

現行品の15年以上に飲み応えがあり、価格を考えても十分アリと感じます。
惜しむらくはダルウィニーの知名度の低さゆえ、率先して注文する人が少なそうってところくらい。
流石天下のディアジオさん。しっかりまとめてきますね!

ご参考:https://m.youtube.com/watch?v=sQzKhj76z1g
MHDによるプロモーション動画。英語がわからなくても蒸留所の雰囲気は伝わると思います。

ダルウィニー 15年 43% 1980年代流通 リッターボトル

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DALWHINNIE 
15 Years Old 
Single Highland Malt
The Gentle Spirit
1980's 
43% 1litre

グラス:SK2
量:30ml以上
場所:自宅
時期:開封後1ヶ月程度
評価:★★★★★★★(7)

香り:酸味を伴う濃い麦芽香と粘土を思わせる土のアロマ、心地よくドライな香り立ち。スワリングすると砂糖漬けのレモンピールやヒースの程よい植物感。素材由来の複雑さと厚みが感じられる。

味:柔らかい口当たりから、香り同様に厚みのあるスウィートな麦芽風味、おしろい、レモンやオレンジなどの柑橘系のフレーバーも伴う複雑な味わい。
余韻にかけては心地よくドライでピリッとしたスパイス。微かなピート、土っぽさを伴う麦芽風味が長く続く。


ウイスキー仲間からの要望を受けて開封した、ダルウィニーのオールドボトル。おそらく1980年代後期の流通品で、1リッターというスペックから免税店向けと思われる1本です。

以前ほぼ同じ流通時期のボトルを開封しており、今回のコメントを書いた後でそのテイスティングコメントをを見返してみると、同じ要素を感じ取っていて、ああやはり同じボトルなんだなと思う反面。味の厚みや複雑さ、全体の完成度は圧倒的に今回開封したボトルの方が上で、ダルウィニーという蒸留所の魅力をさらに感じる事が出来ました。
ご覧の通り、色合いからして全然違ったこの2本。右側のリッターボトルが今回開封したボトルです。
どちらも共通して麦芽系の風味にレモンなどの柑橘系のニュアンス。トロピカルフルーツなどの華やかさではなく、言うならば真面目で素朴なタイプの味わいですが、左側の750mlの方がドライというか刺々しい部分がありました。

付属冊子に書かれた情報から、樽構成はバーボン樽、シェリー樽、ウイスキーカスクの3タイプで、今回のボトルはシェリー樽の比率が違うのかもしれません。
また、フレーバーの複雑さやその強さから、今回の方が数年単位で古く、左側の方が新しいといった流通時期の違いもあるのかなと。ダルウィニーは1968年にフロアモルティングを廃止して、モルトスターからの調達に切り替えています。流通時期の数年違いでフロアモルティング時代の原酒が多く使われているロットだとすれば、味の違いも納得です。

ラベルに書かれた「The Gentle Spirit」の通り、ダルウィニーは現行品含め穏やかなウイスキーですが、この時代のものは穏やかさの中に強い芯を感じます。
古き良き時代の姿が見えるハイランドモルトであり、いい意味での雑味が飽きさせない、1本じっくり楽しめるGOODボトルだと思います。

ダルウィニー15年 1980年代後期流通

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先週5/9の世界ふしぎ発見はウイスキー特集、ご覧になった方も多いと思います。
クイズのほうはコアなウイスキーファンには少々簡単だったと思いますが、特集全般については情報に偏りが少なく良いまとまり具合だと感じました。

ただ、その番組の中で異色を放ったのが、試飲として配られた1980年代流通のザ・ロイヤルハウスホールド。 何かしら試飲はあるんだろうと思っていましたが、まさかのTHE付き。味はさておきオークション価格は軽く10万オーバーのボトルがポンと出てくるあたり、TV局は金もってますね(笑)。
そして"THE"の意味についても、仕込みチックな質問からの回答と、ここだけ妙にマニアック。一般視聴者がどれだけ理解できたかは謎です。
その影響なのか、5月9日の21時だけこのブログのアクセス数が倍増、アクセス先はザ・ロイヤルハウスホールドでした(笑)。

参照①:世界ふしぎ発見 過去の放送
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/bknm/20150509/p_1.html

参照②:The Royal Household 1990年代流通
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1024982543.html

せっかくなので、今回は家飲みボトルの中から、ロイヤルハウスホールドのキーモルトである、ダルウィニー蒸留所のオールドボトルをチョイス。
1980年代後期頃の流通と思しきボトルで、原酒的には1970年代初頭蒸留。番組の中で紹介されていたロイヤルハウスホールドに使われていたものと同時期と思われる原酒であり、現行品よりも強い蒸留所の個性が特徴の1本です。

DALWHINNIE
15 Years old
1980's

評価:★★★★★★(6)

"酸味を伴う麦芽香。干草を思わせる乾いた植物感、レモンピールの酸味とほろ苦さ、メンソール系の爽やかな香りもある。オールド感は控えめで、状態の良さを感じさせる。
口当たりは 薄めた蜂蜜と麦芽風味、麦芽風味はワクシーで芯のある麦感。
フィニッシュにかけては微かなピート香。あっさりとしているが長く残る。 ”

気象観測所としての役割も持っている、不思議な蒸留所ダルウィニー。
現行品があっさりしすぎてこじんまりしているところ、オールドボトルを飲むと麦の存在感、蒸留所の”らしさ”に納得させられる味に仕上がっています。
この違いはどこから来るのか、ひとつは麦の品種の違い。現行品が当時の味を再現しようとして壁になる大きな要素がこの点。

そして蒸留行程としては、1968年にフロアモルティングが終了、1986年に全面改装があったこと、ここが香味が異なる分岐点になっていると言われています。
1986年の全面改装後は、味が変わってしまったためワームタブを元に戻したとも伝えられていますが、シングルモルトよりもブレンデット向けの位置づけが強い蒸留所です。
個性的な原酒よりもあっさりとしてスムーズなほうが都合がいいのかもしれません。

このボトルはフロアモルティング時代の原酒がギリギリ入っているかどうかの流通時期ですが、全面改装前であることは間違いなく、上述の麦の違いとあわせて現行品との違いに繋がっていると感じます。

ダルウィニー ダブルマチュアード 2014年ボトリング

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MHDクラシックモルトシリーズの中で、ひじょーに存在感が薄いのがダルウィニー。
まぁ味も同様に線の細い感じで、このリリースもまさに、ある意味で王道的なダルウィニーです。
 
DALWHINNIE
DOUBLE MATURED
Bottled in 2014
(1997-2014)
43% 700ml
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暫定評価:★★★★★(5)
 
”ひっそりとした香り立ち、微かな麦芽香とサルタナレーズンの酸味。
口当たりはスムーズでライト、紅茶のような甘みが徐々に盛り上がってくる。
フィニッシュは微かなハイランドタイプのピートと、麦芽の甘みが残る。”
 

オロロソシェリー樽でのダブルマチュアードらしいですが、あまり濃い味にはなっておらず、バランスの良い仕上がりです。良く言えば上品な味わいで、変なクセが無いのも好印象ですが、いかんせん全体的に小さくまとまった感じなのは、もう酒質なんでしょう。
昔は骨太な麦感としっかりしたピートがあったんですが・・・変わりに変わって今に至る。
味のベクトルは、変わってないんですけどね。
 
BAR飲みするならスターターとして飲みたい1杯。
アイラなどの強いフレーバーを好まない方や、飲み始めたばかりの方にはオススメな味です。
 
しかし・・・味と比例して紹介文も小さくまとまってしまいました(笑)。
  

備忘録:ダルウィニー20年 リミテッドリリース

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オフィシャルのリミテッドリリースが軒並み市場から姿を消す中で、ネット上に在庫があったのがコイツ。
中々良いお値段でしたが、ウィスキー仲間数名で共同購入してみました!

ダルウィニー20年
(1986-2006) 56.8%



評価:★★★★★(5)

"ウッディーで硫黄感もあるシェリー香、焦がした麦芽のアロマ。ビターでかなり樽の香りが強い。
粘性のある口当たり、かりんとうのような香ばしさ、焦げた木材、
麦感も感じられる厚みのある味わい
全体的に果実味に乏しく、余韻はドライでコーヒーやレーズンの苦味と酸味を伴う。" 


まあこの情報社会において、ネットで売れ残ってるのは大概アレなんですが…
腐ってもオフィシャルのリミテッド、そしてカスクストレングスのバッティング!
そこまで大はずししないだろ…と思って期待しての購入。
ぶっちゃけ普通すぎで、ネタにもならないのが惜しかったです(笑)

これならフルでも飲み切れるかなと思う反面、ハズしてたらシャレにならない。
実際そういうのは、これまで何本もあった事実w
このボトルも口開けはまだ甘さがありましたが、どんどんビターでナニコレ系に変化して…

後の検討や意見交換含め、共同購入で抑えて正解でした。

(この投稿は2015年1月21日にFBに投稿しました。)

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