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CAOLILA
Whisky Lovers Nagoya 2017
Aged 9 years
Distilled 2007
Bottled 2016
700ml 50.3%

グラス:木村硝子テイスティンググラス
場所:自宅
時期:開封後3ヶ月程度
評価:★★★★★★(6)

香り:焦げたようなスモーキーフレーバーを伴うクリアな香り立ち。ツンとしたアルコール感や溶剤を思わせる刺激がギスギスとした硬いイメージに繋がる。ほのかに根菜っぽい土っぽさ、時間経過でシトラスやレモングラスの爽やかさも開いてくる。

味:とろりとした粘性に加え、ピリピリとスパイシーな口当たり。麦芽風味と香り同様に焦げたようなスモーキーさが鼻腔に届く。微かに乳酸系の酸味、ヨード、焦げた木材のほろ苦さ。
余韻はほろ苦く、スモーキー、序盤の刺激を伴い長く続く。

口当たりで感じるコクのあるボディは、加水するとよりクリアで爽やかな香味に。硬さに繋がっていた要素が収まり、麦芽由来の香味も開いてくる。


BARよっちさんから頂いた、ウイスキーラバーズ名古屋2017の限定ボトル小瓶第2弾。
実は3種のうち、このカリラだけは別途飲んでいたのでテイスティングは2度目ですが、最初に飲んだ時は持ち寄り会の結構がばがば飲んでいる中だったので、ちゃんとし飲むことが出来て良かったです。

安定のカリラ、という一言に尽きる若いアイラらしいフレーバー。スペックと中身の関係は平均的なレベルで、樽感は淡く、酒質ベースの香味が主体的。特段裏切られるようなことも、期待以上の何かということも無いと感じます。
ただ、これは現時点での評価であって、今高評価を受けているバロックレイド時代のカリラなど、案外ボトリング当時はこういうピッチピチな味わいだったのではないかとも。最近リリースの増えてきた短熟のカリラは、ボディの軽いものも少なくない中で、口当たりのとろみ、麦感などから20年、30年先の可能性のあるボトルだと感じます。

ちなみに、既にイベント会場等において完売となった、このウイスキーラバーズ名古屋2017の記念ボトル3種(グレンギリー、カリラ、ブラックスネーク)ですが、2017年6月18日に福岡で開催される、ウイスキートークにおいて少量追加販売されるとのことです。

参照:ウイスキートーク福岡2017

最近、日本の各地域でこうしたイベントが開催されており、それが観光需要に繋がるなど、地域活性化にも貢献している模様。
ウイスキーラバーズ名古屋は入場規制が発生するほどの盛況ぶりで、改善点は大いにあるとしても、その盛り上がりは説明不要と言えますし。他のイベントでは、秩父ウイスキー祭りなんて約3000人が訪問するというから、ウイスキーの持つ力と現地の魅力のコラボは凄いと言わざるを得ないですね。

イベント開催に関わられている皆様の苦労には頭が下がる想いとともに、引き続き日本のウイスキー業界を盛り上げていってほしいと思います。