【ご挨拶】今年も大変お世話になりました【1年間振り返り】
こんばんは、くりりんです。いよいよ2016年も後わずか、皆様飲み収めは何を飲まれてますか?
(注意:フィギュアはイメージです。本体はちゃんと髪も鼻もあります。)
帰省する新幹線の中でまとめ記事を書ききって、気分はすっかり年末モードですが、最後に今年一年の「お礼と謝罪」を述べて、2016年最後の更新としたいと思います。
今年も様々な出来事がありました。
ざっくり思い返すだけでも、1ヶ月に1度、何かしら業界の動きや注目のリリースがあったように思います。(本記事最下部参照)
そんな中で、本年の当ブログは更新総数約450本(うちレビュー記事は約360本)という情報発信に対し、1年間の総アクセス数は約300万と、大変多くの訪問を頂きました。
特に当ブログが積極的に発信しているオールドブレンデッドについては、このブログの記事がキッカケで魅力に目覚めた方も少なからずいらっしゃるとの事。嬉しく感じるとともに、時折「なんだよ、このボトルの情報載ってないのかよ」という思念がモニタ越しに感じられることもあったように思います(笑)。
まだまだ掲載していないボトルもありますから、来年はさらに充実させていきたいですね。
また、活動を通じて繋がりが出来た事から、情報交換をしたり、サンプルを交換したり、ブラインドの出題を頂いたりする事も昨年以上に増えてきました。
大外しする事もあり、大正解する事もあり、まあ1番の目的は素の感想を伝える事なのですが、カウントしていた今年の正答率は20/49で、4割ちょっと。来年は5割を目指し、もう少し精度を上げたいところです。
さて、ここで本記事の目的が「感謝」だけでなく、なぜ「謝罪」か、というのもくりりん人形の背景が雑然としている事にご注目ください。
これ、今年交換等で頂いたサンプル達(一部)なんです。
「飲みきれませんでした、大変申し訳ありません!(;´Д`)」
年末にかけてさらに機会が多く、特にブラインドとして頂いたもので来年に持ち越してしまったモノは、深く謝罪申し上げます。
言い訳すると、仕事の関係で平日時間が取れない時も結構あり、ブログの更新だけで手一杯に。。。コメント返信も滞ってる事が多々ありますし。いやホント、時間が欲しい。
もちろん本業第一、趣味としての活動ですから線引きはせざるを得ないのですが、時間の確保は目下最大の課題であります。
こんな体たらくではございますが、2017年も素晴らしいウイスキーライフの一助となる活動が出来ればと思いますので、何卒よろしくお願いします。
最後に2016年の締めとして、貯蔵開始(2014年12月)から2年となった、我が家のマイ樽について、その状況を紹介したいと思います。
使われている原酒は秩父MDCサンプル、ハイランドパーク、マッカラン、クライヌリッシュで最短が秩父の2年10ヶ月のものですから、年が開ければいよいよトータル5年モノというところまできました。
写真左の小瓶が樽詰め時点、グラスが現在、色合いは追加熟成1年経過時点からそれほど濃くはなっていませんが、香りは非常に良くなりました。
まるでキャラメルを思わせるバーボン系のオークフレーバーで、余市や宮城峡の長期熟成に感じる甘い樽香にも通じるものがある。未熟なアロマはほとんどなく、正直今がピークと言えるほど、かなり良くなったと思います。
一方で味は樽材由来のウッディネス、渋みが強く出ていて、余韻もドライに。まあ5リットル樽での熟成ですから当然ですね。
重量は昨年12月の時点で8.5kg(スタート時9.4kg)だったものが7.3kg、今年1年間で1.2kg、約半分に近い計2.1kgが天使に飲まれたことに。。。
ここでボトリングするか、それとも熟成をさらに続けるか、何れにせよ美味しく頂くには来年は何かしらウイスキーをプラスして調整しないといけません。これがミニ樽の難しさですが、やはり実際に熟成の過程を経験出来ることで、飲み手として得られるものが本当に多いですね。
以上、そんなことを実家(妻方)で考えながら、2016年のまとめを終えたいと思います。
あ、これから頂いたコメントに返事もします。遅レスで申し訳ござしません。
それでは月並みではございますが、皆さま酔いお年をお迎えください。
2017年も本ブログを、どうぞよろしくお願いいたします。
【2016年の主な出来事まとめ】
1月:本坊酒造、津貫蒸留所の建設発表。
グレンドロナック15年終売。Saga25周年記念ボトルが信濃屋から発売。
2月:ウイスキーアプリ、ハイドアウトクラブが公開。
スプリングバンク16年ローカルバーレイ発売。山崎シェリーカスク2016発売、転売騒動勃発。
木内酒造、額田蒸留所が蒸留開始。
3月:WWA2016発表、カヴァラン2年連続戴冠。
キリンがウイスキーラインナップを札新、富士山麓樽熟原酒など発売。
笹の川酒造安積蒸留所が試験蒸留を開始。
ガイアフローが静岡蒸留所の建設発表。
ウイスキーショップW閉店。
4月:ベンリアックサントリーが響やマッカランなど33品目を値上げ、黒角などが休売。
ブラウンフォーマー社がベンリアックグループを買収。
ラガヴーリン8年200周年記念ボトル発売。松井酒造が倉吉シリーズを展開開始。
5月:アードベッグダークコーヴ、ラガヴーリン18年200周年記念ボトル、ウルフバーン3年など発売。
6月:イギリス国民投票でEUからの離脱が決定、ポンド及びユーロが暴落。
若鶴酒造から三郎丸55年が発売、同蒸留所リニューアル計画始動。
7月:ウイスキーテイスター吉村氏がM's Tasting Roomをオープン。
ニッカウイスキーがラインナップ整理、蒸留所限定で鶴NAをリリース。
8月:土屋守氏がジャパニーズウイスキーの基準の整備並びに日本ウイスキー協会(JWA)の設立を宣言。
サントリーがグレンギリー12年の正規取り扱いを終了。
9月:キルケラン12年、アードベッグ21年、ラガヴーリン25年など発売。
静岡蒸留所がウイスキー製造免許取得。
10月:ジムマーレイ・ウイスキーバイブル2017でブッカーズ・ライが世界一を獲得。
笹の川酒造、安積蒸留所が本格稼働開始。京都蒸留所がクラフトジン、季の美を発売。
11月:北海道、厚岸蒸留所が本格稼働開始。鹿児島、津貫蒸留所が本格稼働開始。
若鶴酒造がクラウドファンディングで設定していた2500万円を大幅に上回る3500万円以上を集め、目標達成。
ブラックニッカブレンダーズスピリット、ジャックダニエル150周年記念ボトル、響35年など発売。
12月:滋賀県長濱蒸留所が稼働開始。
ウイスキーワールドが12月号をもって休刊。