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2018年08月

ジャパニーズウイスキー「響」のフェイクボトル報道に思うこと

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いつか話題になるだろうと思っていた、ネットオークションにおけるジャパニーズウイスキーのフェイクボトル。その逮捕者が出たというニュースが、本日配信されています。

中身は別のウイスキー 偽「響30年」販売容疑で逮捕(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASL8P41T0L8PONFB006.html

自分がウイスキーを本格的に飲み始めた2010年頃、フェイクボトルと言えばスコッチでマッカランやスプリングバンク、あるいは陶器瓶のラガヴーリンなど、海外から買い付けるような一部のレアなボトルに限られていました。
代表的なものが、昨年ニュースにもなった100年前のマッカランとかですね。
国内ではマッカラン30年ブルーラベルが話題になるくらいで、よほど高額なものでなければフェイクづくりは割に合わないというのが定説だったとも記憶しています。

ところが、近年のジャパニーズウイスキーブームを受けて、まずはイチローズモルトのフェイクと思しきボトルがヤフオクなどで見られるようになり。スコッチモルトも高騰し始めた結果、近年リリースでもフェイクを疑われるボトルが徐々に増えていました。
そして極め付けが、今年発表された白州、響の休売ニュース。海外からの買い付けで流通価格の数倍という価格高騰を引き起こした結果、メルカリやヤフオクの所謂転売系の出品物に明らかにフェイクと思しき響17年以上が混じり始めたのです。
それは散見というほどの数はないものの、事件化することは時間の問題だったようにも思います。


疑わしきは・・・ということで、この場でWEB上に出品されている(されていた)ボトルを名指しすることはできませんが、例えば最近メルカリやヤフオクで見かけた響で、明らかに怪しかったモノの特徴は以下の通り。

①開封済みである。
②液面が通常より高い。
③撮影の影響を差し引いても、色が濃いor薄い。
④ラベルが張り直されたような跡がある。
⑤キャップシールのデザインが異なる。

はっきり言って、上述のレアなオールドボトルのそれと比べると殆どは雑なフェイクであり、個別に解説するまでもありません。ラベルをルーペで拡大したり、キャップシールを一部切り取ってコルクの状態を確認しないと認識出来ない精巧なフェイクに比べれば、あまりにも稚拙。
現時点ではキャップシールまで複製して詰め替えているようなケースは少なく、①、②、③がセットになっていたりで、笑いのネタにすらなるレベルです。

他方、④や⑤は解説の余地があるので少し述べていくと、まず④は最安価の響ジャパニーズハーモニーのラベルを剥がし、響17年以上のグレードのラベルを調達(あるいはプリント)して貼り直した、所謂ニコイチと思われるものです。
響はボトルのカットがグレード毎に変わるのと、ウイスキーの色合いもジャパニーズハーモニーと17年以上では異なるため、注意して見ればわかるのですが・・・。以前あったこの怪しい出品物は、残念ながら落札されていました。
また、⑤については、今回ニュースになっているケースが該当すると思われるもの。響のキャップシールは現行品だと斜めにカットが入り、HIBIKIなどの印字があるのですが、それらが全くないのっぺらぼうなモノがありました。

そして、このような市場状況が続くと確実に増えてくるのが、先に述べた「精巧なフェイク」です。
既に高額なジャパニーズウイスキーの空き瓶が、オークションなどで数万単位の価格でも落札されており、その行き先は純粋なコレクターだけとは思えません。
キャップシールを複製して詰め替えされると、少しでも液面の高さ、色合いをごますように見える写り具合のような、怪しいところがあれば購入しないという予防策を取る以外に手はないのです。

これまで海外から調達されてしまったオールドボトルのフェイクは、泣き寝入りするしかなかったケースが殆どであるように思います。現在は逆に、海外の愛好家がジャパニーズのフェイクを掴んでしまったという悲しい話もあります。
しかし現行品で国内となれば、明確なフェイクは責任の所在を辿ることはある程度まで可能であると思います。

今回のケースは、まさに氷山の一角。容疑者らが悪意を否定している状況(偽物と知ってたけど、騙す気はなかったって、弁明にならんがな。。。ってか何入ってたんだ)ですが、少なくとも逮捕者が出たことで、フェイクの出品に歯止めがかかってくれることを期待したいです。

マッカラン10年 1980年代流通 40%

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MACALLAN
YEARS 10 OLD
1980's
750ml 40%

グラス:木村硝子テイスティンググラス
場所:個人宅持ち寄り会
時期:開封後1週間程度
評価:★★★★★★(6)

香り:黒砂糖と揚げドーナッツのような香ばしく甘いアロマ、トーンの高い鼻腔への刺激に続いて、奥にはアロエのような青い植物感、シロップの甘み。

味:若干荒さはあるがコクのある甘みを感じる口当たり。黒蜜、粉末カカオをまぶした生チョコレートやアーモンドの香ばしさとほろ苦さ。中間は平坦気味だがレーズンを思わせる甘酸っぱさと徐々にピリピリとした刺激も感じられる。
余韻はほろ苦く、程よくドライなウッディネス。カラメルソースや熟成したクリームシェリーを感じる深い甘みも伴って長く続く。

深い甘みのあるシェリー感が備わっているが、香りは度数以上に強いアタックがあり、若さゆえか酒質と樽は完全に融合しているわけではないと感じる。他方、樽の良さがそれを補ってバランスは悪くなく、全体を通しては深みのあるシェリー樽熟成モルトに仕上がっている。

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流通時期から見て、おそらくマッカランが1974年に自社のクーパレッジでスパニッシュオークの樽を作り始め、その樽が使われ始めた初期の頃の原酒と思しき1本。
タンダー がらしっかりとした 感は 、現行品シェリーカスクとの大きな違い。テイスティングの通り加水でありながら酒質の強さも感じる点は、 元々マッカランの酒質はフルボディでパワフル、それこそ加水であれば20年前後の熟成が望ましいキャラクターからすれば個性が出ているとも言えます。
それは多少荒くはありますが、黄金時代と呼ばれる60年代の片鱗も備わっています。

(1990年代後半から2000年代流通のマッカラン10年。ラベルがやや垢抜けた印象、味わいも多少洗練されシェリー感はライトになったが、まだ方向性は変らない。)

話は変わりますが、今年に入りマッカランは新しい蒸留棟の工事を完了し、さらなる量産体制に入ったのは有名な話。これまで生産をしてきた旧蒸留棟は、今後稼働を休止するそうです。
この蒸留所は地上ではなく地下に作られ、遠目にはただの丘にしか見えないというユニークというか、未来的な外観。設備そのものも蒸留所とは思えないミュージアムのような配置となり、その生産量これまでの約1/3増で、約1500万リッターという原酒に対して、どれだけマッカランの象徴たるシェリー樽を確保できるかは疑問が残ります。

【参照】ウイスキーマガジンジャパン:マッカランの新しい蒸留所が完成(前編・後編)

樽の確保について、マッカランは相当力を入れているという話でもあるのですが、2000年代後半の肩張りボトルに変わってからシェリー感の変化は大きく、量産による影響が如実に現れている状況と言えます。ファインオークのように、バーボン樽を用いたり、ダブルカスクのように複数の樽材を用いるものが今後益々増え ていくのだとも思います。
加えて年々軽くなる酒質も、かつての厚みのある麦とシェリー樽が融合したようなキャラクターから見て、さらにライト化が進むのでしょう。
自分としてはそれを飲む前から否定するつもりはないですが、急激な変化に対して誰もが割り切れているかというと、難しいように思います。

先に触れましたが、マッカランは1970年代のシェリー樽自社生産開始など、生産工程の切り替えが、のちのリリースで一つの節目として語られることが多くあります。
そういう意味で、今回の新しい蒸留棟の完成は、マッカランが切り替わったという節目として将来的に語られていくのでしょう。例えるならブローラとクライヌリッシュのように、全く違うものなんだと割り切れるきっかけにもなるのではないかと考えています。

軽井沢 11年 ビンテージ 1994 シングルカスク 62.8% BAR無駄話にて

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KARUIZAWA
VINTAGE 1994
Aged 11 years
Single Cask Malt Whisky
700ml 62.8%

グラス:木村硝子テイスティンググラス
時期:不明
場所:BAR無駄話
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:パワフルで 鼻腔を刺激する香り立ち。ややハイトーン、乾いた草、そして煉瓦のような土っぽさとピート香。バニラ、ほのかにグレープフルーツのような柑橘系のアクセント。

味:とろりと粘性のある口当たり、ハイプルーフらしく強いアタックと荒いウッディネス。麦芽風味、ドライオレンジ、じわじわとブラウンシュガー、かりんとうを思わせる香ばしい甘み。余韻はスパイシーでドライ、でがらしのお茶のような渋みを伴う乾いたウッディネス、焦げたようなピート香が長く続く。

開封後の時間経過でこなれた印象はあるものの、パワフルでアタックの強い、言い換えれば荒さのあるモルト。リフィルシェリー樽らしくシェリー感は淡く、ピートフレーバーがしっかりと感じられる。少量加水するとシェリー樽由来の個性が前に出てバランスは多少改善される。


先日に引き続き、BAR無駄話でのテイスティングから軽井沢ビンテージシリーズです。
これも懐かしいボトルですね。2010年に軽井沢蒸留所を見学に行った際、まさかこんなことになるとは夢にも思わなかったワケで。。。買い占めておけば軽井沢成金だったよねなんて話は、当時からのウイスキー愛好家にとって、今やちょっとした酒の肴だとも思います。

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(かつての軽井沢蒸留所併設売店。山のように積まれる軽井沢Vintageと、1ショット5000円で試飲できた1968年蒸留40年熟成。おそらくリフィルシェリーカスクでの熟成と思うが、原酒、樽、そして熟成環境が噛み合い、フルーティーでまろやか、これまで飲んだ中で一番美味しい軽井沢だと記憶している1本。なお、価格は当時で1本10万円・・・。)

以前の投稿でも触れていますが、軽井沢のモルトはお世辞にも作りが丁寧というわけではなく、パワフルで荒々しく、ピーティーさも強い、言い方を変えれば長期熟成向けの原酒と言えます。
しかし、長期熟成に向かない日本の環境と、そこに濃厚なシェリー樽が多く使われていたことから、シングルカスクではどうしても荒さが残る傾向が多かったように思います。加えて1990年代あたりからは樽が安定せず、ファーストフィルのものでも荒くエグいだけでナンジャコリャというものがしばしば・・・。

今回のようにリフィルタイプのものは樽感でマスクされない分、樽由来のえぐみは控えめですが酒質の傾向が出ていますね。ボトリングから10年以上、そして開封後時間が経過していることなどからこなれてはいますが、元々は一層荒々しい味わいだったのではないかと。
そんなわけで、軽井沢のモルトはブームに反して率先して飲むことは無いため、今回久々に飲めたことで懐かしさと、軽井沢の酒質の部分の変化を味わうことが出来ました。

さて、BAR無駄話さんで夜通し飲み、そのまま1泊させていただいた翌日。朝食を挟んで行われたのはブレンダーズキットを使ってのオリジナルブレンドづくり。午前中のほうが香りがとりやすいって言いますしね(笑)。
キリンのキットは比較的最近のものですが、サントリーのはだいぶ昔のそれ。キリンのグレーン3種とサントリーのピーテッド原酒など、通常ありえない組み合わせです。

この日は午後から友人主催の別なウイスキー会があったため、ブレンドづくりも程々に、後ろ髪引かれつつも移動して梯子酒。後は飲む、食う、そして何故か打つという道楽の限りを尽くしたわけで、言わずもがな素晴らしく充実した週末となりました。

それにしても、狭いウイスキー業界では大概は知人の知人くらいの枠に収まるとは言え、直接会ったこともない自分を自宅に招待頂き、こうして貴重なお酒を経験させて貰える・・・。趣味が繋ぐ縁というのは、本当に人生を豊かにしてくれますね。

ウイスキー写真作品展企画のためのクラウドファンディング ~Why do you like whisk(e)y?~

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当ブログにウイスキー関連の写真を提供頂いているT.Ishiharaさんが、それらの写真を使った作品展を開催するためのクラウドファンディングを立ち上げました。
内々には今年の年始から動かれていた企画、いよいよ本格始動です。

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ウイスキー写真作品展企画のためのクラウドファンディング 
https://camp-fire.jp/projects/view/87198

Ishiharaさんはウイスキーに興味を持たれた後、ウイスキーだけで80以上(テキーラなどを合わせると100以上)の蒸留所を巡り、ただ飲むだけでなく、現地の空気や作り手の心を知ることに活動の重きを置いてきました。 
今回の作品展は、そうした活動の中でIshiharaさんがウイスキーに惚れこむ理由となった「同じウイスキーという名前でも、その土地や文化によって大きく異なる世界観」を伝えることをテーマとし、自分の作品を通じてもっとウイスキーを好きになってもらいたい、と言う想いが込められています。

そのため、作品展では単に蒸留所の写真を飾るだけでなく、ウイスキーを取り巻く環境や物語を紹介しつつ、そのウイスキーも同時に楽しめるように準備を進められています。
会場や日時は現在調整中で、23区内で12月中に開催。入場料は1000円程度を想定されているとのことで、ファンディングに参加していなくても来場することは可能。ウイスキーの方はオフィシャルのみならず、自身が所有するカスクサンプル、蒸留所限定のボトルなども提供できるように準備を進めているそうです。
流石に後者は物量に限りがあるので入場者全員分というワケには行かないでしょうけれど、まさに自身が感じたウイスキーの世界観を切り取って表現する"作品展"という企画になります。

インバーネス-エルギン間その1
グレンモーレンジ・ポットスチル
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(Ishiharaさんが撮影された写真の一部。ブログ記事用にまとめて提供頂いていますが、どれも雰囲気ありますね。しかし、猫かわいい、猫。)

Ishiharaさんとは今から約3年前にテイスティンググループを立ち上げたところからの繋がりで、以来何かとやり取りをすることが多くありました。
テイスティンググループでは蒸留所の写真や動画などを資料に、原酒の特徴、ハウススタイルを紹介されることも(下写真参照)。なんせウイスキープロフェッショナルの資格取得は勿論、新婚旅行は3回に分けてスコットランドを回っただけでなく、その後はバーボン、アイリッシュと各蒸留所を巡られていて、現地の知識は日本でも有数と言えます。
時には「訪問した蒸留所への愛」故に、喧々諤々とした議論になることもしばしば。。。それだけ真剣にウイスキーのことを見ている愛好家の一人だと感じています。

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(以前開催されたフォアローゼズを中心にバーボンを勉強する会。メインは蒸留所の写真や動画を使ったバーボン講座と、現地調達いただいた蒸留所限定のレシピ違いシングルバレル・プライベートセレクション。)

なおクラウドファンディングの募集開始は昨日8/17ですが、なんと1日経たず目標金額を達成!作品展の開催はすでに決定しています。
この記事の更新予約をして経過を見ていたものの、とてつもない勢いに文末を慌てて書き換えている次第。。。Ishiharaさんの人望と、企画そのものへの期待の大きさが伺えます。
ただ本音を言えば目標額の20万円を飛び越えて、数倍規模でのサクセスを達成して欲しい企画だと思っていたので、ここからがスタートライン。どこまで規模が大きくなるか、12月の開催が今から楽しみです。
皆様、引き続き応援よろしくお願いします!

カスクオブ白州 1989-2005 シェリーオーク 63% BAR無駄話にて

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THE CASK OF HAKUSYU
SHERRY CASK
Distilled 1989 Nov
Bottled 2005 Apr
Cask type Europian Oak Sherry Butt
700ml 63%

グラス:木村硝子テイスティンググラス
場所:BAR 無駄話
時期:不明
暫定評価:★★★★★★★(7)

香り:パワフルで強く鼻腔を刺激する香り立ち。ベリーやレーズンの甘酸っぱさ、濃く入れた紅茶、合わせて香木のニュアンスを伴うウッディネス。徐々にこげたような苦味も伴う。

味:濃厚な口当たり。リッチなシェリー感で、カカオチョコレート、ドライクランベリー、焼き芋のこげた皮、じわじわとタンニン由来の渋みが支配的に。余韻はビターでドライ、多少の引っかかりはあるが、ダークフルーツケーキの甘みと鼻腔に抜けるドライフルーツのアロマ。ウッディーなタンニンと粘土質な癖を感じつつ長く続く。

約15年という熟成年数ゆえストレートでは少々やんちゃ、余韻にはピート由来か粘土のような癖があるものの、樽感は実に濃厚でパワフル。スパニッシュオークの香木系のニュアンスと、ジャパニーズらしい濃いウッディネスが特徴的。少量加水すると香味共に開きバランスが良くなる。あるいは葉巻を合わせてじっくりと楽しみたい。


白州でシェリーカスクと言えば数年前まで1年に1度リリースされていたオフィシャルのシングルモルトがありましたが、今回のボトルはその原型とも言えるシングルカスクリリース。
前者のリリースよりも、スパニッシュオークらしさのある香木香を伴う濃厚なウッディネスは、一見して白州というより山崎のそれと近い印象を受けるものの、酒質ベースのトーンの高さと粘土やゴムのような独特な癖がシェリー感の裏に潜んでおり、異なるキャラクターも感じます。

この手のシェリーカスクはストレートでは濃厚でウッディネスも強く、スムーズな飲み心地とは言い難い原酒ですが、この原酒がミズナラ原酒と合わせてサントリーのブレンドを作る上で必要不可欠なパーツ。近年不足しているが故に、響21年クラスの生産に影響が出ているんですよね・・・。(最近は蒸留所の有料試飲からも原酒がなくなったようですし。)

モノは4年熟成のスパニッシュオークシェリーカスクから厳選していたと聞きましたが、確かにこのクラスのシェリー樽をサントリーの生産規模に合わせて安定的に手に入れるのは難しいと言わざるを得ず。今後益々、気軽に飲めなくなるタイプのモルトなのかなと感じています。


さて、今日の更新はボトルだけでなく、飲んだ場所(BAR)紹介の二部構成。今回は茨城県下妻某所、個人宅に整えられたホームバーでテイスティングさせて頂きました。
先月、このBARの主である住谷さんからブログにコメントを頂き、メッセージをやりとりをする中で、だったらウチに遊びに来ませんかと、オトコのロマン溢れる空間"BAR 無駄話"にご招待頂いたのです。

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BAR無駄話は、以前ウイスキーワールド誌に掲載されたり、FBのタイムラインでウイスキー仲間が投稿していたりで、存在は知っていました。
ただ言うて個人宅でしょと、気に留めていない部分があったのも事実なのですが、いざ訪問してみるとバーカウンターから椅子、棚、グラス、そしてそれとなく置かれている調度品の数々に至るまで、住谷さんが収集された一点モノが多数あり、その一つ一つがオーセンティックな雰囲気を作り出しているのです。(ニト○で買い集めるだけじゃ、こうはいかないんですよね。。。)

まさに玄人はだし。あるいは個人的な趣味だからこそできる、手間の掛け方とも言えます。
住谷さんは30年ほど前からウイスキーに開眼されており、特にジャパニーズウイスキーを中心に飲まれていたとのこと。当時のジャパニーズは不遇の時期です。写真のバックバーには写っていないセラーや収納スペースから、出てくる出てくる秘蔵ボトルの数々(笑)。
この特別な空間に、業界関係問わず友人、知人を招いて日々交流する。お世辞抜きに素晴らしい趣味だと思いますし、将来自分もこんな空間を持てたらいいなぁとか考えてしまいます。

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今回は雨上がりの夕方から、テラスで軽食をハイボールとともに。そしてその後はホームバーでじっくりと秘蔵のウイスキーを楽しむ。大変充実した1日となりました。
そして宴は1夜を挟んで翌日まで続くのですが。。。それはまた後日の更新で。
       

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