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VERY FINE OLD TENNESSEE BOURBON WHISKY
THE WHISKY AGENCY
For 10th Anniversary
Aged 14 years
Distilled 2003
Bottled 2018
Matured in a barrel
700ml 49.6%

グラス:
場所:BAR 水楢佳寿久 (MIZUNARA CASK)
時期:不明
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:しっかりとしたウッディネスを感じるメローで濃厚なアロマ。メープルシロップやキャラメル、バニラ、奥には焦げたゴムと溶剤、ワックスを伴う。

味:ねっとりとした口当たり。チャーオークのキャラメルを思わせる甘いウッディネス。チェリーのシロップ漬け、微かにハーブ。余韻は焦げ感とえぐみを感じるウッディネス、スパイシーでビター。長く続く。

濃厚なバーボンウイスキー。フルーティータイプではなくウッディでスウィートなタイプだが、熟成年数からかえぐみや強いウッディさも相応にある。
加水するとゴムや溶剤っぽさが強くなり、マイナス1ポイント。ストレートで。


ウイスキーエージェンシーが10周年記念でリリースした1本である、バーボン(テネシー)ウイスキーのバレルプルーフ&シングルバレル。
プロデザイナーによるラベルデザインが同社リリースのウリの一つらしいのですが。。。まあ確かにインパクトはあるよねってことで外観はさておき、重要なのは中身です。(こういうとこも味覚以外に、感性の違いを感じるなあ。)

その中身について、ラベルは蒸留所表記がなく、テネシーのみの記載。これまでも何種類かリリースされていたと思いますが、どれも蒸留所はオープンにされていなかったと思います。
14年という熟成期間はアメリカンウイスキーでは長熟の部類に入る熟成で、樽感はいい部分も悪い部分もしっかりという構成。樽由来 バニラ系の香味甘みの強さに加え、強いウッディさなど、テネシーの有名どころで考えればジャックダニエルっぽ いのですが。。。
んー10年越えてるアメリカンは樽が強くて判別つかないですね。正直なところよくわかりません

何れにせよボトラーズバーボンはラムやコニャック同様、ここ数年でちょっとずつリリースが増えてきている印象で、スコッチ系統に比べてその筋のリリースが少ないジャンルにあって、外観、中身共に新しい価値創出につながる可能性を秘めていると感じています。


先週末、ちょっと風邪をこじらせてしまい記事をUPしそこねてしまいました。
ストックのない状態でスタートしたので、今週はちょっと辛いブログ運営になりそうです(汗)。