カテゴリ:
ARRAN
PRIVATE CASK
THE WHISKY HOOP
Aged 15 years
Distilled 2001
Bottled 2017
70ml 52.3%

グラス:テイスティンググラス(名称不明)
時期:開封後数ヶ月程度
場所:BAR Main Malt
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:ドライな香り立ち、ココナッツ、ドライアップルやファイバーパイナップルのオーキーなアロマ。乾いた木材、若干の溶剤的な刺激も伴う。

味:とろりとした口当たり、バニラや蜂蜜、乾いた麦芽を思わせる甘みとほろ苦さ、舌の上にねっとりとバーボンオークの黄色系果実。
余韻はドライで微かな干し草を思わせるウッディさ、オーキーなフルーティーさを伴い長く続く。

素直なアランの酒質にどバーボン樽という樽感主体ながら間違いないのない構成。若干ギスギスした部分もあるが、好ましいオーキーな甘みとフルーティーさが豊富で、少量加水のするとバニラ系の甘み。価格的にも使いやすい1本。


Whisky Hoop がリリースしたアランのプライベートカスク。美味しいとの評判を耳にしていたので、機会があったら飲んでみるかと思っていました。
このアランはバーボン樽由来のバニラ、ココナッツ、そしてドライパイナップルあたりを連想させるオークフレーバーが余韻にかけてしっかりと、そしてねっとりとした粘性を伴って舌に乗っかるように感じられ、非常にわかりやすく美味しい味わいに仕上がっていました。
フープさん、ハイパといいラフといい、カスクチョイスの意図がわかりやすく、評価の高いリリースが続いてますね。

ボトラーズリリースでは、こうした美味しいボトルが突発的にリリースされる場合と、この蒸留所ならこうだよねというキャラクターの範囲の2パターンがあるわけですが、アランの酒質で考えれば後者。バーボン樽ベースで近いベクトルのボトルがないわけではないですし、条件さえ揃えば今後もリリースされると考えられます。

その意味で、アランは安定感が売りとも言えます。創業直後は芳しくなかった評価も、近年は安定して美味しい蒸留所の一つと言えるようになりましたし、オフィシャル10年から同じベクトルにあるのは流石だと思います。
強いていえば、スペイサイドだとグレングラントやらグレンアラヒーやらとキャラが被りやすく、個性を捉えづらいということ。。。でしょうか。

脱線しますが、ブラインドでアランを当てられる人が居たら、そのコツを伺いたいくらいです。