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現地時間2017年1月31日、Spirits Businessがボウモアのラベルチェンジに関する記事を掲載しました。
対象となるのはノンエイジのNo,1 Vaultsから12、15、18、25年のスタンダードラインナップ。(これによりダーケストが終売。)
記事中には2月にロールアウトすると書かれているので、このブログが掲載されてそう遠くないあたりで日本でも公式発表があるのではないでしょうか。

ウイスキーに限らず・・・ではありますが、「ラベルやボトルデザインの変更があると味が変わる」という法則があります。
そうでなくてもこれまでボウモアはラベルチェンジと共に大きく味わいの変化があった蒸留所。加えて、直近では12年など、見えないところで変化もあったくらいですから、まず間違いなくレシピを変えてくるのではないかと考えます。

ただ、変化することが全面的に悪いとは言いません。結局のところ、それがいい変化かどうかが問題です。
No,1なんてリリースされたのか・・・とか、15年色濃いな・・・とか、あと価格とか、気になるところは多々ありますが、個人的に最も気になるのが18年。現行品18年の構成原酒は、単純計算では近年のボウモアで高い評価を受ける1990年代の蒸留時期にありながら、1980年代のラベンダー系のパフューミーなフレーバーが未だに残っています。
(写真1枚目、ボウモア18年の現行品。昨年テイスティングしたロットにはパフューミーな要素が残っていた。)
(写真2枚目、ソサイエティの1998ボウモア。このボトルは1993年の当たり年に匹敵するという売り文句で、確かに果実味が充実。)

もし今回のラベルチェンジをきっかけとして、1980年代の原酒から完全に脱却し、1990年代蒸留オンリーとなったら・・・。蒸留時期は単純計算1998年や1999年、これは1990年代でもフルーティーさに定評のあるビンテージですから、ちょっと期待してしまいますね。
昨年、18年をテイスティングした際に、後1〜2年後のロットを飲んでみたいと感じましたが、ついにその時がくるのか。

ちなみに少し前、スプリングバンクでもラベルチェンジの発表がありました。
思い返せば毎年この時期はラベルチェンジの発表が多いような。
ただ、今回のラベルも、そのスプリングバンクのラベルも、自分の感覚だとかっこいいとは言い難いんですよね(汗)。
ボウモアのほうは蒸留所の白い壁をイメージしたラベルだそうで、なるほどと思う反面、昔のほうがよかったなぁと感じてしまうのは・・・。
いや、重要なのは中身。上述の通りラベルチェンジだからと言って、味が変わると悲観するばかりじゃありません。
リニューアルしたボウモアの国内流通が今から楽しみです。