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いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。
本日3月3日で、当ブログ「くりりんのウイスキー置場」は開設から丸2年を迎えました。
更新予定の記事、交換頂いたサンプルなどはまだまだたくさんあるのですが、今日はこの2年間を振り返ると共に、3年目の活動予定や、ブログ活動にご協力いただいている皆様を紹介する場とさせていただきます。

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本日の記事はテイスティング目的ではないので、BARに陣取り1ヶ月に1本のお楽しみであるシガーに着火。今日のシガーは自分の好きな銘柄、ロメオ・イ・フリエタ(ロミオ・Y・ジュリエット)のチャーチルです。
ホヨーといいロメオといい、シガー初心者な自分はマイルドな甘さと適度なウッディネスを感じられる葉巻が好み。チャーチルサイズともなると喫煙時間はゆうに2時間近くは取れるわけで、2年間の活動を振り返るには充分です。
 
喫煙者逆風の昨今ですが、シガーの世界も奥が深いです。ありがたいことに我が家にはウイスキー繋がりで入手した名だたるシガーの数々があって、もっと頻度を上げて吸ってしまって良いのですけど、シガーを吸った後はテイスティングの感覚がいつもと違ってしまうので、1日休むようにしています。
とすると記事のストックが進まなくなってしまうのが難点で、休肝日前の夜とか、その辺りで1ヶ月に1~2本というのが今のペース。(なお紙巻は一切吸いません。)
こうした嗜好品も2年間で引きずり込まれてしまった趣味の世界、ウイスキーから派生して様々な出会いがあったうちの一つです。
その上、業界の大御所とも言える島地さんと繋がりを作らせてもらったというのも、人生の財産と言える出来事だったと思っています。

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繋がりといえば、お気づきの方も多いと思いますが、今年に入ってから当ブログは、K67さん、そしてT.Ishiharaさん、2名の愛好家から記事の補足用にビジュアルを提供いただいております。

K67さんは、「酒は人生の妙薬」を更新されているブロガーでもあります。 
自身でスコットランドを旅行された際に撮影された写真の数々をまるっと提供いただいており、その構図の素晴らしさ、雄大なスコットランドの景色には思わず息を呑んでしまいます。
その感動は、これまでの更新のみならず、例えばスカイ島とオークニー島、上記2枚の写真で充分伝わるのではないかと。
また同氏のブログはテイスティングのみならず、分析記事など面白い内容の記事が揃っていて、是非一度ご覧いただければと思います。




T.Ishiharaさんはブログ活動はしておらず、主にFacebook中心。現地で撮影した写真に多少の加工を加え、よりその魅力をわかりやすく、ひとつの作品とされているのが特徴。伝わってくるメッセージがはっきりとして、ある種の絵画のような魅力があります。
また、スコットランドのみならずアメリカの蒸留所も多数訪問されており、日本では中々知ることができない現地の様子がわかる映像や写真は、貴重な資料として重宝しております。

この他、ビジュアル以外にも業界に関する様々な情報に加え、サンプル交換、テイスティングの機会等をいただいているウイスキー仲間の皆様にはただただ頭の下がる想いです。
色々制約があり、満足に動けない歯がゆさはありますが、今後ともよろしくお願いできれば幸いです。

アクセス数推移
そうした皆様のご協力の結果、2年間の振り返りで一番わかりやすい指標はブログの注目度、アクセス数でしょうか。
ライブドアの解析機能は中々優れていて色々な分析に使えるのですが、これまでのアクセス数を、1ヶ月毎に30日換算でグラフにしたのが上の図です。
見事に右肩上がり、昨年4月頃から9月くらいまでは、職場の変化もあって体力的に厳しい時期もありましたが、その後再上昇に転じ、いよいよ大台である1日1万、月間30万が見えてきました。
これも全て、自分1人ではできなかったことです。

さて、今日からこのブログは3年目となるわけですが、基本的に自分のスキルアップとしてテイスティングを書き溜めて公開していくスタンスは変わらないまでも、ただ飲んで記録するだけでなく、技法であるとか、今まで感じてきたことをまとめるような記事を増やしても良いかなと考えています。
例えば、テイスティングのにおける「塩味」とか。塩味のするモルトはスプリングバンクやアイラモルトなどが有名ですが、海辺にある蒸留所は他にもあるのになぜ違いが出るのか・・・など、答えが出せるわけではありませんが、徒然と疑問点を書きまとめてみるのも面白そうです。
書こう書こうとしてかけていない、シェリー樽に関する考察なんかも良いですね。

また、テイスティング研鑽の一環でブラインドテイスティングを積極的に行なっているわけですが、ウイスキー仲間との交換以外にとある酒販に協力頂いて、一月に1本以上のブラインド出題を外注しようと調整中。
これも3年目の活動の一つにできればと考えています。



そんな当ブログが3年目を迎えた今日ですが、ちょうどウイスキー文化研究所が発行する新雑誌、ウイスキーガロアの創刊号が発行され、昨日辺りから徐々に書店に並び始めた模様です。
同誌は昨年まで発行されていたウイスキーワールドと同研究所の会報を合わせた後継誌で、日本を拠点とする中では唯一の定期購読出来るウイスキー専門紙。その中ではニューリリースのテイスティングコーナーも当然あるわけですが、メインテイスターに「ストイックなドリンカーの日々」でおなじみのT.Matsukiさんと、先日このブログで紹介させていただいたBARリベットのマスター静谷さんが就任されています。
お二方は自分と同世代。その実力については折り紙付きで、もはや疑う余地もない人選であるわけですが、こうして自分に近い年齢の方々が第一線で活躍されるのは、それだけで良い刺激になります。

昨晩はまさにそのBARリベットに再訪し、紫煙をくゆらせていたところ。
2周年を祝ってマスターからは写真のグレンリベット セラーコレクション1980、常連のハチマキさんからシャンパンのご相伴を頂いただけでなく、同席していた愛好家の方々と新しく交流を広げることも出来ました。
3年目に向けて良い弾みとなる、本当に楽しい夜でした。
皆様今後ともよろしくお願いします。