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ST MAGDALENE
Spirit of Scotland
Aged 33 Years
Distilled 1975
Bottled 2008
Cask type Refill Sherry Hogshead
47.5% 700ml

グラス:サントリーテイスティング
量:ハーフショット
場所:BAR飲み(個人イベント)
時期:開封後1ヶ月以内
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:ハイトーンでクリア、ほのかな草っぽさを伴う香り立ち。ツンとしたエッジのあるオーク香、徐々に華やかな樽感主体のアロマに変化する。

味:少し紙っぽい口当たり、オーキーで華やかなフルーティーさ、ドライアップル、洋梨、そして程よいシェリー感。ボディはクリアで香り同様樽感主体な味わい。余韻はドライで華やか、強く水分が奪われていく。


先日中野ハイランダーインで開催された、個人主催イベントでのテイスティング。
GMリリースの日本JIS向け、スピリッツオブスコットランド。このシリーズはロングモーンといい名品が多い印象があり、このセントマグデランもひそかに気になっていました。

というのもセントマグデランは、某Iカスクシリーズの南国詐○疑惑があったりで、それ以外にも「これ!」というボトルに出会ったことが無く、自分の中であまり良い印象の無い蒸留所でした。
それがこのボトルは好ましいフルーティーさ、シェリー感があり、流石SOSブランド、そして70年代、「結構イケるやん」と見直した・・・のですが、冷静に考えると結局樽感ありきの話で、酒質由来の部分は相変わらずなんですよね。
樽感の奥にあるのは、ローランドらしいクリアでほのかに草木のようなニュアンスがある、ひっそりとした個性の酒質、好きな人はともかく、自分はいまひとつ高まりきりませんでした。

セントマグデランは1983年に閉鎖され、現在は蒸留所の建物だけがアパートに利用されています。
蒸留所名称の由来は、リンリスゴーの街にある古い十字架のこと。稼動当時からブレンド向けに原酒が生産されていたため、ウイスキー不況のあおりを受けて規模縮小、閉鎖となったようです。
最近はウイスキーの需要増を受けてローランドも新蒸留所稼働など復権の兆しがあるようですが、歴史はまた繰り返すんでしょうね。