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LAPHROAIG
10 Years old
Umblended Islay Malt Scotch Whisky
1980's
750ml 25.4fl oz 90US.Proof

グラス:木村硝子テイスティンググラス
場所:BAR飲み(Y's Land IAN)
時期:開封後1ヶ月程度
暫定評価:★★★★★★★(7ー8)

香り:スモーキーで燻した麦芽香、干し草、魚介系の出汁っぽさ。薄めたキャラメルを思わせるほろ苦くも甘い香りに、ほのかにオレンジピールの要素も感じられる。
  
味:滑らかでややオイリー、コクのある口当たりからヨード、柑橘系のドライフルーツ、粘性のある土っぽいピートフレーバーが広がる。
余韻はピーティーでスモーキー、舌の上を包み込むようなニュアンスの柑橘、グレープフルーツ、ナッツの香味がピートと共に長く続く。

オフィシャルらしいバランスの良い飲み口に加え、厚みもしっかり感じられる完成度の高いボトル。43%仕様よりオイリーさが強い印象。現行品より強いラフロイグの個性が堪能できる1本。

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アンブレンデッド表記に時代を感じる、ラフロイグのオフィシャル旧ボトル。流通時期から推察するに、蒸留されたのはスコッチウイスキー業界初の女性マネージャーであるベッシー・ウィリアムソンの時代。

流通地域の関係か45%と度数が高めの仕様であり、イタリア向け43%仕様のほうは以前も何度か飲んだことがありましたが、今回のボトルとは樽構成が違うのか、単に保存状態の違いなのか。2%の度数違いとは思えないテクスチャーや香味の違いを感じます。

記憶が確かなら、43%のほうが華やかで土っぽさ、フルーティーさがメインにあり、今回の45%のほうはオイリーでコクがあるといった具合。ただ当時のラフロイグは向けや年代で多くのリリースがあり、度数では一概に測れない話でもあるわけですが、少なくとも今回のボトルがNGという話ではなく、総じてレベルは非常に高い。当時はこれらがスタンダードレベルだったという点に、ただ驚愕するばかりです。

ここ1週間強をかけて紹介してきた、BAR IANのウイスキーラバーズ名古屋2018向けボトル。イベントはいよいよ今週末開催。自分が紹介する予定のボトルは、そこまでに全部掲載していく予定です。
当日のIANブースのメインは、何と言ってもこのラフロイグ10年を筆頭に、上記写真のプライムモルトシリーズ。
一部ラフロイグではないと思われるものも混じっていましたが、それをあれこれ考えるのも面白い。また、複数のオールドラフロイグを世代毎にテイスティングできることは、現代では得難い経験だと思います。